アーセナル 移籍の噂 2020/2021冬 その1

移籍

20/21シーズンの冬の移籍市場も公式に開幕し、ここ数日でだいぶ騒がしくなってきたのでまとめて紹介したいと思います。

獲得

エミ・ブエンディア: 20%

まだ交渉に本腰を入れた、などといったレベルまでは進んでいないかもしれませんが、報道を見る限り、どうやら現時点でアーセナルの冬のトップターゲットのように感じられるのがノリッチ所属のこちらのブエンディアです。

昨季まではプレミアリーグにいたので覚えている方も多いのではないでしょうか。昨季も良いプレイを見せていましたが、今季はチャンピオンシップで19試合7ゴール7アシストと大暴れしています。

ただし、ブエンディアはノリッチと2024年までの長期契約を結んでおり、クラブは現在チャンピオンシップ1位とプレミアリーグ昇格争いの真っただ中なので、ノリッチとしてもシーズン途中でブエンディアを手放す必要性は薄いでしょう。

プレミアリーグに昇格できれば何百万~何千万£の価値があるはずなので、市場価値をかなり超えた額をオファーしない限りノリッチをその気にさせるのは難しいかもしれません。

オーンスティン氏は、ブエンディアは興味を持っているもののトップターゲットではない、と報じていますね。

イヴ・ビスマ: 7%

もう一人それなりの信ぴょう性がありそうなうわさが出ているのがこちらのブライトン所属で今年素晴らしい活躍を見せているイヴ・ビスマですが、エンゴロ・カンテの後継者と呼ばれるような選手(プレミアパブの内藤さん談)なので、ほかの選手とは少しタイプが違いますね。

攻撃よりもむしろ守備力が特徴の選手です。

ただの勘ですが、こちらは動くとすればセバージョス・エルネニー・ジャカあたりの去就を考えなくてはならない夏なのではないか、という気がします。

イスコ: 3%

一時期盛んにうわさが出ていたイスコがローンで加入、という噂ですが最近はクールダウンしており、どうやら可能性は低そうです。

ただし、アーセナルの将来を任せられるようなMFの獲得は夏に狙いたいので、残り半年間だけスミス=ロウとともに中盤の一因となれるような経験豊富な選手をローンで獲得というシナリオはアーセナル的にはそれなりに筋が通っているような気がします。

ユリアン・ブラント: 5%

アーセナルが興味を持っているのは事実だが、今のところ具体的な話には進んでいない、とオーンスティン氏が報じているのがドルトムント所属のドイツ代表MF、24歳のユリアン・ブラントです。

こちらもローンの噂などもあり、もし一月の終盤に優先順位の高いターゲットの獲得が難しそう、となれば何か進展があったりするかもしれません。

第二GK?

今のところ具体的な名前は出ていませんが、若干不安なのがGKのポジションで、ルナルソンのプレイを見る限り、万一レノにけがなどがあった場合にプレミアリーグを任せるのは少々不安です。

昨夏のターゲットであったダビド・ラーヤの獲得に次の夏再び動く、という報道がありますので、恐らくアーセナルも同じ事を考えているのでしょう。

となると、優先順位はそこまで高くないでしょうが、もしかするとだれか経験豊富なバックアップGKをローンあるいはフリーでシーズン末まで獲得、などといった可能性はサプライズであるかもしれません。

ただし、プレミアリーグにはローンの選手を2人しか登録できないため、既にセバージョスがいるので、MFとGKを二人ともローン、というわけにはいかないのには注意が必要です。

放出

既にコラシナツのシャルケへのローンと、ウィリアム・サリバのニースへのローンは公式発表されています。

エジル

ここにきて急激に移籍が現実味を帯びてきているのがメスト・エジルです。

色々な情報が錯綜していますが、興味を持っているのはアメリカはDCユナイテッド、そしてトルコのフェネルバフチェ、ということは間違いなさそうです。

トルコ現地の報道ではエジルのフェネルバフチェ入りは間違いなし(AFCBellもこの報道はなかなか信ぴょう性があるらしいぞ、とのコメントしていました)、といった論調だったようですが、一方でESPNに代理人が『まだエジルの将来は決まったわけではない』とコメントしていたり、Independent紙は『エジルは夏までどこにもいかへんで!』と報じていたりとまだ確定というわけでもないようです。

エジル移籍を既成事実化したいフェネルバフチェ側が仕掛けた情報戦などの可能性もあるので何とも言えませんが、どちらにせよこの1週間くらいで何らかの動きがある/状況ははっきりしそうです。

ソクラティス

具体的に交渉に至っている、などといった話はまだないですが、チームでの立ち位置的にソクラティスがこの冬アーセナルを去る可能性はかなり高いでしょう。

かつて在籍したクラブでもあるジェノアに加え、トルコにも獲得にも興味を示すクラブがあるのではないか、という噂が出ています。

ただし、年齢と残り契約年数、そして現状登録外ということを考えると、本気の競合が起こらない限り、契約解除によるフリー移籍、という決着が濃厚かもしれません。

エルネニー

ベジクタシュがエルネニーの獲得を目指していたがアーセナルがこれを拒否した、という報道が出ています。序列的にはオファー次第で放出もなくはなさそうですが、ただ現状エルネニーがいなくなると中盤の層がかなり薄くなってしまうので、可能性は低そうです。

マット・メイシー

ウォルコット・チェンバレン・ウィルシャー・ラムジーらと並んで彼らほどの知名度はないものの、知る人ぞ知る永遠の若手枠であるマット・メイシーも気づけばもう26歳、さすがにトップチームで試合に出たい、ということでスコットランド一部のハイバーニアンへの移籍報道が出ています。

これはすんなり決まるのではないでしょうか。

エンケティア・チェンバース・ネルソン・ウィロック?

この辺りはまだ噂の域を出ないものの、上記の4人の選手に関しては、ちらほらと移籍の可能性もあるのではないか?くらいの報道があります。

ネルソン・ウィロックあたりは移籍するとしてもローンでしょうか。バロガンの契約延長との兼ね合いもあり、アーセナルがラカゼット・オーバメヤン後のストライカーをどうするかはかなり難しい問題で、エンケティアに関しては正直何とも言えませんが、一番移籍の可能性が高そうなのはチェンバースかもしれません。

ただし、サリバを勘定から外すと、来年にはソクラティス・ルイス・ムスタフィがいなくなると仮定して、右CBがホールディングしかいなくなってしまうので、ある程度代役の目途をつける必要があります。

この辺りはまだまだ今後に注目、といった感じですかね。

確定した移籍まとめ:

移籍関連の記事まとめ:

関連記事(広告含む)

Posted by gern3137