アーセナルのトップ4入り/優勝への道筋を考えよう

企画

以前から時々行っている、捕らぬ狸の皮算用企画、改めアーセナルが今季CL出場権を得るためには大体どれくらいの勝ち点が必要となるのかを踏まえて、今季プレミアリーグで必要な勝ち点を予想してみよう、という企画です。現在はアーセナルはリーグ首位、ということもあり、同時に首位争いバージョンも考えてみました。

トップ4/優勝に必要な勝ち点

まず直近のシーズンを見てみると、昨季優勝のマンチェスター・シティの勝ち点は93、4位トッテナムの勝ち点は71です。4位の勝ち点に関しては、ここ10年近くは65~70強程度で落ち着いており、今季ここまでも中上位は互いに勝ち点を奪い合う混戦となりそうな様相を呈しているので、恐らく今年もまた勝ち点70位が一つのラインとなりそうです。勝ち点72程度あればかなりトップ4入りの可能性は高いとみていいでしょう。

優勝に関しては、これまでは勝ち点80点代後半~90点程度で決着となることが多かったものの、最近はリバプールやマンチェスターシティが勝ち点98~100を叩き出すシーズンが続いたり(今のアーセナルの10戦9勝という圧倒的な成績をシーズン通して維持できたとしても勝ち点102-3なので、勝ち点100というのがいかにとんでもないものなのかがわかります)と、優勝ラインは少し高騰傾向にあります。

もし今季アーセナルが優勝争いに絡むとすれば、恐らくその最大のライバルはマンチェスター・シティになると思われますが、今季ここまでシティは10試合で勝ち点23なので、一試合勝ち点2.3ペースです。これが38試合続くと想定すると87.4なので、ここ数年と比べるとある程度優勝のチャンスはあると言えるかもしれません。

ここ最近のプレミアリーグの2強の一角であるリバプールも今季は調子を落としており、シティが例えば勝ち点90点代後半のような、以前ほどの圧倒的な数字を残せなかった場合に、その隙をついて台頭してきそうなチームが見当たらないのもアーセナルにとっては好材料と言っていいでしょう(というか、アーセナルこそがそのチームにならんとしているわけですが)。

ここまで過去の傾向や数字を紹介しておいて最後はただの直感なのは恐縮ですが、今季のトップ4入りの勝ち点ラインを72、優勝に必要な勝ち点を、シティがここまで10試合の平均よりも少し良い結果を残しながらも、ここ何年かの他を圧倒するようなレベルには届かないと仮定し、勝ち点90としましょう。

若干楽観的な気もしますが、ここ10年のプレミアリーグで2位のチームが勝ち点90以上を獲得したのは去年のリバプール(92・93のシティに優勝を譲った)と18/19シーズンのリバプール(97・98のシティに優勝を譲った)のみなので、勝ち点90は優勝チームとしてふさわしいものである、という仮定はそこまで的外れではないはずです。シティがそのさらに上を行かない限り、という枕詞つきではありますが。

アーセナルにはどれくらいの勝ち点が必要か

このトップ4入りに向けた72と優勝に向けた90という2つの勝ち点ラインを踏まえて考えてみます。まだ残り28試合あるので、流石に各試合ごとの勝敗予想などはしませんが、アーセナルは今季ここまでのビッグ6相手の試合はホームでリバプールトッテナム相手に勝利、アウェイでマンチェスター・ユナイテッドに敗北という結果でした。

また、ここまでの10試合のうちの3試合はリーズ、アストン・ヴィラ、レスターという現在勝ち点一桁しか獲得できておらず、15位以下に沈むチームが相手でした。なので、残りの4試合はビッグ6でもなければ回に沈んでるわけでもない、その間のチームとの対戦だったということになります。また、ホームとアウェイの試合の消化数も同じです。

流石にアーセナルがこのまま10戦9勝でフルシーズン走り続けられると仮定するのは無理があると思いますが、勝ち点90を獲得するには残り28試合で63、勝ち点72を獲得するには28試合で45の勝ち点を得る必要があります。

これを大体の勝敗に直すとこのような感じになります。

勝ち点45(トップ4): 14勝3分け11敗、10勝15分け3敗など

こうしてみると、優勝はともかく、トップ4の現実的なラインである勝ち点72はここから10敗あるいは10分け程度喫しても負けと引き分けをトータルで15回くらいに抑えられれば達成できると考えるとかなり現実的に感じられます。仮に万が一、残しているビッグ6相手の試合7試合すべてで躓いたとしても、まだ7,8試合くらいはアウェイ戦などで取りこぼしても大丈夫です。

勝ち点63(優勝): 20勝3分け5敗、19勝6分け3敗、18勝9分け1敗

問題は優勝を目指す場合ですが、計算的に、17勝しか出来ないと、無敗でシーズンを終えても勝ち点90には届きません。18勝でも1敗しか出来ない計算なので、アウェイでのリバプール戦やシティ戦、ノースロンドンダービーも控えており、かつ予想外の敗戦なども当然発生する可能性は十分にあるので、出来れば19勝以上は挙げたいところです。

これぞまさに絵に描いた餅以外の何物でもありませんが、例えば、アウェイでリバプールとシティ相手に敗北、トッテナム相手にはアウェイで引き分けるものの、どこかでもう1敗喫し、かつホームの試合はそれ以外は負けなし、ただし、ホームのチェルシー戦やシティ戦などは引き分けで乗り切り、ニューカッスルやブライトンあたりのEL出場圏内を狙うクラブ相手にも引き分けをいくつか、それ以外は全勝のようなシナリオでしょうか。

まとめ

こうして改めて例を出して考えてみると、プレミアリーグで安定して勝利を収めるのは難しく、やはり優勝はそこまで簡単ではなさそうです。

ただし、ここまでアーセナルはマンチェスター・ユナイテッドにアウェイで敗れた以外は全勝できており、これが不可能だと言い切ることはできないでしょう。懸念としては、当初は内容でかなり優位に立つことが多かったものの、直近の2試合ではそれに陰りが見られていることでしょうか。リーズ戦も引き分けでもおかしくありませんでしたし、優勝を狙うのであれば、恐らくここからもう一段ギアを上げていく必要がありそうです。

一方で、10節時点で勝ち点27というのはトップ4入りを狙う上ではかなりの貯金であり、現在4位のチェルシーを勝ち点10離すことが出来ているのは非常に大きいはずです。

恐らくシーズン開幕前の時点では、今季はCL出場権が獲得できればアーセナルのシーズンは成功だ、と考えていたファンの方が多いのではないかと思いますが、一方で10節終了時点で首位、ということを考えると夢を見たくもなります。

今季のアーセナルがどうなるのか楽しみに見守りましょう。

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Posted by gern3137