【プレビュー】ノースロンドンダービー: 今季躍進するのは北ロンドンのどちらのクラブか

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熱烈なファンには怒られるかもしれないが、今季のアーセナルとトッテナムには共通点がいくつかある。まず、両者ともにプレミアリーグで3位と4位を争う4チームのうちの一つだ。

確かに先週トッテナムはシティ相手に勝ち点1をもぎ取ったが、試合展開を見れば、マンチェスターシティの強さとは大きな隔たりがあるのは明らかだった。

そして、アンフィールドでのアーセナルも昨年の勝ち点27の差は偶然ではなく、正当な差なのだということを感じさせた。まだ八月すら終わっていないが、恐らくこの2チームの今季の目標は3位か4位に入り、CL出場権を獲得することにあるのは明確になってしまった。

アーセナルもトッテナムも、開幕からの3試合で素晴らしいスタートを切ったとはいいがたい。アーセナルに関して言えば、3人の新加入選手と昨季末にプレミアリーグデビューしたばかりのウィロックが多く出場機会を得ており、ペペやセバージョスといった選手たちに期待は持てるものの、全員が自分がチームで何をすべきかわかっているように見えるリバプールとの練度の差は対照的だった。

新加入選手に加えてレノやソクラティス、ゲンドゥージ、トレイラといった選手も一年前に加入したばかりで、オーバメヤンやムヒタリアンでさえも、まだアーセナル在籍歴は短い。

トッテナムが2018年の夏に誰も獲得しなかったことは話題になったが、この夏はもう少し不安定になりそうだ。今私がこの記事を書いている時点でエリクセンの去就がチームに影響を与えており、彼はチームにとって未だに重要な選手だ。

フェルトンゲンもこのままであれば来夏フリーでチームを去ることになるので、今季どこまでチームの中心でいられるかはわからない。恐らく最終的なエリクセンの後継はロチェルソということになるのだろうが、アーセナルのペペと同じように、チームへの合流が遅れたため、本調子でプレイできるのがいつになるのかはまだわからない。

ライアン・セセニョンやエンドンベレといった選手たちがけがに見舞われたことで、トッテナムの改革は一時停止となってしまった。

トッテナムも昨季終盤にかけて調子を落としたが、アーセナルはそれ以上に熱心にCL出場権を失おうとしていたようだった。そして、ELの決勝でも敗北した。

それがこの夏のアグレッシブな動きにつながったのは確かだが、彼らは未だに移籍市場が閉まる前に売却しなければならない選手たちを抱えている。未だにシュコドラン・ムスタフィとモハメド・エルネニーは自分たちが練習すべきクラブを見つけられず、TVでアーセナルの試合を見ているのだ。

チーム作りという点に関しては、トッテナムのほうがより一貫性があるといえるだろう。選手たちはより長く在籍しており、ニューカッスル戦でも今季の新戦力は一人も先発しなかった。

アーセナルのチーム改革は二年目に突入したが、未だにピースがはまりきっていないという感覚は否めない。エメリはチームをいじり、フォーメーションを変え続けている。とはいえ、これがエメリのスタイルかもしれず、そもそも毎週同じ布陣で試合に臨むということをアーセナルはもうしないのかもしれない。

今季のトッテナムは試合の序盤にエンジンがかからないことが多いが、逆にアーセナルは序盤は悪くないものの試合が進み対戦相手がギアを上げてきた場合に対応できないことが多い。

昨今のノースロンドンダービーは、中立のサッカーファンにとって愉快な試合となることが多かった。この大きな要因の一つが、この2チームの実力が伯仲していることだろう。

明日のノースロンドンダービーは、未だに両監督がベストなチームのケミストリーを見つけ出せていない状態での激突となる。今季一度目の北ロンドンの栄冠を巡る争いは、選手個人のクオリティの優劣が試合の結末を分けるような展開となるかもしれない。

(Source:
https://www.unibet.co.uk/blog/football/premier-league/arsenal-vs-tottenham-wannabe-title-contenders-destined-to-battle-each-other-1.1241152 )

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