選手採点 アーセナルvsリバプール(H) プレミアリーグ2023/2024 第23節

選手採点

アーセナルのタイトルレースへの参戦を高らかに告げるリバプール相手の勝利。

GK

ラヤ: 6

サリバとのコミュニケーションエラーから失点は喫したが、ラヤの足元の安定感はアーセナルがリバプールを攻略するのに一役買った。

DF

ホワイト: 7

比較的早い時間にイエローカードを貰ったが、特にそれに影響されることなく安定感のある守備を見せ、右サイドからリバプールにはほとんどチャンスを与えなかった。

サリバ: 6

全体を通しては悪くなかったが、簡単にクリアすればよかった場面で判断を誤り、リバプールにゴールを与えてしまった。

ガブリエル: 7

リバプールの攻撃陣相手にフィジカル面で全く引かず、ガブリエルにとってはアンラッキーな形だったオウンゴールを除けば相手を抑え込んだ。

ジンチェンコ: 7

高めの位置でのプレイがかなり効いていたたように見えたので、怪我による交代は残念だった。アーセナルの最終ラインはかなり手薄となっており、早めの復帰を祈りたい。

MF

ライス: 8

タックル4、インターセプト2、クリア2と中盤で相手を阻み続けただけではなく、キーパスも2を記録。予備動作の少ない所、あるいは若干体勢が崩れているように見えるところからでも正確に足を伸ばしてのボール奪取は圧巻。加えて、右利きのセットプレイのキッカーとしての立場も確立しつつある。

ジョルジーニョ: 9

ボールタッチ数、パス数、ボールを運ぶドリブル数でチームトップの数字を記録し、チームのボール回しの中心となりながらもインターセプトも4を記録するなど、攻守両面で素晴らしいパフォーマンス。プログレッシブパス数も10とウーデゴールの11に次ぐ数字を残し、素晴らしいパスで何度もボールを縦に送り込んだ。

ウーデゴール: 7

ボールを前に進め、チャンスを作りつつ、前線からのプレスでも存在感を見せた。チームトップのキーパス数3を記録しており、特にハヴァーツへの素晴らしいスルーパスがアシストにならなかったのは少々アンラッキーだった。

FW

サカ: 7

どちらかというと逆サイドのマルティネッリやハヴァーツの方が目立っていた印象ではあったが、それでもボールがこぼれてきた場面で貴重な先制点を記録、これで今季はプレ見リーグで既に8ゴール8アシスト、早くも2桁得点&アシストが見えてきた。

マルティネッリ: 8

持ち前のスピードを活かした迫力のあるランでリバプールを脅かした。サカへのクロスはアシストになっていてもおかしくなかったし、諦めずに裏に走りこみ続けたのが活き、相手のミスから決勝点も沈めた。

ハヴァーツ: 7

ジェズスの怪我によりワントップで先発。ベンチにはトロサールもエンケティアもいたので、対戦相手試合ではありそうだが、ハヴァーツのワントップ起用の優先順位はアルテタの中でかなり高まっているようだ。

ウーデゴールのパスを決めきれていれば完璧な試合となっただろうが、結果的にはサカが決めてくれたので問題とならず、前線でボールを収めながら、相手のファウルを誘発し、有力なオプションとなれることを示した。

交代選手

キヴィオル: 7

ジンチェンコに代わって後半頭から登場。中盤にライスに加えてジョルジーニョもいたため、そこまで中に入ってのプレイが求められなかったこともあってか、特に問題なくプレイ出来ていた。

相手ボックス内への絶好のクロスに走りこんでヘディングシュートを放った場面もあった。

このままキヴィオルが左サイドバック/CBのオプションとして問題なく機能してくれるのであれば、選手層という意味でアーセナルにとっては非常に大きいはずだ。

トロサール: 7

彼ほどスーパーサブという言葉が似合う選手がいるだろうか。

前線の組み合わせはかなりうまくいっていたので、交代が難しそうではあったが、アルテタはマルティネッリを下げてトロサールを投入することを決断、トロサールもその信頼にこたえて見せた。アーセナルが既にリードしていた場面だったのもあって、サイドを華麗に抜け出したはいいものの中に味方が入れておらず、全く選択肢がない状態だったが、素晴らしいシュートで独力で得点までもっていった。

(ネルソンは出場時間が短いため採点なし。ただ調子は悪くなさそうだった。)

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Posted by gern3137