アーセナル2023/24シーズン中間採点 FW編
選手採点
GK, DF, MF編はこちら!
ブカヨ・サカ: 7
昨季のパフォーマンスが圧倒的すぎたというのもあり、かつウィンターブレイクに突入する前の期間でかなり得点が減少してしまっていたのは少々心配ではあるが、それでも前半戦全体で見れば、きつくなっているマークに苦しみながらも6ゴール7アシストと得点アシスト合計ではチームトップの数字を残している。
これはそのまま倍にすればシーズン2桁得点2桁アシストを超えるペースなので、そこまで心配することもないのかもしれない。ウィンターブレイクでのリフレッシュも経て、後半戦での更なる活躍に期待したい。
マルティネッリ: 5
プレイ自体はそこまで悪いわけではないと思うが、ジャカの退団、またジェズスがサイドでプレイすることもあったこともあって、左サイドのメンバーがなかなか定まらないことの影響もあってか今季ここまでリーグ18試合で2得点2アシストにとどまっている。
継続して相手の脅威にはなれているし、チャンスに飛び込むこともできており、またすぐにマルティネッリからレギュラーを奪うような選手も見当たらないので、マルティネッリがどれだけ得点とアシストを増やせるかは後半戦のアーセナルの攻撃の鍵となってきそうだ。
トロサール: 6
途中出場などから機会を得た試合では得点やアシストといった結果は残せてはいるが、マルティネッリとのスタイルが違いすぎることもあって、継続して先発するには至っていない。左8番での起用もあったが、これもそこまで機能していたとはいいがたく、ここまでの所一番輝いていたのはトップでの起用時だったように思われる。
ユーティリティ性が高いが故にそのうちのどのポジションでも絶対的な立場を確立できない、という便利屋のジレンマをこれから覆せるだろうか。
リース・ネルソン: 4
カップ戦を除けばほとんど出場機会を得られておらず、あまり監督からの信頼が得られていないように見える。スミスロウと同じく、このままいくと移籍の可能性が高いのではないかと思われるが、それなりの給与で契約延長を果たしたばかりだけに、ネルソンの起用法もまた、少々首をかしげたくなってしまうケースの一つだ。
ガブリエル・ジェズス: 6
アーセナルのサイドの選手層が手薄なこともあり、今季は中央だけではなくウイングとしてもプレイしている。その影響もあってか、(CLでは絶好調だったものの)プレミアリーグでは3得点しか挙げられておらず、アーセナルの最前線のストライカーがこの得点数というのは他の部分の貢献があるとはいえ少し寂しい。
ジェズス自身のパフォーマンスが昨季と比べて大きく何か変わったというわけではないのだろうが、昨季はサカ・マルティネッリ・ウーデゴールの3人で分担して得点ができていたのでそこまで話題にならなかったストライカーの決定力不足がより目立っている、という形だろうか。
冬の獲得は現実的ではないかもしれないが、アーセナルはストライカーの大型補強を狙っているのではないか、という噂も現れ始めており、このポジションが今後どうなるかは注目だ。
エディー・エンケティア: 6
良くも悪くも控えストライカー、といった水準のパフォーマンスにとどまっている。ジェズスがサイドに回ることがあったり、得点力不足で物足りなさを感じさせたりしているのは本来エンケティアにとって非常に大きなチャンスのはずだが、先発出場時も一時期のような迫力は感じられず、チャンスを生かし切れていない。
ただそれでも5ゴール3アシストを挙げられてはいるし、上述の通りアーセナルにはストライカー補強の話があり、それとセットで、代役が獲得できればクリスタル・パレス等から興味を寄せられているエンケティアをアーセナルは売却するのではないかとも報じられており、今季後半戦はエンケティアのアーセナルのキャリアの岐路になるかもしれない。
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Posted by gern3137
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