今季アーセナルのファーストチームに台頭する可能性のある3人のユース選手
最近のアーセナルでは、移籍市場で獲得されてきた選手だけではなく、ユースチームから昇格してきた選手も多く先発メンバーに名を連ねている。
ここ数年だけでもリース・ネルソンやブカヨ・サカ、エミール・スミスロウといった選手たちが居て、フォラリン・バロガンも昇格を果たした。
今回は今季のアーセナルで彼らに続き、ファーストチームでの台頭を果たす可能性がある選手を見ていこう。
オマリ・ハッチンソン
現状アーセナルにはウーデゴールとスミスロウという2人の攻撃的MFがいるが、昨季後半はスミスロウは左サイドでプレイすることも多かった。
もう一人アーセナルに攻撃的MFが必要なのであれば、ハッチンソンは良い候補になるだろう。彼はU-23で目立っている、特にそのドリブルの素晴らしさは目を見張るものがある。
まだ17歳だが既に今季のU-23の3試合で2ゴール2アシストと活躍を見せている。昨季はU-18で20試合7ゴール7アシストという数字を残し、スコットランドでのプレシーズンツアーにも帯同していた。今後もファーストチームへの練習参加は増えるだろう。
これもこの数週間のアーセナルU-23の試合を観ていたファンにとってはこれは驚きではなく、クリスタル・パレス戦でとんでもない個人技でのソロゴールを決めた。
キド・テイラー=ハート
8月に契約延長に合意したばかりのこの若いウイングは、アーセナルのU-23のタリスマンの一人だ。
リース・ネルソンがフェイエノールトにローンに出たことで、アーセナルのファーストチームのウイングはサカ、ペペ、マルティネッリの3人となっており、彼らを休ませる必要があれば、テイラー=ハートがベンチに座ることもあるかもしれない。
かれは技術に秀でており、さらにオフザボールの動きが素晴らしく、ユースリーグでも最もマークするのが難しい選手の一人だ。8/27のトッテナム戦でも、2得点を挙げガナーズを勝利へ導いた。ちなみに、この2点目では上にあげたハッチンソンと非常に良い連携を見せた
スミスロウよりもダイレクトなスタイルになるだろうが、テイラー=ハートは左サイドでもプレイできる。今後に期待が持てる選手だ。
チャーリー・パティーノ
既にアーセナルファンのSNS上でパティーノは非常に話題になっている。
先日もパーティがけがで離脱しており、ジャカが出場停止となっているが、エルネニーがアルテタから高評価を受けていないのであれば、パティーノは理想的な中盤の要員となりうる。
もちろん焦りすぎないのも重要だが、彼は既にアーセナルユースに10年在籍しており、U-23で定期的にプレイし、時々ファーストチームのチャンスもうかがっても良い時期に来ている。
パティーノは昨季はU-18とU-23では昨季先発4試合、1ゴールを挙げた。
この得点のシーンは、彼は電撃のようなスピードでルーズボールに走り込み、ダイレクトで叩いたボールがディフレクションを経てゴールに突き刺さったというものだった。
また、この3人だけではなく、ベン・コトレルにも今季ファーストチーム出場の可能性はあるだろう。アーセナルの若手のうちで、今季チャンスをつかみ取り、最初にブレイクを果たすのが誰になるか、見守っていきたい。
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