選手採点 アーセナル vs トッテナム(A) プレミアリーグ 2022/2023 第18節
選手採点
アウェイのノースロンドンダービーで勝利、勝ち点8差をつけて首位独走へ・・・!
😍 We know you’ll want to watch this one again, Gooners
— Arsenal (@Arsenal) January 15, 2023
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GK
ラムズデール: 9 マンオブザマッチ
展開としては、アーセナルが優勢だった前半、トッテナムペースの時間が長かった後半、と合計で見れば大体互角程度だったように思うが、1.5程度のxGから2.41というシュート後xGを創出という決定力の高さを見せたトッテナム攻撃陣だった、この2.41点分をラムズデールはセーブ7本で全て止めてしまった。これは今季プレミアリーグの全試合中最高の記録となっている。
Aaron Ramsdale vs. Tottenham:
— afcstuff (@afcstuff) January 15, 2023
Shots on target faced: 7
Saves: 7
xG faced: 2.41
Goals conceded: 0
Man of the Match, @AaronRamsdale98! 💪 #afc pic.twitter.com/E23vgEUDMU
xGとシュート後xGに関する解説:
xGはシュートの時点のものなので、例えばxG0.5の大チャンスでもシュートが枠外に飛んでしまえば、そのシュートがゴールとなる確率は0なのでシュート後得点期待値は0となる。一方でxG0.02程度の遠い距離からのミドルシュートでも、枠の右上隅などに絶好の軌道で飛べばこれがゴールとなる確率はかなり高いため、シュート後の期待値が0.3-4となることも十分にありうる。
DF
ホワイト: 7
かなり気合が入っている様子だが流石ホワイト、冷静さは失わず、1試合を無失点でしのぎ切った。オーバーラップのタイミングなど、サカと連携しての右サイドの攻撃への貢献は去年までCBだったとは思えないほど。
サリバ: 7
いつも通りの幅広い守備範囲を見せ、はるか前線までプレスをかけに行く場面もあった。ガブリエルと協力し、トッテナム攻撃陣を抑え込んだ。
ガブリエル: 7
サリバと同じくソリッドなパフォーマンス。高い位置ではハリー・ケインに仕事をさせなかった。
ジンチェンコ: 8
後半クルゼフスキに苦戦する場面もあったが、なぜアルテタがジンチェンコをファーストオプションとして起用するのかがわかるような一戦だった。ビルドアップ時には落ち着き払ってボールを繋げ、華麗なドリブルでの持ち上がりなど、左の外から右の攻撃的なMFのようなポジションまで、神出鬼没にピッチ中に顔を出した。
普段の倍くらいヘディングで競り勝っていたのが印象的だった。
MF
パーティ: 8
少々パスミスもあったものの、試合を通して効いていた。何度か素晴らしい縦パスを落とした。相手からすればアーセナルの攻撃を止めるためにはまずパーティを止めなければ始まらないのだが、彼を止めるのは容易ではない。
決まっていればシーズン最優秀ゴール候補だったであろうとんでもない弾速のボレーでのミドルシュートを放った。
ジャカ: 7
今季のジャカのトレードマークともなっている最前線での貢献はそこまで見られなかったが、献身的に中盤で存在感を示し続けた。
ウーデゴール: 9
もともと素晴らしい選手であり、その才能に疑いの余地はなかったが、今季そのさらに上、異次元のレベルの選手になりつつある。一本目の枠内への良いミドルシュートは阻まれたものの、2本目を沈め、今季8得点、チーム得点王単独トップに躍り出た。
運動量も素晴らしく、何度かかなり低い位置まで下りてきてボールを前に進めるのにも貢献した。
FW
サカ: 8
常に右サイドで相手にとって脅威となり続け、オウンゴールを演出し、ウーデゴールへのアシストも記録。これで今季8アシスト、プレミアリーグではデブライネに次いでリーグ2位に立っている。
エンケティア: 8
得点こそならなかったものの、全体的には非常に良いプレイを見せていたように思う。フィジカル面でダービーのインテンシティにも全く問題なく対応して見せていたし、ボールを収めることもでき、かつ何度も良いチャンスに顔を出した。
いつの間に身に着けたのか、非常に軽やかなボールタッチも見せた。
マルティネッリ: 7
悪くはなかったと思うが、普段のパフォーマンスや前線のチームメイトと比べると比較的静かな一戦だったか。
交代選手
ティアニー: 6
ウイングに代わり、守備固め要員として登場。ベンチが続いており、ティアニー自身のモチベーションなどの部分では若干心配な状況ではあるが、問題なく仕事を遂行して見せた。
冨安: 6
ティアニーが登場した直後にジンチェンコに代わって登場。ティアニーと同じく試合を終わらせる手助けをした。ピッチの脇でウォームアップをしていた際にはロングスローを投げるパーティを邪魔するようなそぶりを見せたリシャルリソンを止める場面も見せた。
(スミスロウとビエイラは出場時間が短いため採点なし)
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Posted by gern3137
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コメント一覧
富安に関する日本での報道のされ方を見ると、ティアニーが何故自身の問題を理解できないのか分かる。多くのサッカー選手がそれで駄目になった。誰にも欠点はある。それを隠すことは可能だが、やらないとチームは決めた。ホワイトは理解した。現在の好成績はそこから始まっている。
スタメンのボール回しは明らかに未来的。とうとうここまで来た。