今季のアーセナルのフィジオチームとトレーニングスタッフは称賛されるべきである
アーセナルには、数多くの有望ながら多くの怪我によりキャリアで苦しんだ選手たちを抱えてきた歴史がある。
ジャック・ウィルシャーの足首の怪我や足の怪我以後のラムジーの筋肉系の怪我、そしてアブ・ディアビの18度の怪我。
その他にもACLの怪我を経験した選手も多いし、今期に関して言えば、トーマス・パーティも重度のものではないものの怪我が多く苦しんでいる。
そして、これにより、アーセナルファンはアーセナルのメディカルスタッフやフィジオに懐疑的な目線を向けることが多い。
だが、今季の夏のオフシーズンは歴史上未だかつてなかったような短さだったにもかかわらず、プレミアリーグと代表戦はとんでもない過密日程だ。
パンデミックによるリスクがあるだけでなく、今季の選手たちは精神面身体面で未だかつてないほどの負荷がかかっている。
それにも関わらず、今季のアーセナルのフィジオチームは過去に類を見ないこの状況を非常にうまくコントロールしている。もしかすると、元PSGのフィジオであるブルーノ・マッツィオッティがチームに加わり、アカデミーのフィジオだったジョーダン・リースがトップチームのフィジオに昇格したことが影響しているのかもしれない。
いかに、今季の彼らの功績を挙げていこう。
怪我の少なさ
プレミアリーグ公式サイトのデータによると、怪我の数と怪我により選手が出場した試合数の両方で、アーセナルは今季最も頻度が少ないチームとなっている
難しい怪我への対応
今季のフィジオチームは非常にトリッキーな怪我への対応を強いられた。特にロブ・ホールディングとトーマス・パーティのハムストリングの怪我だが、彼らはこれらに非常に良く対処し、2人とも予定よりも早く復帰、筋肉系の怪我につきもののセットバックもなかった。
特に後者のパーティの怪我に関しては、ハムストリング以外の他の怪我も抱えている中でのこの対応は素晴らしかった。
現在怪我で離脱中の選手たちのコンディション
また、会見でアルテタが明らかにしたところによると、現在怪我で離脱中のルイスやラカゼット、ティアニーといった選手たちのリハビリもかなり上手くいっているようだ。
ヨーロッパリーグの今後を考えるうえでこれは非常に大きいし、ウーデゴールは既に復帰している。
今季はどのチームにとっても非常に怪我のリスクが大きいシーズンだが、その中フィジオとトレーニングスタッフはかなり上手く切り抜けているといっていいだろう。
ファンはこれを認識し、彼らに値する評価を与えるべきだ。2022年まで実質オフなしという過密日程はまだ今後も続き、これからも彼らの活躍がチームにとっての鍵となるのだから。
source:
ディスカッション
コメント一覧
大変重要なご指摘で、低迷の原因が監督にあるという事が、はっきりした。アルテタはベンゲルのスポーツマンシップを最もよく理解した選手だった。本当にバラバラになるまで闘った。…それではダメと思ったのか。そう思う権利はある。彼はやった、より前に。しかし…。