アーセナル夏の移籍の噂まとめ 2021 その5 放出編
前回の移籍の噂まとめはこちら!
獲得はそれなりに順調に行っているといってもいいアーセナルの補強ですが、一方で全く進んでいないのが
トレイラ: 90%
ドイツからの興味も報じられていたものの、やはりトレイラ本人の希望が勝手知ったる(そして気候も良い)イタリアへの帰還、ということでフィオレンティーナ移籍が決定的となっている模様。
Paperworks signed between Arsenal and Fiorentina. Lucas Torreira joins on loan [€1.5 fee] with buy option for €15m, medical completed yesterday. 🔴🇺🇾 #AFC #Fiorentina
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) August 25, 2021
Work in progress also for Willian to Corinthians and Kolasinac to Fenerbahçe. Talks ongoing.
ロマーノ氏によると、1.5m€のローン料+15m€の買取義務ではなく買取オプション、という所で話はまとまった模様。W杯、そしてアーセナルで良かった時のトレイラを覚えている身としては残念ではあるものの、最近は出場機会をアーセナルでもローン先でも得られておらず、移籍が最善かもしれません。
15m€というのも現在の市場の状況を考えると致し方なし、といったところでしょうか。
ウィリアン: 60%
上のロマーノさんのツイートにもありましたが、多くのメディアがコリンチャンスがウィリアンのフリー獲得に向けて動いていると報じており、アーセナルもそれに乗り気のようです。
移籍金が発生しないのはある程度仕方ないとはいえ、現状のウィリアンの給与をコリンチャンスが支払えるとも思えないので、ウィリアンが大幅な減給に合意しない限りは、フリーというよりもむしろアーセナルがマイナス、かなりの割合のウィリアンの現給与を負担する形での移籍となるのではないでしょうか。
現状ウィリアンがアーセナルで出場機会を得られる絵が見えないですし、本人も移籍を望んでいるようなので、ウィリアンの給与をコリンチャンスに一部負担してもらえるだけでも、ゼロよりはましといったところでしょうか。
コラシナツ: 60%
こちらもウィリアンと同じく契約途中で解除、フリーでフェネルバフチェへの移籍となる可能性が高そうです。コラシナツもかなりの高給を得ているので、フェネルバフチェ側との条件でアーセナルが給与をある程度支払う条件になっているのか、詳細は分かりませんが、ウィリアンと同じく、ある程度条件が悪くても苦渋の選択的に飲まざるを得ない、という立場にアーセナルはあるように感じます。
一応チェルシー戦ではベンチ入りしていましたので、残留の可能性もなくはないと思いますが、移籍が既定路線と見ていいのではないでしょうか。
エンケティア: 40%
スカッド内の立ち位置と、給与額が理由にアーセナルが交渉を優位に進めるのが難しい、というのが上の二人でしたが、エンケティアは逆に、チームに留められるのであれば留めるのも選択肢の一つなのだが、残り契約が1年となっているため、この夏移籍しなければ来年フリーでの放出となってしまう、という違った意味でアーセナル側が難しい状況に追い込まれています。
🔴 Crystal Palace ready to pay ~£10m for Eddie Nketiah #CPFC
— David Ornstein (@David_Ornstein) August 23, 2021
🔴 A German club have same valuation (2 approaches rejected)
🔴 Arsenal want ~£20m
🔴 Brighton pursued during White deal but #AFC wanted new contract, which 22yo turned down #BHAFC@TheAthleticUKhttps://t.co/PqwHz80AGZ
クリスタル・パレスが興味を示しているようですが、10m£というオファーは近年のイングランド人の若手の移籍金の平均を考えると非常に安く感じられます(Transfermarkt上の市場価値は16m€)。アーセナルは20m£を要求しているようですが、ただ当然パレス側もそれであれば来年フリーで獲るので良いですよ、という姿勢で出てくることは十分想定できます。
そうなるとアーセナルとしても妥協せざるを得ない状況になるかもしれないので、移籍金がどこまで上がるかは競合が現れるかどうか次第ではないでしょうか。
また、オーバメヤンへオファーがあれば受け入れるつもりだ、という噂があったり、ラカゼットもエンケティアと同じく残り契約一年となっているため移籍の可能性が捨てきれず、という状況でこの2人の去就次第によっては残留の可能性もかなりあるかもしれません。
ベジェリン: 50%?
今の所具体的な報道はほとんど出ていないのですが、開幕戦の先発はチェンバース、交代で出場したのがタヴァレスで、ここまでのところ出番がありません。
本人が移籍を希望しているのは間違いなく、アーセナルとしてもそれを阻止するつもりはないようです。
好条件のオファーが届かなかったとしても、一瞬噂になったような、インテルへのローン移籍、という形でアーセナルとしては妥協した落としどころを見つける必要が出てくるかもしれません。
もちろん大型補強を進めているアーセナルとしては今後の資金ねん出を行いたいところではありますが、仮に序列が低く、試合出場の可能性も低いのであれば、例えば1.5mのローンでも、給与と合わせれば5m£以上を得ることになりますので考慮するのではないでしょうか。
ただ、昨季はベジェリンがそれなりに出場機会を合った時期もあったことを考えると、ベジェリンが出場機会が少ないのはそもそも移籍を希望しているから将来のプランに入っていないのか、それともプランに入っていないから移籍を望んでいるのか、というのは不透明で、鶏が先か卵が先か、のような話ではあります。
右サイドバックは現状数は多いものの絶対的なスタメンが居ないポジションでもあり、もしかすると今後の展開次第では契約延長からの主力に返り咲き、というパターンもあるかもしれません。
こちらも合わせてどうぞ!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません