アーセナルの選手たちの年齢の変遷に関して
先日Arsenal Visionのポッドキャストで、今のチームの選手たちの年齢が、ベテランと非常に若い選手の両極端に偏っており、キャリアのピークを迎える年齢の選手が少ないという点が話題に上がった。
確かに体感的にはまさにその通りに感じられるが、これらのデータをチェックするのは簡単なので、FBrefにある、1992年以降のアーセナルのチームの選手の年齢をリサーチしてみた。
平均年齢
こうしてみると、確かに最近のアーセナルのチームは若返りが進んでいるが、過去と比べて異例なほど若くなっているわけではない。過去10年間の平均と比べると、現チームの平均年齢はそこまで若いというわけではない。
むしろ、以前のアーセン・ヴェンゲル時代の若手志向のアーセナルには平均年齢が24歳を下回ることすらあったのだ。
そして、選手の年齢が90年代とは明らかに現在は異なるのも見て取れる。
キャリア全盛期の選手の割合
次に、いわゆるキャリアのピークを迎えているという選手の割合を見ていこう。もちろん理想的にはポジションごとに違う年齢を設定すべきだと思うし、もし誰かそれにトライした方が居れば教えて欲しい。ただ今回は単純に24-29歳をピークと設定させてもらった。
昨季のアーセナルはこれらのキャリアのピークの選手に53%の出場時間を与えた。これは過去10年の平均に近い数字で、もっともこの数字が高かったのは2015/16シーズンで、もう一つのピークはインビンシブルの時代だったが、ここからプロジェクトユースでいったんこの傾向はリセットされることになる。
次に、何パーセントの出場分数が23以下の選手に与えられているかを見てみよう。
アーセナルの2010年付近のプロジェクトユースは確かに顕著に表れており、この時期いまだかつてないレベルで 、なんと50%以上の出場分数を若手に与えていた。
逆に次はベテランの出場分数を見てみよう
アーセナルにはベテランが常に居たが、2000年以降30%を超えたことはない。
今季この数字がどのようなものになるかは非常に興味深い。恐らく年齢的には少し若返るだろうが、それでもかつてほどの数字にはならないのではないだろうか。
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ディスカッション
コメント一覧
アルテタ自身はスカッド年齢のバランスが必要と認めてます
フェイマス4尊重しつつビエラアネルカ、優先順位の一義は目の前の勝利です
獲得はむしろテクニカルな部分、サリバマブログエンは見送った訳ですから
インビシブル後見据えてセスクレジェスロビンフラミニアブセンデロステオ、チームとしては0708に花開いた
でもどうなったか、トップレベルに成長しても成果が出なければ別の道を選びます
長期的な視座、短期的な成果どちらかでない両方必要です、将来性も見据えますが将来性を最優先することは違います
国産にも取り組みキャッシュジェファーズペナントシドウェルアプソン、でも競争が大原則フレンチコネクションの厚いカベ
ラムジージャックオックスのブリティッシュコアも、サンチェスエジルのメインキャストがあってこそでは
エメリンからのアルテタ、わりと極端なベクトル
プラン内で輝けない選手の続出、そのうえサンジェイの利権まで絡む始末
限られたリソースのムダづかい、小さく勝つための仕組み作りにやっと踏み出した感じですかね