選手採点 アーセナル vs ブレントフォード(A) プレミアリーグ 2021/2022 第1節
選手採点
帰ってきたアーセナル!!
GK
レノ: 4
1失点目はシュートが素晴らしかったし、2点目は相手のファウル気味だったが、やはりプレミアリーグでは、時にこれくらいのコンタクトも流されてしまうようだ。
失点はともかくとして、それ以上にボールをつなぐという面でベストとは言えない試合だった。
DF
チェンバース: 4
1失点目のきっかけとなってしまったのに加え、クロスの精度は相変わらずよかったものの、それ以外は攻守両面で全く存在感を見せられなかった。ビルドアップでの限界も露呈し、チェンバース自身がどうこうという話ではないかもしれないが、チーム全体で考えたときにファーストチョイスの右サイドバックが彼というのはあまり望ましくない状態であるように感じられる。
ホワイト: 5
開幕戦でいきなりデビューとなったホワイトだったが、良くも悪くも前評判通りといった印象。地上空中両方で守備は怪しく、一方でその高いボール前進能力の片りんは見せた。
特に一つ完全に追い込まれたかに見えた場面から逆サイドに展開した場面はしびれた。
マリ: 4
一時期は非常に安定感があっただけに、どこが転機となったか、あるいはもともとただのラッキーな好調だったのかは定かではないが、やはりプレミアリーグで先発を任せるには不安であるという所が露呈しつつある。
空中戦は良かった。
ティアニー: 7
昨季さんざん見た光景ではあるが、相変わらずチーム唯一攻撃で脅威となる選手がティアニー、といった趣だった。6本のキーパスを記録。何とかして早いうちにティアニーをサポートする体制を整えたいものである。
MF
ジャカ: 6
特筆して良かったわけでも悪かったわけでもなく、いつも通りのジャカ、といった感じだった。ただ、ジャカに出来ること、出来ないことはアルテタも重々承知のはずで、やはり重要となるのはその他の部分でどう補うかだろう。
一つ危ういミスがあった場面でDAZNの放送で『珍しいですね』とコメントされていた場面は日本中のアーセナルファンが首を傾げたに違いない
ロコンガ: 7
パーティの怪我に伴ってジャカのパートナーとしていきなりの先発プレミアリーグデビューとなったロコンガだが、この試合の数少ないポジティブの一つといっていいだろう。嬉しいサプライズだが、既にプレミアリーグで十分やれそうなところを見せた。
流石21歳でアンデルレヒトでキャプテンを任されただけあってか、新たな舞台みまったく気後れすることもなく、技術面でも申し分なし、特にその前への意識は頼もしかった。
スミスロウ: 7
ティアニーと並んでアーセナルの攻撃陣で数少ない可能性を感じた選手の一人。・・・こちらも昨季と同じと言えば同じだが。
素晴らしいプレイから何度か相手ゴールに迫る惜しい場面を作った。
FW
バログン: 5
普段散々オーバメヤンとラカゼットは共存できるのか、どちらかを売却したほうが良いのか、、、とアーセナルファンが頭を悩ましている中いざ蓋を開けてみると開幕戦で両者不在、いきなりバログンが先発、という事態に陥っていたのはいかにもアーセナル、という感じである。
今日の試合をもってバログンのポテンシャルや能力を判断、などといった話ではないものの、あまり見せ場を作れず、やはりまだまだ特にフィジカル面でプレミアリーグでプレイするには改善の余地があるように思われた。
マルティネッリ: 5
オリンピックから帰ってきて即座にスタメンとなった。バログンと同じく、あまり試合に入れず、輝けなかった。
ただ、コーナーから一つ惜しい場面があり、やはりクロスに合わせるという意味では現状のFWで一番うまいのではないかという気がする。オーバメヤンとラカゼットの状況次第では来節も先発の可能性もあるのでぜひ来週はティアニーのクロスに合わせるところを見たい。
ペペ: 6
若手が揃うアタッカー陣で最も年長の選手として期待を背負ったが、結果は出せず。相手の好セーブに阻まれた場面は非常に惜しかった。途中からは中央でプレイ。
ペペ・マルティネッリ・バログンという布陣は少しフィニッシャー過多だったようにも感じられ、やはりもう一人攻撃的MFの獲得が待たれる。
交代選手
サカ: 6
まだコンディションが万全ではないということでベンチスタートとなったはずだが、背に腹は代えられず、開幕戦で既に『サカが何とかしてくれるよう祈る』という昨季のアーセナルと同じ状況が発生してしまった。
やはり随所に良いプレイを見せ、チームにとって不可欠な存在であることを見せたが、得点には繋げられなかった。
ネルソン: 6
欠場者続出の影響もあってだが、昨季の様子を見るにまさか開幕戦で機会を得るとは、非常に意外な展開だった。ソリッドではあったが、かといってチームに残すべき、というほどの活躍が見せられたわけでもなかった。
タヴァレス: 5
チェンバース、ベジェリン、セドリック、ナイルズ、と右サイドバックが4人揃っている中で、まさかの若き左サイドバックが5番手(というか今日の交代を見るに2番手?)として名乗りを上げた。
インパクトを残すほどの時間は与えられなかったが、左利きであることを除けば攻撃力はこの5人の中で一番だと思うので、まさか今後右サイドバックとして出場機会を得る可能性も?
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Posted by gern3137
ディスカッション
コメント一覧
昨年ゴールエリア固めてセットプレーからの失点は減った、でももっとも大事な試合でアルビオルに決められた
ゴールエリアギリギリ狙われてレノはパンチにいけなかった、似たような展開で研究されてるんすよね
ゴールエリアでキーパーは守られるべき
もともと曖昧なサッカーのルールに正確なテクノロジーのっけて
興ざめするような解釈を今年もお届けするんかい
概ね同意。くそみたいなゲームだったが強いて収穫を上げればロコンガが使えること、ホワイトはやはりヘディング最弱で2CBでは穴でしかないこと、パブロマリはCBとして基本がなっておらず即刻クビでも良いこと、ということが分かったことくらい。
エンケティア
スミスロウ ぺぺ
ティアニー ロコンガ パーティ サカ
ガブリエル ロブ ホワイト
こんな感じで3CBにすれば大方の問題は解決すると思うのだが。エンケティアはPSMでキレキレだったから個人的にスタメンで見たいので。