少し遅めのアーセナル・シーズンプレビュー CB編

選手紹介

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ガブリエル

アーセナルへの移籍直後は地上戦空中戦両方でプレミアリーグの選手をものともせず、パス能力も悪くなく、とアーセナルファンを魅了したものの、その後失速、というシーズンを昨季送ったが、バーンリー戦ではマンオブザマッチ級のパフォーマンスを見せ、かつての姿が帰ってきたようだ。

ここ数試合を見る限り、怪我などがなければ基本的にはアーセナルの正左CBとして君臨することになりそうで、逆にガブリエルがシーズン通してどれだけ稼働できるかはチームの守備力に直結してくるかもしれない。今の所守備に若干の不安を見せる時もあるホワイトだが、このガブリエルと冨安が揃っていればうまくサポートしてくれるだろう。

ロブ・ホールディング

アルテタの監督就任以降、監督から高評価を受けているのかそうではないのかよくわからない選手(エンケティア、右サイドバック陣がぱっと浮かぶ)というのが居るが、ホールディングもその一人で、最近はルイスとプレイ時間を分け合うような感じで来ていたが、今年の冬の契約延長、アルテタの信頼は厚いのかと思われた。

しかし、ふたを開けてみればこの夏ベン・ホワイトが獲得され、ホールディングはここまでを見る限りベンチ要因として計算されているのかもしれない。

ただ恐らく、冨安がどれだけCBとしてアルテタが計算しているかにもよるが、3番手のCBという立ち位置のはずなので、チーム事情やシステム次第ではそれなりにチャンスは訪れるはずだ。

気づけばもうアーセナルに5年以上在籍しており、現スカッドではベテランの域に入りつつある。CBとしては26歳というのはまだまだこれからという年齢でもあるし、今季の逆襲は見られるだろうか。

ベン・ホワイト

50m£超えというDFとしてはクラブ史上最高額、全体で見てもペペとオーバメヤンに次ぐ3位という非常に高額な移籍金で、鳴り物入りでこの夏アーセナルにブライトンから加わったのがホワイトだ。

ポジションはCBだが、その一番の持ち味は常に前を意識したパスと、ドリブルでのボールの持ち上がりと現代型の選手といえる。

ここまでのプレイを見る限り、まさに前評判通りといった感じで、地上空中両面で守備には若干の不安が残るものの、一方でそのボール前進性能の片りんは既に見せており、現状のチームに誰も出来ないことが出来る選手ということで、チームの戦術のカギとなるかもしれない。

いかにも南部のイングランド人といった趣の、日焼けした爽やかな風貌も今までのアーセナルの選手にはなかなか居なかったタイプだ。

まだ23歳と若い選手だし、スピードも身長もそれなりにあるので、理論上は守備はコーチング次第で技術が向上すれば更にやれるはずだ。アルテタの肝いりともいえるこの夏の獲得のはずなので、彼がホワイトにどのような活躍のプランを用意しているのか楽しみだ。

パブロ・マリ

左CBの2番手として控えを務めているが、最近はパフォーマンスがなかなか安定しない印象。

ガブリエルが起用できないのであれば、左CBにはマリよりもむしろホールディングを起用すべきではないか、という声も上がっていたが、本来サイドバックのコラシナツを左CBとして起用するくらいなので、アルテタの中では左CBに左利きの選手を置くというのはほぼ絶対条件と言っていいほどの優先度の高いポイントなのだろう。

その点では、ガブリエルの状況次第で今季も機会はそれなりに訪れるのではないかと思うのだが、マンチェスター・シティ戦ではコラシナツに3バックの左CBの座を奪われる、という事態にもなっていたので、この辺りの序列がどうなっているのか不透明だ。

まだ契約は3年近く残っており、今後全く試合でないということはないと思うのだが、ガブリエル欠場時の控えがマリorコラシナツという状況ではかなり不安なのも事実だ。

一時期は良いプレイを見せていた時もあっただけに、最近の不調が一過性のものであることを願いたい。

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Posted by gern3137