アーセナル移籍の噂 2022/23夏 その3
マルキーニョス、ビエイラ、ジェズス、ジンチェンコと獲得がある程度ひと段落し、最近は少し落ち着いていたアーセナルの移籍の噂ですが、移籍市場最終盤を前に、また少しずつ獲得放出両面で話が進み始めているようですので、まとめて紹介します!
獲得
ティーレマンス: 10%
もう何か月も前からずっとアーセナルのナンバーワンターゲット、と言われつつも具体的に獲得に向けたオファーを出す様子が見られないティーレマンスですが、どうやら彼に関しては、状況はあまり変わっていないようです。
Football Londonによると、アーセナルはティーレマンスに設定された移籍金額を高すぎると考えているため、ティーレマンスが契約切れとなり、フリーで獲得できる来夏まで待つ用意があるとのこと。 https://t.co/Vv6jcbbHUE
— Takuma Yamanaka(山中拓磨) (@gern3137) August 9, 2022
Football Londonが、もうティーレマンスはこの夏ではなくてフリーになる来夏にまで待つのではないか、といった風にも報じていました。これをレスターに移籍金を下げるようプレッシャーをかけている、と見るか、それとも本当に来夏まで待つ気でいる、と見るかは難しい所です。
ただ、現時点ではどうやら争奪戦となっているわけではなさそうですが一年が経ち、かつフリーとなれば他のクラブからもオファーは届きそうですし、来夏まで待った結果アーセナルにティーレマンスが来てくれる、という保証はないのも事実です。
もし事前に報じられていた通りティーレマンスがアーセナルのこの夏の"最優先ターゲット"ということであれば、流石にここまで引っ張るとは考えづらいので、恐らく興味は持っているものの、バーゲンなら獲得、最悪獲れなくても大丈夫、くらいの姿勢でクラブはいるのではないかと考えるのが自然な気はしますが、果たして、移籍市場終盤に何かしら動きはあるでしょうか。
ジェレミー・ピノ: 3%
信ぴょう性は不透明ながら、ビジャレアル所属の19歳スペイン代表ウイング、ジェレミー・ピノにアーセナルが興味を示している、とスペインのメディアがいくつか報じています。ピノはティアニーと代理人が同じであるという点は『もしかして・・・?』と思わせるポイントではあるでしょうか。
ただでさえ若いアーセナルの攻撃陣にさらに19歳の選手を加えるよりも、もう少し経験豊富な選手の方がバランスが良いのではないか、という気はしなくもありませんが、まあそれはそれとして、非常に将来性豊かで、右サイドでのプレイが多い右利きのウイング、というピノの獲得は実現すれば、金銭面から見ても良い獲得にはなりそうです。
レバークーゼン所属のムサ・ディアビの噂も一瞬出ていましたが、確かにアーセナルがラフィーニャ獲得に動いていた時の熱量を見るに、この移籍市場の間に少なくとももう一度/一人くらいは本気で誰かウイングの獲得にトライするのではないか、とは感じられます。その白羽の矢が立てられたのは果たしてピノなのでしょうか。
Football Insiderによると、アーセナルはレバークーゼン所属の23歳フランス代表ウイング、ムサ・ディアビ獲得に向けて動いているという噂。 https://t.co/7R5G5I0UcA
— Takuma Yamanaka(山中拓磨) (@gern3137) August 6, 2022
現時点でアーセナルが獲得に動いている、と言い切れるほどのターゲットはまだ現れていないので、ここは注目しながら見守りたいですね。
サンドロ・トナーリ: 1%
あまり信ぴょう性はなさそう、かつそもそもACミラン側に売却するつもりがなさそうではありますが、アーセナルがイタリア代表の若きMFトナーリ獲得に興味を示している、という話も出ていました。
現時点で中盤の枚数は足りているといえば足りてはいますが、そのうちの3人がジャカ、エルネニー、パーティと29歳以上となっているため、どちらにせよ近々補強が必要になりそうなことを考えると、有望な選手が市場に出ていれば、それこそティーレマンス含め、CMFの獲得に動く可能性はありそうです。
放出
パブロ・マリ
どうやらマリはセリエAのモンツァへの移籍がほぼ決まりのようです。
#Monza, ecco #Marì: il difensore in arrivo dall’#Arsenal è atterrato ora a Milano, next stop visite mediche e poi firma sul contratto 🛩 Le prime immagini del nuovo rinforzo dei ⚪️🔴 su @SkySport e @DiMarzio #calciomercato pic.twitter.com/5MfCptvrza
— Marco Bovicelli (@MarcoBovicelli) August 10, 2022
ローン+モンツァが今季セリエAに残留できれば5-7m€程度の移籍金での買取義務、という形の契約となっているようで、まあ妥当な移籍金と言えるでしょうか。
唯一の懸念としては、モンツァが降格してしまった場合に来夏アーセナルは再びマリの移籍先を探す必要があるかもしれない、という点ですが、報道を見る限り、この夏も複数クラブがマリ獲得に動いており、特にセリエAでの評判は上々のようなので、今季もイタリアでのプレイですし、余程のことがない限り、移籍先が見つからない、ということはなさそうです。
ヘクター・ベジェリン
ベジェリンもかなり前からこの夏の完全移籍でのベティス行きはほぼ確定的ではないかとみられていましたが、当然ながらある程度の移籍金を求めるアーセナルサイドと、契約解除からのフリー移籍を希望しているベティスサイドの交渉はなかなかまとまっていないようです。
Héctor Bellerín’s agent is in London today as he met with Arsenal board, been told meeting took place in the morning. Discussions ongoing to terminate the contract. 🚨⚪️🔴 #AFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) August 9, 2022
Bellerín asked to return to Real Betis as soon as possible, it’s his priority. 🟢 pic.twitter.com/5ujSD32jDF
まあアーセナルからすれば、まだ契約も残っているし、昨季も普通に出場していた選手が何故フリーなのか!?と考える気持ちはわかる一方で、レノに関しても言えますが、明らかにクラブに残留する見込みが薄く(ポジションがなく)、かつ選手本人も移籍を強く希望している場合には交渉で強気に出ることは出来ず、基本的に足元を見られる、という良い例に思えます。
ベジェリン自身が減給も受け入れるほどの熱意でベティス移籍を希望しているようなので、このまま何もなければフリー、あるいは数m€位の移籍金での決着、というのが現実的でしょうか。もし今後ベジェリン自身が移籍してもいい、と思えるような競合クラブからのオファーが届いたりすれば話は別かもしれませんが。
その他
レノ、トレイラの移籍は決まり、どうやらルナルソンもトルコのクラブ(恐らくアンタルヤスポル?)への移籍が近づいているようです。移籍金はともかくとして、ここにマリとベジェリンも近々加わりそうなので、スカッドのスリム化という意味ではこの夏の最低限のノルマは達成できそう、と言っても良いかもしれません。
残った選手でオファー次第で放出の可能性がありそうなのはメイトランド=ナイルズ、ネルソン、ペペの3人あたりでしょうか。後者二人の去就はアーセナルのウイング獲得がどうなるかなどとも連携してくる可能性はありそうです。
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コメント一覧
結局は最終盤になって譲歩が産まれてくる、パニックになりたくないなら決着をつけておく
ウチはリソースからいって後者ですかね、案件にもよりますが
基本契約解除は最終手段、違約金は放棄してもらうとして年間の給与5mローンに出せば手数料+1m移籍金発生すれば+3m一目瞭然でもそれぞれに事情がある
おそらくツアーで意思確認初戦でキャプテンマーク、プレシーズンでもプロとして中盤のプレーまで難なくこなすテクニカルは何らかわりない
たしかジャカ一転契約延長の時期にベジェリンにも打診、減給飲んででも環境を変えた
それ以前にはアルテタが一年頼んで残留したなんて話しもあった、ナイルズについても同じこれは約束です
これまでの言動傾向、背景からいってカレがかたくなでも不思議はない
アカデミーから10年以上リーグ180試合以上良いことも良くなかったことも無かったことには出来ない
カレはある時期ローレンもサニャも上回ってた