データを用いてアーセナルの控え左サイドバックを探そう 後編

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前編はこちら:

ヴィタリー・マイコレンコ(ディナモ・キエフ)

マイコレンコはリスクを冒さないタイプの左SBで、チームがボールを保持している時のポジショニングが良い。タックルは強く、スピードもあるため、タックルの失敗を取り返すことも出来る。

外からも中からも攻撃に参加でき、かつクロスの質もなかなかのものだ。

ただし、90分を通じてインテンシティを保つことは難しいタイプの選手で、それ自体は悪いわけではないが、アーセナルの左サイドバックにとっては一貫性が必要だ。

ティアニーと競争するうちにその安定性は身につけられるかもしれず、左サイドバックとしては良いオプションになるだろう。問題点は、ワインダルと同じく、彼にスタメンを保証しそうなチームが他にもいそうな点で、彼に控えを受け入れさせるのは難しいかもしれない。

ジョシュ・ドイグ(ハイバーニアン)

ハイバーニアンのジョシュ・ドイグはこの夏5m£で獲得可能らしく、これは左サイドバックを探すどんなクラブにとってもかなり良い取引に思える。彼は190cmの上背があり、伝統的なスタイルでだけではなく、中に入るサイドバックとしてプレイすることも出来る。

両足を使うことが出来、必要があればファイナルサードでのプレイも出来る。

ドイグについての懸念としてはそこまで守備面で存在感を発揮できていないという点で、彼が対応する前にアタッカーはかなりボールタッチをすることが出来、その結果ファウルの可能性が高まる。

これが経験不足によるものである可能性もあるが、5m£で獲得可能とはいえ、アーセナルでの左サイドバックに求められる役割に完ぺきに適している選手とは言えない。

リー・ブキャナン(ダービー・カウンティ)

2021年にアーセナル移籍の噂が出たもう一人の選手がリー・ブキャナンだ。彼はファイナルボールの質が高く、ポジションを保つのが上手い(ダービー・カウンティで降格争いに巻き込まれていたにもかかわらずだ)。

また、反応が早く、試合を読む力はこの年齢の左サイドバックとしては非常に高い。また、ドリブル能力もリーグ屈指で彼は左のタイトなスペースを抜けることがなく、それにもかかわらず、ボールを失うことも少ない。

ただ、ブキャナンは左足に頼りすぎるきらいがあり、ドリブルが上手くタイトなスペースを抜けられるとはいえ、右利きのDFであれば彼が効果的にボールを前に進めるのを止めるのは容易になる。

今のところ彼の獲得に動いた場合にどの程度の移籍金で獲得できるのか明らかではないが、もし10m£以下程度で獲得できるのであれば、彼はアーセナルにとって良い控えサイドバックとなるだろう。

アーセナルに最も適しているのは?

アーセナルにとって最適な左サイドバックを絞るのは簡単ではないが、数字を見る限り、オーウェン・ワインダル、ヴィタリー・マイコレンコ、リー・ブキャナンがベストなチョイスに思われる。

純粋に選手の質だけで見れば、ワインダルが最良のチョイスだが、彼はアーセナル移籍を望むかどうかわからない。アーセナルへの適正という面では、マイコレンコがより適しているかもしれない。彼は良いディフェンダーでファイナルサードでのプレイも悪くない。

ブキャナンはこの3人の中では最も粗削りだが、同時にホームグロウンであり、既にダービー・カウンティでリーグ戦35試合出場しているし、獲得の容易さという意味では、アーセナルにとって完璧なチョイスかもしれない。

まとめ

アーセナルにとって最適な控え左サイドバックを探すのは思ったよりも簡単ではない。もしアーセナルがホームグロウンのことを考慮せず選手のクオリティだけ考えればよいのであれば、ワインダルがベストチョイスで、彼が獲得できないのであればマイコレンコが次点だ。

だが、チームにホームグロウンのオプションが必要なのであれば、すべての条件を満たすのはリー・ブキャナンが唯一の選手となる。

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Posted by gern3137