アーセナルの今季後半戦のカギを握る冨安健洋とトーマス・パーティ

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アーセナルは気候の温暖なドバイでトレーニングキャンプを行い、もうすぐレディング相手のフレンドリーマッチを開催する。最近のアーセナルはコンディション面での問題をいくつか抱えていたが、ほとんどの選手がリフレッシュでき、調子を整えられたことを願おう。

一方で、私は冨安健洋の怪我の経過の続報を心配しながら待っている。今回のキャンプの前に冨安は怪我により数週間離脱する見込みだとされていた。

右サイドバックというポジションの選手に関してこれを言うのも少し奇妙なのだが、チームの安定感は冨安がいるかいないかで大きく異なる。代役がセドリックであり、私が彼をあまり信頼していないというのはその理由の一つだが、ほんの小さな一部に過ぎない。

むしろ、冨安はその守備のクオリティに加え、彼が右サイドにもたらすバランス感覚は非常に素晴らしいものであるからだ。

アーセナルにここまで常に警戒を怠らず、常にスイッチが入った状態をキープしているDFが在籍するのはいつぶりだろうか。

もちろん、他の選手が気を抜いているといいたいわけではない。例えばガブリエルはどんなデュエルにも迷わず飛び込んでいくし、相手の攻撃がもたらそうとするカオスを防いでくれる。

だが、トミはある種、ペナルティエリア内でその嗅覚で常に正しい場所におり、どんなこぼれ球にも詰める事が出来るストライカーのような選手だ。

守備時に冨安はいつも相手が一番いやだと思う場所にいる。相手チームにとっては非常に苛立たしいことで、そして、それはアーセナルファンにとっては素晴らしいことだ。彼が近いうちにチームに復帰してくれることを願おう。

そして、もう一つ残りの17試合で重要になってくるのがトーマス・パーティが怪我無くAFCONでチームを去る前のようなパフォーマンスを見せ続けてくれるかどうかだろう。

彼はシティ戦で素晴らしく、アーセナルが勝利を収めるためには彼のこのようなパフォーマンスがもっと必要となってくる。

アーセナルがどのような前線を起用するにせよ、機能させるためには中盤からのボールを前進を強化する必要があるし、パーティはそれをチームにもたらせる選手だ。

我々はバーンリー戦でジャカと彼の二人を出場停止で欠いたが、彼らがもう今季分のナンセンスなプレイを済ませてしまったと祈るしかない。

冨安と同じく、パーティも今季のカギを握るだろう。ここまでの所、まだパーティは本領を発揮した状態を長期にわたって一貫して継続できてはないが、復調に今季後半以上の良いタイミングがあるだろうか?

もちろん、現実的に考えると、トップ4争いを続けるためには、恐らくチームのほとんど全員が怪我無く好調を維持する必要があるだろうが、特に重要なポジションというのはある。

当然CMFはその一つで、もう一つはセンターフォワードで、だからこそファンは移籍市場を嘆いているわけだが、中盤が機能すれば、自然と得点も増えるはずだ。

これから今季末にかけて、ジャカとパーティのパートナーシップはチームにとって大きな役割を果たすことになるだろう。

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Posted by gern3137