選手採点 アーセナル vs リーズ(A) プレミアリーグ 2022/2023 第10節
選手採点
😍 Saka’s goal
— Arsenal (@Arsenal) October 16, 2022
💪 Defensive heroics
🧱 A brick wall between the sticks
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GK
ラムズデール: 8 マンオブザマッチ
アーセナルにとってはプレミアリーグではかなり久々の、内容面で対戦相手の方が優勢だった試合となった。リーズに2~3点とられてもおかしくない相当の数字である2.5のxG(≒ピンチ)を創出されながら(しかも、VARで取り消された場面などはカウントされずの数字だ)、無失点で済んだのは、多少の幸運もあったが、ラムズデールが見事にピンチを防いでくれたのが大きい。
特にサリバのミスから訪れた大ピンチを防いだ場面は頼もしさを感じさせた。
クリーンシートを達成したアーセナルですが、なんとリーズ相手に2.5のxGを創出されていました。3点決められてもおかしくない計算なので、無失点で済んだのは流石にラッキーだったか。 https://t.co/X5gHAqOIat
— Takuma Yamanaka(山中拓磨) (@gern3137) October 16, 2022
DF
ホワイト: 6
少し疲労はあったようにも見えたが、果敢に守備に出ていき、タックル5、インターセプト2、シュートブロック2という良い数字を残した。
サリバ: 5
相手が外してくれて事なきを得たもののハンドからのPKの献上(ただし、もしこれが決まっていたら、オフサイドは見逃されるべきだったのか、というのはかなり議論を呼んでいただろう)、そして上述のラムズデールが防いだピンチなど、常に冷静な彼には珍しく、危ないミスが何度か見られた。
ただ一方で、試合前半の落ち着き払ったパフォーマンスは素晴らしかった。
ガブリエル: 7
少しいつもほどの安定感がなかった相方に代わり、タックル3、インターセプト3、クリア4、シュートブロック4と守備面で素晴らしいパフォーマンスを見せた。最後の最後で危うく退場しそうになったがVARの介入のおかげで事なきを得た。試合開始まで長く待った甲斐があったというものだろう。
全体的なパフォーマンスは良かったと思うし、最後のシーンもレッドではないと思うが、アーセナルでのキャリアを通して時々感情的になって余計なイエローをもらう傾向にあるのはもう少し何とかならないものか、と思う一方で、そういった熱い気迫を持ったプレイが持ち味でもあるだろうし、という所でなかなか難しい。
冨安: 6
試合の前半はビルドアップで追い込まれてしまってのロストが目立つ場面もあったが、守備はソリッドだった。ホワイトを休ませるのに伴って右サイドに回る、という相変わらずのユーティリティ性も発揮(というか右サイドが本職なのだが)。怪我のジンチェンコが復帰してきた場合にアルテタが最終ラインにどのような4人を送り出すのかは興味深い。
MF
パーティ: 6
多少のミスもあったが、恐らくこれはむしろ、パーティだったからリーズのプレッシャーに晒されてもこれくらいで済んだ、という見方の方が正確だろう。他の選手であればさらに苦しむことになっていたかもしれない。
ジャカ: 6
悪かったというわけではないが、今季絶好調のジャカとしては珍しく、そこまで見せ場はなく、比較的静かな一戦となった。
ウーデゴール: 7
試合随所にお洒落さを見せつけ、サカへの素晴らしいアシストも記録。しいて言うのであれば、シュートの時はもう少しパワー志向で言っても良さそうには感じられた。
FW
サカ: 7
角度のない所から逆足でのシュートで素晴らしい決勝点を記録。縦に突破して右足で精度の高いプレイも出来るようになってくると、対戦相手からしても非常に厄介なアタッカーとなることだろう。
一時は不調などもささやかれていたが、今季これでプレミアリーグ4得点4アシスト、チームトップのジェズス(5得点4アシスト)のほぼ遜色ない数字に。
ジェズス: 6
間に合わない可能性も試合前には噂されており、コンディション面ではまだ100%ではなかったかもしれない。今日の試合ではかなり深い位置まで下りてくる場面が目立った。
マルティネッリ: 7
攻撃面では結果を残せなかったとはいえ、低い位置からの独力でのボール前進や、アディショナルタイムになっても全く気迫の衰えないプレス、下がっての守備など、現時点でチームで最も出場分数が多い選手の一人であるにもかかわらず、献身性は素晴らしかった。
交代選手
ビエイラ: 5
ウーデゴールに代わって登場するが、相手に押され気味だった試合展開もあり、そこまで試合に入れなかった。
ティアニー: 6
リバプール戦から続いて左サイドバックの先発を冨安に譲る形となった。ホワイトに代わって登場、冨安右、ティアニー左という布陣となった。
ティアニーはキャリアを通して基本的にはチームの絶対的なスタメン、という状況がほとんどであった選手であり、現在の立ち位置を自分の中でどう評価しているかは少し不安ではあるが、チームとしては控えにティアニーのような選手を置けるのはありがたい。もちろん、昨季もタヴァレスにスタメンの座を奪われたのではないか!?という時期が一瞬ありながらも、ふたを開けてみれば結果的には再び絶対的な先発の座を取り戻していたので、現時点でそこまで心配するようなことでもないかもしれないが。
(エンケティアとホールディングは出場時間が短いため採点なし)
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Posted by gern3137
ディスカッション
コメント一覧
個人的にはティアニーを可能な限りの言葉で褒めちぎりたかった。彼はスピリットを見せた。
遂に富保に矛先が向いた。正当なものなら甘受しよう。あまりにもひどい。まずジャカ。彼は自分が出来ないプレイを富安が出来ない、と怒っている。それに乗っかるネオフーリガン。良いプレイだったとは言わない。だがそれに乗じ不当に貶めるのは、間違っている。
過去、多くの黒人選手が同じ目に合ってきた。私はずっとそれを指摘してきた。真の敵は誰か、今こそ日本人も気づくべきである。
こちらの記事の様に正当な…、と訂正します。すみません。
試合がカオスすぎる、なんそれ!
サカのゴール、デカイ声出しました
ロドリゴバグった瞬間ウーデゴーの絶妙なフォローは見逃せません
バンフォード師匠ありがとう!
冨安ホワイトはボールを持ってる目立つ場面では確かに不安定ではあったけど、それ以外では完璧というか他チームのSBとはレベルが違うとこを見せてた
特に冨安の守備時のポジショニング、危機察知能力、スペースの消し方は贔屓目なしでSBでは世界一
サッカー経験者でもDMFから後ろじゃないと冨安ホワイトの凄さは理解出来ないと思う
採点は世界に数多くあるけど、リーズ戦の冨安ホワイトの評価が高いとこは信用できる