アーセナル vs ウエストハムからわかった5つのこと

分析

最後にアーセナルが試合で勝利をしたのは10/6のことだった。この二か月間強敵と言える相手はレスターシティだけだったにもかかわらず、42年ぶりの絶不調にチームは突入した。

監督を解任したが結果は上向かず、戦術、選手、キャプテンをいじっても泥沼から抜け出せなかった。だがそれも昨日で終わった。

9分間の間に3つの素晴らしい得点を挙げ、ウエストハム相手に逆転勝利を収めたのだ。アウェイで前半終了時点でリードされていながら勝利を収めたのは、実に2011年のチェルシー戦以来だ。

フレディの改革

その二日後に試合が迫る金曜日にウナイ・エメリは解任された。過密なスケジュールの中で、フレディ・ユングベリにとって暫定監督のタスクは難しい仕事になることは明らかで、自信も記者会見でそのことを認めていた。実施できたトレーニングセッションの数が少なく、あまり大きくチームを変えることは出来なかったとコメントしたのだ。

だが、指揮して三試合目となった今回の試合に関しては、ユングベリは大ナタを振るい、チームを大きく変えてきた。ルイス、ラカゼット、コラシナツ、ウィロックがメンバーを外れ、ペペがついにスタメン、オーバメヤンとエジルは中央に移った。

ただ、試合の前半を見る限りこの変更は全く機能していなかった。プレイは恐ろしほど鈍重で、前に進もうとする意志とインテンシティに欠けていた。チャンスもほとんど作れず、ポジティブな点は見当たらなかった。

ユングベリがチームを改革しようとするのは良いことだが、これらの改革はインパクトをもたらさなくてはならない。

スター性のあるマルティネッリ

時折、一目で将来のスターだと分かるような選手はいるものだ。その兆しは既にカップ戦で見えていたが、今回の試合でそれが明らかになった。

恐らく中央の方が向いているように思えるが、ウエストハム戦ではサイドでのプレミアリーグ初先発となり、60分地点まではそこまで目立たなかった。タッチ数はオーバメヤンに次いで二番目に少なかったくらいだ。ウエストハムのプレッシャーに苦戦しているように見えた。

だが、その後彼は立ったワンタッチで試合をその手に収めてしまった。

マルティネッリは先発デビュー戦で得点したアーセナルの選手としては最年少となり、彼のゴールはその得点力の証明だった。無駄なタッチを重ねて遅らせることはなく、ペナルティエリアの角からゴール下隅に流し込む。

すでに彼は今季のアーセナルでチーム内の得点ランキング2位に躍り出ている。ウエストハム戦でも彼のゴールで一気に流れを変えて見せた。彼は発展途上のスーパースターだ。

ボールを素早く動かすべき

私はブライトン戦後にボールをより素早く動かすことの重要さを強調したが、メンバーは変わっていたにもかかわらず、今日の試合にも同じことが当てはまった。

アーセナルがボールを保持している際のテンポは悪すぎ、ボールを動かすスピードがゆっくり過ぎる。ハーフタイムの時点で65%もポゼッションがあったにもかかわらず、ペナルティエリア内でのタッチ数はたったの4だった。ガナーズはボールを動かすことによってウエストハムの陣形を乱すことが出来ておらず、彼らに簡単に対応されていたからだ。

これは非常に由々しき事態だ。

さよなら、グラニト

クラブはうまくジャカのチームへの復帰に対処した。キャプテンはく奪を受けて、ジャカのノースロンドンでのキャリアは終わったかに見えたが、エメリもユングベリも彼をスタメンに復帰させ、サポーターもそれを受け入れているように見えた。

だが、今回の試合に関して言えば、それは過ちだった。もちろんジャカの周囲のメンバーの要因もあるだろうが、それでもジャカがアーセナルに相応しい選手だとは思えない。

彼は左足に頼りすぎているし、ボールを動かすのが遅すぎ、相手のカウンターに対処できるだけのアスリート力が足りない。

だが、ウエストハム戦ではさらにひどく、まるで彼はボールを欲しがっていないようだった。ジャカは先発するに値するクオリティを備えていない。

これこそ我々が待ち望んでいたニコラ・ペペの姿だ

ついにだ。

クラブ史上最高額で移籍してきた選手というのは試合を決める活躍が期待されるものだ。ここまでのところ、ペペはフリーキックを二本決めたヴィットーリア戦でそれが見られただけだった。今回はついにオープンプレイからそれを成し遂げて見せた。

彼のゴールはこれぞ逆足のウイングの真骨頂、といった形で、ペナルティエリアの角で相手ディフェンダーと対峙すると、素早く特異な内側の足に持ち替え、そこから素晴らしいカーブシュートをゴール隅に決めて見せた。素晴らしいゴールだ。

その後彼はオーバメヤンへのアシストも記録した。

ペペの総合的なプレイはどんどん改善してきている。前半ではアーセナルの最も危険な選手だったし、何度かドリブルでチャンスを作った。ここまではそれでも結局何もできず、というのがテンプレートだったが、ウエストハム戦ではついに本当に結果を残して見せたのだ。

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Posted by gern3137