選手採点 アーセナル vs ウォルバーハンプトン(A) プレミアリーグ 2021/2022 第22節
選手採点
アウェイで大きな勝ち点3・・・!!!
GK
ラムズデール: 7
そこまで出番は多くはなかったものの、飛んできた枠内シュート4本を全てセーブ。クリーンシート達成に貢献した。
Embed from Getty ImagesDF
セドリック: 7
冨安不在がチームに与える影響はずっと懸念されていたが、今日の試合に関して言えばセドリックは非常にソリッドで問題なく代役が務められるところを見せた。アーセナル移籍以降ではベストなパフォーマンスの一つと言っても良いのではないだろうか。
もしこのレベルでのプレイを続けることが出来るのであれば、今後も右サイドバックの控えの心配は必要なさそうだ。
ホワイト: 7
プログレッシブパスとプログレッシブキャリーは両方0と、トレードマークのボール前進への貢献はそこまで大きくなかったものの、6度のクリアを記録するなど、守備で活躍した。ヒメネスをうまく抑え込んだ。
移籍前の"あまり守備が得意ではないCB"という前評判は何だったのか、と思わせるくらい安定した守備を見せ続けられている。
ガブリエル: 8
ウルブズ攻撃陣とのバトルでは一歩も譲らず、前線ではチームに勝ち点3をもたらす決勝点も挙げた。これで今季すでにプレミアリーグで3得点と貴重な得点源となっている。
ラカゼットに素晴らしいチャンスを演出した場面もあり、不要なイエローカードをもらってしまったことを除けばほぼ完ぺきといってもいいパフォーマンス。
ティアニー: 7
悪くはなかったが、いつもと比べると少し静かだった。ロングスローがどんどん上手くなっている。
MF
パーティ: 7
そこまで目立った場面があったわけではないが、タックル2、ドリブルストップ2、クリア3、インターセプト2、プログレッシブパス3とオールラウンドに素晴らしいパフォーマンス。相手の攻撃を阻み、味方の攻撃をスムーズ繋げる役割をしっかりとはたした。特にAFCONの影響などは感じさせず、非常にシャープに見えた。
ジャカ: 7
かなり早い時間帯で手を出してしまいイエローカードをもらったので、どうなることかと思ったが、そこは流石ジャカ、イエローカード2枚は決してもらわない選手なだけあり、きちんと対応して見せた。
良い守備を見せ、特に一本ギリギリのところでウルブズのチャンスを防ぐ素晴らしいヘディングでのクリアがあった。
Embed from Getty Imagesウーデゴール: 7
非常にタイトな試合で緊張感のある展開だったため、そこまで多く自由にプレイできる機会は訪れなかったが、それでもチームトップのプログレッシブパス数5、キーパス数2を記録。輝きの片りんは見せた。
FW
サカ: 7
ウーデゴールと同じく機会は限られており、数字に残る結果にはつながらなかったものの、何度か切れ味鋭いプレイを見せた。調子は良さそうだ。
マルティネッリ: 4
アドバンテージで1枚目のイエローカードの提示が遅らされたため、一連のプレイで2枚のイエローカードをもらってしまい退場、という非常に珍しいケースとなった。
“警告"というイエローカードの性質を考えるとこの判定は若干納得がいかないものの、一方でアドバンテージというルールの存在意義を考えると理論上は起こり得る事象だった。
また、それぞれのファウルはスローインの妨害と後ろからのタックルということで、イエローカードも致し方ないプレイだった。
それまではエネルギッシュに走り回っていただけに責任感が少々空回りしてしまったのは残念だ。
試合前半に素晴らしい長距離のランから独力でチャンスを切り開きかけたが、チームメイトが誰も追いついてきていなかった場面は少し切なかった。
ラカゼット: 5
試合展開の影響もあるだろうが、成功パス数8と先発選手(途中でピッチを去ったマルティネッリも含め)中最低を記録。また、何度かあった良いチャンスを決め切れなかった。特にガブリエルからのスルーパスの場面はアンリのトレードマークのような形で、ウォルコットや最近はマルティネッリも決めていたような絶好機を決め切れず、決定力不足を露呈してしまった。
交代選手
スミスロウ: 6
何度か良いプレイも見せたものの孤立気味だった。もう少し味方のサポートがあれば違っただろう。
ホールディング: 8
マルティネッリの退場に伴って守備固めのために登場、プレイしたのは20分程度だったが、なんとその間にチームトップの9度のクリアをはじめデュエルでは3戦3勝、インターセプト1、シュートブロック1とまるで90分プレイしたかのようなスタッツを記録。マンオブザマッチ級の活躍を見せた。
ベンチから登場した選手がこれだけの活躍を見せてくれるのは非常にありがたい。
アルテタ『ホールディングは褒めてあげなくてはね。ベンチからでも全力でチームを助ける用意があった。出場時間が長くても短くても彼の姿勢とコミットメントは素晴らしい。チームに良い影響を与えているよ。ボックス内の守備は大きな違いを作ったし、彼のおかげで今日は試合に勝てた。』 https://t.co/cgi77UHvse
— 山中拓磨(Takuma Yamanaka) (@gern3137) February 10, 2022
(エンケティアは出場時間が短いため採点なし)
試合の振り返りはこちら!
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Posted by gern3137
ディスカッション
コメント一覧
私は日本人なので、つい、最近話題の長友と、ティアニーのどちらが優れているか、等と考えてしまう。
マルテネッリの気持ちは理解できる。ジャカは面倒を見るのを止めた。マルテネッリの負担が増えたばかりか、ボールが繋げず苦戦した。
私の知る限り、ゾーンディフェンス(特にサイドバックは)2人以上見るのは70年代ぐらいから常識と思うが、英国においては違う。マークという概念が導入されたのさえつい2~3年前のこと。
私は待つ積りではあったが、レッドが続いた。タバレスへの不当な扱いにも疑問を感じていた。
オリバーアンタいっつもそうだ涙
悲しいかな、ガブの歯とれを待ってしまってるんすよ