選手採点 アーセナル vs ウルブズ(H) プレミアリーグ2023/2024 第14節
選手採点
圧倒的な序盤からは一転、後半少しハラハラさせられつつも勝利で首位をキープ。
That Saka x Odegaard link-up 😍
— Arsenal (@Arsenal) December 2, 2023
Wolves highlights right this way, Gooners 👇 pic.twitter.com/Nzvj15MXZm
GK
ラヤ: 7
そこまで多く出番はなかったが、必要とされた際には集中を欠くことなく冷静に対応した。
DF
冨安: 8
チーム最多タックルを記録しつつまたしてもアシストも披露。ファイナルサードでの決定的な貢献までこなせるようになってきており、このままいくと(左サイドバックの状況次第でもあるが)ホワイトからの右サイドバックのポジションの奪取も見えてきていただけに、怪我が深刻なものでないことを祈りたい。
サリバ: 7
安定したパフォーマンス。1年以上ぶりにイエローカードをもらった。
ガブリエル: 7
特に問題なく時折訪れたピンチの芽を摘んだ。
ジンチェンコ: 6
攻撃面での貢献は疑いの余地はないが、何度か軽率な場面が目立ち、試合を接戦にしてしまった。冨安の怪我事情次第でもあるが、今後左サイドバックのポジションをどうしていくべきなのかはなかなか難しい所だ。
守備全体は別に悪くないのだけれど、ジンチェンコだけひとり10年前のアーセナルからやってきたみたいな危うさを漂わせているな。笑
— 山中拓磨(Takuma Yamanaka) (@gern3137) December 2, 2023
MF
ライス: 8
前線にも割と頻繁に上がっていくのだが、上がってはいけないタイミング、戻るスピードなどが素晴らしく、守備的MFの直感とでもいうのか、危険な場面になりそうところで常に相手を止められる位置にいてくれているのはチームにとって非常に頼もしい。
タックル3、インターセプト5、クリア2、シュート3を記録。
ウエストハムでの役割というか責任というかと関係しているのかもしれないが、ライスは歴代のアーセナルの選手の中でもトップクラスで隙を突かれないというか、なんといえばいいのかわからないが、危なそうなときに対応できる所にきちんと戻っている能力が高い気がするな
— 山中拓磨(Takuma Yamanaka) (@gern3137) December 2, 2023
ウーデゴール: 8
最近は若干不調気味だったウーデゴールだが、冷静なシュートで得点を挙げたのに加え、キーパス6、ビッグチャンス創出3、プログレッシブパスに至ってはなんと13本と圧巻の活躍を披露。エンケティアやトロサールへのお膳だてをした場面など、もっとアシストがついていてもおかしくなかった。
Martin Ødegaard, Performance Detailed – Arsenal vs Wolves
— Scott Willis (@scottjwillis) December 2, 2023
This is the Ødegaard Arsenal had been missing, 13 progressive passes! 6 key passes! 1.9 xA!
Oh and he added a goal too pic.twitter.com/svWnnh5Lxx
トロサール: 7
本職ではない中盤での起用が続いているが特に問題なくこなしている。特にボールを失った直後の相手のカウンターを阻止する守備は素晴らしいものがあった。
FW
サカ: 8
もう当たり前になりつつあるが、得点を記録。キーパスも4本はなった。サカやマルティネッリ相手に1対2を作って対応するチームが増えている中、一瞬のスキをついて得点やアシストをする形を見つけ出しつつある。
マルティネッリ: 7
結果的に得点こそならなかったものの、調子は非常によさそうで、試合を通して相手の手を焼かせた。
ジェズス: 7
前半は生き生きとプレイしていたが、少し早めの交代となった。怪我明けブラジル代表でのいきなりの先発からの連戦の疲労の影響は少しあるだろうか。
交代選手
エンケティア: 6
ウーデゴールが演出した大チャンスが訪れたがポストに当ててしまい決めきれず。ゴールは時の運、という部分もあるかもしれないが、先発の場合はかなり献身的に走り回るのに、途中出場だとプレスが控えめになってしまうのはなぜなのだろうか。
ハヴァーツ: 6
つい先日まではアーセナルファンの間でも懐疑派が多数を占めていたような気がするが、交代出場時はファンからの歓声で迎えられるなど、気づけば大人気になっている。相変わらずの空中戦の強さを見せた。
ホワイト: 6
まだコンディションが100%ではないのか、ベンチスタートとなったが、後半怪我で退いた冨安に代わって出場、特に問題なくプレイした。
(ジョルジーニョとキヴィオルは出場時間が短いため採点なし)
関連記事(広告含む)
Posted by gern3137
ディスカッション
コメント一覧
あらゆることが素晴らしかったランス戦。ウーデゴーアは「ライスにプレイさせる」プレイ。ジンチェンコもその意図をくみ取り似たようなことをした。
仲間にどのように気を使い、自身のプレイをするか。チーム全体がより上のレベルに向かっている。勝利がついてきている事が嬉しい。
失点シーン。ジンチェンコの心理など見えるが、解決する。
ライスは英国人特有の問題があるが、これも解決する。
試合を終わらせるゴールを取れないエンティケアを見ると、
CF論争もやむを得ないと思う。
エンティケアにとっては、身から出た錆。