移籍市場最終週のアーセナルの獲得と放出
エディー・エンケティア
アーセナルとノッティンガム・フォレストはエンケティアの移籍金に関して合意したものの、エンケティア本人とフォレストの間で条件面の折り合いがつかず、この移籍は実現しなかった。
彼はこれに関して批判を受けているが、これに関して『エンケティアは貪欲すぎる』とレッテルを張るのは少々アンフェアではあるように思える。
条件面の詳細はわからないし、もしかするとクラブや監督、フォレストのプロジェクトが気に入らなかったのかもしれない。
そして、この移籍破談になったという報道が出たすぐ後にクリスタル・パレスが獲得に動いていると報じられ、もしかすると、これも影響した可能性はある。
エディーはロンドン生まれロンドン育ちだし、もし選べるのであればイングランド中北部で暮らすよりもロンドンに残ることを選ぶだろう。いずれにせよ彼は今夏の移籍は既定路線のようだし、今後の展開を見守ろう。パレスは悪くない選択であるように見える。
アーロン・ラムズデール
サウサンプトンからの興味が報じられていたが、どうやら彼らはフェイエノールトからジャスティン・バイロウを迎え入れるようだ。
他にラムズデールが移籍する可能性があるクラブはどこかあるのだろうか?
ウルブズが興味を示しているという報道もあったが、もしかするとチェルシー戦の結果を受けて、むしろDFを補強した方が良さそうだと気を変えたかもしれない。
現時点でラムズデールの移籍先がどこになるのか、どういう形態でのものになるのか予測は非常に難しい。
アーセナルが完全移籍での放出を望んでいることは間違いないが、アーセナルが設定している評価額とラムズデールの給与を考えるとこれはかなり難しそうだ。
リース・ネルソン
私はもうかなり前から、リース・ネルソンは自分のキャリアのために、どこか定期的にプレイできるクラブに移籍すべきだと言ってきた。
だが、現時点でどこかから興味を寄せられている様子はなく、移籍市場最終盤には多くのことが起こりうるとはいえ、現実的なのは買取オプション付きのローン移籍で、ローン先で結果を残すことのように見える。
もし今季もネルソンがアーセナルで散発的な出場機会を得るだけに留まるのであれば、彼はさらに停滞してしまい、アーセナルにとっても、彼を売却するのが難しくなるのではないかと心配だ。
ヤクブ・キヴィオル
何か具体的な話が進んでいるというわけではなさそうだが、今のアーセナルの左サイドバックと左CBの人員を考えると、キヴィオルの放出は理に適っているように思える。
彼はプレミアリーグでも国外のリーグでも、十分にレギュラーとしてプレイできるレベルにあるし、今週何か動きがあるかもしれない。
ファビオ・ビエイラ
彼のローン移籍により、イーサン・ヌワネリにより多くの出場機会を与えられるようになるのは間違いないだろうが、この移籍は少しサプライズでもあった。
ビエイラのここまでの起用のされ方を考えれば、そこまで驚きではないと言えばないし、確かにローンで彼をより多くの試合に出場させるというのは理に適ってはいるが、一方で、これはアーセナルのコーチ陣がヌワネリがファーストチームで既にローテーション要員を務める準備が整っていると判断した、ということも意味している。
ただし、プレシーズンでは結果的に既にヌワネリがサカの控えのような役割を務めており、ここからさらにもう一枠が開くことになる。今後ヌワネリ以外に誰がベンチ入りすることになるかは興味深い。
今夏に放出がありそうなのはこれくらいで、これ以上は、断るには惜しすぎる高額のオファーが届き、かつその代役の獲得が容易である、のような条件がそろわない限りアーセナルが選手を放出することはないだろう。
選手獲得
ミケル・メリーノのアーセナル移籍はほぼ完了しているようで、近々アナウンスがあるだろう。
もしラムズデールがアーセナルを去るのであれば、その代役となるGKの獲得が必要で、候補として噂されているのはエスパニョールのジョアン・ガルシアだが、彼はまだ23歳で、もしラムズデールに代わってガルシアを獲得するとなると、ラヤ以外のGKは少し経験不足が目立つ陣容となる。
その後ろに控えるアヤックスから獲得したばかりのトミー・セットフォードはまだ18歳だし、もう一人くらいベテランGKを獲得する余地はありそうだ。もしウルブズが本気でラムズデール獲得に動くのであれば、その取引にダン・ベントリーが含められる可能性もあるだろうか。
そして、もう一つの問いは、アーセナルは前線に更に選手を加える必要があるか、というものだ。
土曜日の試合はその必要性を示していたように思う。
ベンチを眺めてみても、トロサール以外に試合を変えてくれると自身をもって送り出せるような攻撃的なオプションは見当たらず、ジェズスのけがは深刻なものではないようだとは言え、これはクラブに彼が常にコンディションが整っていると期待するのは少しリスクがあると思い出させたことだろう。
ここからニコ・ウィリアムズのような大型補強に動き出すのは現実的でないようには見えるが、それでも何かしらの前線の補強は必要に思える。それが誰かは全くわからないが、移籍市場最終日が近づくにつれて妥協も増えるだろう。
いずれにせよ、アルテタ、エドゥ、補強チームが何かしら興味深いオプションを今週用意してくれていることを願おう。
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