ようこそ!パブロ・マリ!強みと弱みを徹底分析 後編
(この記事は前編の続きとなっています)
素晴らしい空中戦の強さ
パブロ・マリが特に秀でているのは空中戦だ。193cmの体格を生かし、空中戦勝率は71%、90分当たり2.5回の空中戦勝利を記録している。
これは、シュコドラン・ムスタフィと比較すると、本数的には少ないが、ムスタフィの試合数はサンプルとしては非常に少ない。どちらにせよ、マリが空中でボールを奪取するのが上手いことに違いはない。
弱点
彼の弱点に関してはすでに何度か触れたが、やはり特に際立つのは陸上での一対一の弱さだろう。理想的には、DFはスピードに不安を抱えている場合、相手に近づきすぎない方が良い。
足の遅いディフェンダーは、相手FWより後ろに構えている場合でも、相手の足の速さを計算し、彼らの走りこむスペースを消せる位置にポジションを取らなくてはならない。
しかし、マリは相手FWのすぐ隣に位置していることが多すぎる。そして、積極的にボールを奪取しようとするため、逆に簡単にかわされてしまうこともある。
既に言及したように、素晴らしい読みで挽回できることもあるが、よりずるがしこく、素早く力強いプレミアリーグのFWを相手にした際には、パブロ・マリが相手と1対1になった場合、シュートまでもっていかれてしまうだろう。
もちろん、アルテタがそれを計算に入れ、マリとの1対1を作る場面を減らそうとすることは考えられるが、彼自身ももう少し改善しなければならないだろう。
結論
この冬にアーセナル移籍が噂された二人のCBを比べれば、恐らくマトヴィエンコの方が優れたCBだろう。彼の方がスピードがあるし、ロングパスの精度も上に見える。
だが、特にローンなのであれば、マリは悪いチョイスではない。彼の試合の読みはソリッドだし、パスの精度も悪くはない。
ミケル・アルテタはここまで素晴らしい手腕で選手の強みを生かし、弱みを緩和することができている。同じようにアルテタがパブロ・マリを活躍させてくれることを期待しようではないか。
(Source: http://youaremyarsenal.com/pablo-mari-defender-arsenal-transfer-target-scout-report/ )
ディスカッション
コメント一覧
舞台は整い、準備もできた。払った犠牲は耐えられる範囲内だった。私はホールディングがものすごいプレイで、マリ選手を歓迎すると確信している。
スピードないDFが距離詰めて対応するのは普通
マリの問題はその時に相手を捕まえきれずに前を向かせてしまうとこ
スピードない選手がドリブラー相手に距離取って対応なんかしたらスペース与えた瞬間スピードで置いてかれるよ、だから基本的には前を向かせない、スピードにのせない、離さない