サカは自身の成長のためにもアーセナルに留まるべきである

分析海外記事

近年のイングランドの若手は、国内で出場機会を得られず停滞してしまうことが多かった。これにいち早く気付いたジェイドン・サンチョはだからこそ、若手により多くの機会が得られる地への移籍を選んだのだ。

今彼は20歳だが、既に欧州トップレベルで数シーズンの経験があり、ヨーロッパ一有望な若手とみなされている。

実現するかどうかは別として、既にチェルシーやユナイテッド、レアルマドリードへの大金での移籍が噂されるようになっている。

そして、驚くべきことではないが、ベネッツがトッテナムからボルシアMGへ、ルックマンがエヴァートンからライプツィヒへ、そしてマトンダがシティからシャルケへと移籍し、イギリスの若者たちがサンチョの後に続いている。これからもそういったイングランド人は増えることだろう。

だが、ブカヨ・サカは彼らに続くべきではない。

アーセナルとサカとの契約延長交渉が進んでいないことを受けてドルトムントが興味を示しており、近々ドイツ移籍が実現するのではないかと噂されている。ガナーズはまだサカとの延長に自信を見せているようだが、交渉が長引けば長引くほど、サカが海外移籍に惹かれる可能性は高まる。

だが、サカにとってブンデスリーガは自身の成長のためにベストな場所だとは言えない。もちろんだからと言って悪い選択というわけではないが、世界のトップレベルに上りつめるには、ドイツよりもエミレーツスタジアムの方が適しているだろう。

現時点では、アーセナルとの契約延長が最良の道のはずだ。

ブンデスリーガが全体的にユース選手に対して好意的だということもあるが、一番の特徴は、ドイツのクラブが若手にチャンスを与えるのを厭わないという点だ。これがブンデスリーガを他の国のリーグよりも若手にとって好ましいリーグにしている。

しかし、サカはアーセナルですでにファーストチームのポジションを手にしているのだ。出場機会を求めて移籍する必要はない。彼は既に今季18試合のプレミアリーグに出場し、ヨーロッパリーグにも8試合中6試合出場している。

ウイングからコンバートされ、左サイドバックとしての立場を確立している。彼の推進力とエネルギーはアルテタにとっての貴重なオプションだ。

アルテタ自身が、サカのパフォーマンスの向上に関して聞かれ、オリンピアコス戦後に『彼はサイドバックではないからね。彼を正しい位置に送り、正しい選手たちで囲めるように尽くしている。彼のファイナルサードでの判断は良い』とコメントしている。

サカがウイングである事実が一層彼をサイドバックでの脅威としており、守備の工場はまだ必要だが、攻撃面への貢献が非常に大きい。オーバメヤンとサカのコンビは非常に効果的だ。

イウォビやウィルシャー、ジョエル・キャンベルと数えればきりがないが、アーセナルのアカデミー卒の選手の多くは期待されたほどの活躍ができなかった。

アーセナルの上層部も他チームを見渡して、彼らのようになぜアーセナルもワールドクラスのタレントを輩出できないのかと頭を悩ませているだろう。

だが、サカはアーセナルが手にしている最上級の逸材だ。若く、ホームグロウンで、どん欲であり、これはガナーズの方向性と一致している。

もちろんこれは、サカがアーセナルにとって貴重な選手であるということだが、同時に、アーセナルがサカの成長に全力を尽くすだろうということでもあるのだ。サカはこの点をよく認識するべきだ。

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Posted by gern3137