2023/24アーセナル夏の移籍の噂まとめその1
まだ雨の多い日も続いていますが、そろそろ暑い日も増え始め、夏が始まる、夏と言えば移籍市場!ということで今年の夏の移籍の噂のまとめ第一弾です。怒涛の勢いで色々と進行しております。
獲得
デクラン・ライス: 60%
以前からずっと夏のアーセナルのトップターゲットであると報じられていたデクラン・ライスですが、ウエストハムがECLの日程を終えたので、ついに本格的に獲得に動き出しているようです。
Independent紙によると、ウエストハム側はもう少しライスへのオファー額を高めてくれるよう求めており、2回払い(現在アーセナルが提示しているのは4回払い)、90m£というオファーくらいで取引はまとまるのではないか、とのこと。 https://t.co/wW8Ro2jxIJ
— 山中拓磨(Takuma Yamanaka) (@gern3137) June 16, 2023
どうやら第一弾のオファーはウエストハムに拒否されたようですが、逆に一発目から満額回答、となった場合は移籍金を支払いすぎている可能性が高いので、一旦こちらの要求額を提示しておいて、ウエストハム側の要求額の間のどこかで落としどころを見つける、というのは自然な流れだと思われ、そこまで心配することはないでしょう。
報道を見る限りはライスがロンドンに残ってのアーセナル移籍を希望しているようなので、他にも興味を示しているクラブはあるものの、この取引が実現する可能性はかなり高そうです。
移籍金額は各メディアによって少々ばらつきがありますが、どうやら100m£近くとなりそうな模様。
モイセス・カイセド: 5%
一方で、冬の移籍市場でアーセナルが獲得に動いていたカイセドに関しては現時点ではチェルシー行の可能性が高まっており、アーセナル行の見込みはかなり薄くなっているようです。
もともとアーセナルは中盤を2人獲得を望んでいるものの予算的にライスとカイセドの両獲りは難しいのではないか、という声もありましたが、どうやらその通りで、夏のアーセナルの最優先ターゲットはライス、カイセドに関しては当初から本気で動くつもりはなかったように見えます。
カイ・ハフェルツ: 40%
この夏突然名前が出てきて、物凄いスピードで話が進行しているのがハフェルツです。もともとアーセナルがメイソン・マウントを狙っているという話があり、中盤×2+最終ラインの補強に加えてより攻撃的な選手をもう一人獲ろうとしていると言われていましたが、マウントがマンチェスター・ユナイテッド行を希望していたため、ターゲットを同じチェルシーのハフェルツに切り替えたそうです。
ロマーノ記者によると、アーセナルのハフェルツ獲得に向けて第一弾のオファーは一旦拒否、ライスと同じく交渉は継続中だそうです https://t.co/mmkBDdDtwY
— 山中拓磨(Takuma Yamanaka) (@gern3137) June 17, 2023
アーセナルは既にライスと同じく公式オファーを出すところまで行っており、チェルシーの要求額は当初は75m£という話でしたが、50-60m£程度のオファーでも考慮するかもしれないらしく、これはアーセナルの想定予算の範囲内のようです。ここまでのスピード感を見る限り、もしかするとライス獲得よりこちらが先に成立しているかもしれません。
アルテタがハフェルツをどのポジションで起用することを考えているのかは少し興味深い所です。
ロメオ・ラヴィア: 10%
アーセナルはライスに加えてもう一人中盤の獲得に動いていると言われていますが、そのターゲットの一人で名前が挙がっているのがセインツの若手MFラヴィアです。
こちらに関してはまだ多くのメディアによって報じられている、という状況ではないので、どこまで話が進んでいるのかは不透明ですが、現在の中盤の陣容と予算を考えると、ライスを獲得できたのであれば、もう一人の中盤はどちらかというとポテンシャル枠寄りの選手になる可能性は高いかもしれません。
ムサ・ディアビ: 3%
この夏アーセナルがハフェルツに加えてウイングも獲る、というのが現実的なのかはいまいち判然としませんが、突然レキップ紙がアーセナルがムサ・ディアビ獲得をリードしていると報じていました。
スカッドの現状を考えると可能性は低そうに思えますが、アルテタは質の高いウイングを補強できるチャンスは常に窺っているようなところも多少あるので、今後に注目です。
放出
先日契約満了に伴うフリーでのメイトランド=ナイルズの移籍は発表されましたが、今の所信憑性が高そうな選手の売却の話はまだ特には出ていません。
リース・ネルソンやウィリアム・サリバあたりも無事契約延長にこぎつけたようです。
ジャカのレバークーゼン行はほぼ決まりと報じられてはいますが、これはアーセナルがライスの話をまとめて初めて成立するようなので、そちらの進展次第で動きが近々あるかもしれません。
ティアニーやバログンといった放出の可能性が高いのではないかとみられる選手もまだ具体的な話は出ていないので、売却に関してはまだこれから、という感じの様です。
ディスカッション
コメント一覧
サッカー周辺に発生する犯罪の原因の一つに、移籍情報。レーザーポインター。
イギリスという国の問題なのか、プレミアという問題なのか。コメンテーター、監督までも。
ジャーナリスト。かつて……を死に追いやった狂気がサッカーに。人数が多いからから大丈夫、という理屈は通らない。ファンが気になるのは当然だが、境界線はある筈。誤情報、情報操作は遠ざけたい。
パーセントで…というのは良心を感じます。
大戦の可能性(誤情報と情報操作によって起こる)を排除する為に、サッカーに出来る事はある。
ライスを逃したら最悪の出来事
根気よく交渉するのは素晴らしいけど、ライスは割高でも一発で相手クラブを納得させるべきレベルの選手