ジャカがキャプテンに相応しいかどうかは選手たちが一番よくわかっている

分析

あなたの上司が良い上司なのかそうでないのかを判断するのはそこまで難しいことではない。それは他の人々や従業員、顧客、そして部下であるあなた自身への態度に表れる。

同じように、生まれつきのリーダーというのは簡単に見分けがつくものだ。もしかするとそれはシンプルなことかもしれない。単純に明確にコミュニケーションをとることが可能だったり、常にポジティブで人の気持ちを高めることが得意だったりということかもしれない。あるいは、会社の成長のために決断を下すタイミングがわかっている、などといったことかもしれない。

どんな形にせよ、大体の場合それは明らかなものだ。

そして、そういった人々のリーダーシップ力を測るのに相応しいのは、彼らに率いられている人物だ。当然のことだが、外から見ているだけでは、彼らの判断を下すのは難しい。

だからこそ、ウナイ・エメリが選手たちに誰が相応しいと思うかと問うた際の答えは尊重されるべきなのだ。もしそれが、ファンの多くが賛成できないものだったとしても。

選手たちの投票の結果、エメリはジャカをキャプテンに任命した。私自身も含め、外側から見るとその決断には疑問が残るように感じられるが、選手たちこそが、キャプテンに率いられるものたちなのだ。

日曜日の事件を受けて、ジャカのキャプテンはく奪を望む声も上がっており、これは確かに根拠のない意見だというわけではない。

だが、ジャカ不在で迎えたリバプール戦の後でも、チームはジャカを支持していることが示された。エミリアーノ・マルティネスは情熱的にジャカのリーダーシップについて語り、彼はチームからサポートされていると強調した。

ファンはジャカがキャプテンというのは賢い選択に思えないかもしれない。ファンはジャカのキャプテンはく奪を望むかもしれない。ファンはそもそもエメリがジャカをキャプテンに任命したことこそが間違っており、そのミスの代償を今払わされているのだと思うかもしれない。

だが、私も含め、ファンというのはおおかたの場合、状況を100%は理解していないものだ。

だが逆に、選手たちはよく理解している。それが彼らの人生なのだから。彼らはクラブで起こっている事情を全て知ることが出来、そしてそれでもジャカが最高のキャプテンだと信じているのだ。それに異を唱える我々はいったい何様だというのだろうか?

(Source: https://paininthearsenal.com/2019/10/31/arsenal-like-not-players-know-best/ )

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Posted by gern3137