選手採点 アーセナル vs ウェストハム(H) プレミアリーグ 2022/2023 第15節

選手採点

2022年の締めくくり。アーセン・ベンゲルの見守る前で勢いはそのままに。

(アーセナル側のハイライトが埋め込み不可設定だったので、ウェストハム側の動画でどうぞ)

GK

ラムズデール: 6

PKの場面以外は特に仕事は多くなかったが、試合終盤に一本良いセーブを見せた。

DF

ホワイト: 7

リーグ中断前と全く変わらず右サイドバックとして先発。パフォーマンスもまるで中断などなかったかのように、攻守両面で非常に安定感があった。

サリバ: 6

W杯で決勝まで進出したフランス代表からアーセナルに合流したばかりだが、決勝トーナメントでは出場がなかったこともあり、即プレミアリーグ先発となった。

基本的には悪くなかったが、かなりタックルが遅れ足が相手にあたってしまい、PKを献上した。ただ、以前のオウンゴールの時もだったが、サリバがミスをすると何故かチームの攻撃が非常に活性化する傾向にあるのは頼もしい。

ガブリエル: 7

若干空中のボールへの対応が怪しげな場面はあったが、チームトップの成功タックル数3、ボール回収数9を記録。

ティアニー: 7

ベンチ入りはしたもののまだコンディションが万全ではないジンチェンコに代わり左サイドバックとして先発を果たした。そこまで見せ場が多かったわけではないがソリッドだった。

MF

パーティ: 7

未だかつてないW杯が途中に挟まるシーズンということで、ただでさえアーセナル移籍後怪我がちなパーティは怪我やコンディション面が懸念されたが、特に問題はなさそうだった。中盤で相変わらずの存在感を発揮し、チームトップタイのファイナルサードへのパス数10、CBの二人に次ぐパスによるボール前進距離を記録。

ジャカ: 7

前半は少し静かだったが、今季のジャカのトレードマークとなっている最前線での活躍は継続、マルティネッリのアシストを記録、今季の数字を3ゴール4アシストに伸ばした。

ウーデゴール: 9

チームメイトの多くがW杯に参加する中、ノルウェー代表はW杯へと参加しておらず、久々に試合が出来る喜びを表すかのような素晴らしいパフォーマンス。サカへのアシストはシュートのようでもあったが、アシスト期待値1.1という圧倒的な数字を残し、実際に2アシストを記録、今季はアシスト数が少し控えめとなっていたが、キーパス数5、チャンス創出アクション数9とウーデゴールの真骨頂と言っても良いプレイを見せた。

アタッキングサードでのボールタッチ数に加えて、プログレッシブパス数15、キーパス数5、チャンス創出アクション数9、と軒並みチームトップを記録。パス成功率も90%超えと高い水準をキープし、攻撃の中心となった。

また、枠内には飛ばなかったものの、シュートを6本放つ積極性を見せた。前線の3人に加えてこのウーデゴールがどれくらい得点を重ねてくれるかは、アーセナルが以下にジェズス不在期間を乗り切るかにおいて、重要なものとなりそうだ。

FW

サカ: 8

前半は素晴らしい一連の流れから惜しくもオフサイドで取り消されたシーンもあったが、ウーデゴールの強烈なシュートを非常に上手くトラップする形で得点。これでプレミアリーグ15試合で5ゴール6アシスト、二けた得点二けたアシストの可能性も大いにありそうだ。

エンケティア: 8

ジェズスの長期離脱により、前線の層が手薄となっているアーセナルだが、チャンスさえ与えてくれれば得点は決めて見せますよ、と言わんばかりに素晴らしいターンからアーセナルの3点目を沈めた。

今季プレミアリーグ初先発でいきなりゴールとなり、今後数か月はアーセナルの攻撃はエンケティアの調子にかかっているだけに、彼が勢いに乗ってくれればアーセナルにとっては非常に大きい。

マルティネッリ: 8

左サイド、確度のない所から逆足で素晴らしいゴールを決めた。チーム最も多くプログレッシブパスの受け手ともなった。

得点に関してももちろんだが、ドリブルでの局面の打開やチャンス創出に関して特に、ジェズスが居ない間はよりマルティネッリの果たす役割が重要になりそうだ。

(ジンチェンコ、ビエイラ、エルネニーは出場時間が短いため採点なし)

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Posted by gern3137