2018/19アーセナルレンタルウォッチ

オリジナル

まだヨーロッパリーグ決勝は残っているものの、プレミアリーグは今日で終了ということで、今季アーセナルからレンタル移籍していた選手たちが移籍先でどのような活躍を見せたのかを振り返ってみたいと思います、

カラム・チェンバース(フラム)

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プレイしているリーグのレベルや出場機会の多さなどを考えると今季レンタル中の選手で一番活躍したといっていいのがチェンバースだろう。

昨年のミドルズブラに引き続きフラムも降格となり、疫病神のようになりつつあるが、選手個人としては納得のパフォーマンスで、プレミアリーグ30試合出場と不動のレギュラーをつかみ取り、マンオブザマッチ級の活躍も見せていた。現地サポーターからの評判も上々だったようだ。

今季はコンバートされCBではなくCMFとしてのプレイが主となっていたようなので、来季エメリがどのような決断を下すのか興味深いが、トレイラの控えとしてきちんと守備のできる2人目のCMF、かつCBの控えもこなせるとなれば、チームにとって非常に有用な選手になる可能性は十分あると思われる。

リース・ネルソン(ホッフェンハイム)

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安定した出場機会という意味ではチェンバースには一歩及ばなかったが、与えたインパクトとしてはリース・ネルソンがナンバーワンだろう。

まだ19歳ながらブンデスリーガでは22試合、CLで5試合に出場7ゴール1アシストという活躍を見せた。ベンチからの出場も多かったが、10代であることを考えれば、これだけの出場機会を得られれば上出来といえるだろう。

特にシーズン前半は得点の嗅覚が爆発し、連続得点も記録するなど、89分当たり1点という素晴らしい決定力を見せた。まだまだ粗削りながら、ワールドクラスの得点力のあるウイングというアーセナルが喉から手が出るほど欲しい選手に成長するポテンシャルを秘めており、恐らく来季はアーセナルのファーストチームで出場機会を得ることになるだろう。

エミ・マルティネス(レディング)

上の二人と並んで出色の活躍を見せたのがマルティネスで、冬にレディングにレンタル移籍すると即座にポジションを掴み、何度もマンオブザマッチの活躍を見せて現地サポーターのハートを掴んだ。

アーセナル的に一応ありがたいシナリオとしてはマルティネスがアーセナルの第二GKに収まってくれることだろうが、そろそろ若くもないことだし、本人はエメリが自分がファーストチョイスに相応しいかどうかテストする気がないのであれば移籍するしかない、とコメントしており、果たして残ってくれるだろうか。

契約的にはまだ長く残っているので無理やり残らせることも出来なくはなさそうだが、選手のモチベーション的にも全員が納得できる結果になってほしいところ。逆に、誰かベテランの第二GKを新たに獲得するつもりなのであれば、レディングで大活躍を見せたこの夏が売り時といえるかもしれない。

クリスティアン・ビエリク(チャールトン)

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他の選手の陰に隠れてあまり噂になっていないが、実は地味に活躍しているのがビエリクで、移籍先の英三部チャールトンでここまで31試合に出場、継続して出場機会を得ており、CBながら3得点2アシストも記録している。

個人的にポイントが高いと思うのがイエローカード12枚、という数字で、もちろんカードが多いことは必ずしもプラスではないものの、恐らく肉体的には準プレミア仕様といっても良いだろうイングランドのリーグでここまでイエローカード量産体制(ソクラティスのイエローカード数がここまで12)で来ているというのは、肉体的に十分適応できているという証だろう。

あくまで3部での数字ということで過度な期待は厳密ながらも、190cm越えの身長を活かしてフィジカルを前面に押し出したプレイをするCBというのはアーセナルにとっては非常に良いオプションになりそうで、マヴロパノスと2人でこの枠を来季はぜひ争ってほしいところ。少なくともプレシーズンでのチャンスは与えられることだろう。

オスピナ、浅野、スミス=ロウ、メイシー

残りの選手を少々雑なまとめ方をさせてもらったが、オスピナは退団がほぼ確定といっていいだろうし、他の3人は目立った活躍を残せなかった。スミス=ロウに関してはずっと怪我をしており、もしかするともう一年このままレンタル延長などを視野に入れての移籍なのかもしれない。

メイシ―も満足なプレイは出来なかったようだし、浅野に至っては買取義務の発生を避けるために干される、という目も当てられない結果となってしまった。

と、ここまで書いて気付いたのだが、Transfermarktによると、オスピナはなんと契約が2020年までとなっている!移籍時にまさか6年契約を結んだということなのだろうか。あるいは、発表がなかっただけでどこかのタイミングでこっそり延長されていたか。

もしこれが事実だとするとまだ契約が残り一年あることになるので、もしかすると1%くらいはオスピナが返ってきて第二GKに収まる、というシナリオもありうるのかもしれない。本人がそれを望むとは到底考えづらいが。

どちらにせよ、この夏のアーセナルの補強ポイントはてんこもりなので、出来れば第二GKは自前ですませたいところだ。

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