選手採点アーセナルvsアストンヴィラ(H) プレミアリーグ2023/2024 第32節

2024-04-15分析

優勝争いは一歩後退、前半決めきれなかったアーセナルが痛恨の敗戦。

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GK

失点場面は両方とも、ラヤに責任がある、というほどのものではなかったが、一方であまり見せ場も作れなかった。

イエローカードを貰ってしまっていたためか、早めの交代となったが、この試合のパフォーマンスは悪くなかった。タックルとインターセプトの合計は7とチーム最多を記録。

基本的にはワトキンス相手によく対処していたように思うが、一失点目の場面で反応が遅れた3人の選手のうちの一人だった。

良いクリアなどを見せた場面もありつつも、危険な位置でFKを与えたり、クリアに失敗しピンチを招いたりなどと、波の激しい試合だった。

試合の前半、低い位置のライスをサポートする形でのジンチェンコ起用はうまくいっているようにも見えた。ただ、ボール保持時の軽率なプレイからピンチを招いたり、下がりがちになってしまオフサイドラインを乱している場面があった。

何度かカウンターの起点にはなったが、ベストな試合ではなかった。

前半はほとんど神がかり的なプレイを何度か見せていた。今季アシストが6にとどまっているのが象徴的だが、これだけ彼が好機を生み出した前半にリードを奪えなかったのは残念だった。

特に前半何度も中盤から前のスペースに飛び込む良いランを見せたが、結果的にはそのどれも得点につなげることができなかった。

攻撃だけでなく守備でも献身的にプレイしたが、後半チーム全体と共に勢いを落とした。

シュートコースも多少甘かったかもしれないが、マルティネスの好セーブに絶好機を阻まれた。全体的に悪かったわけではないが、先発時だと途中交代時に見せる圧倒的な決定力を発揮できないのは少々不思議だ。

チーム全体の攻撃と同様に、前半は何度か良い場面があったが決めきれず、後半失速、という形だった。最近のアーセナルを見ていると、枚数的には前線は足りていても、そこまで確度の高くないシュートも時々ねじ込んでしまうようなストライカーを獲得しようと動く気持ちは理解できるような気がする。

まだコンディションが万全でないのか、あまりインパクトは残せなかった。

試合の流れは変えられなかったが、特に問題はなかった。

(ジョルジーニョ、スミスロウ、エンケティアは出場時間が短いため採点なし)

Posted by gern3137