どちらを獲るべき!?カラスコvsクロード=モーリス

移籍

昨日の記事と若干関連性がある点もあるのですが、今季のアーセナルの重要な補強ポイントになるであろうウイングのポジションで、現時点でアーセナルが獲得する可能性がありそうな二人、カラスコとクロード=モーリスを比較してみたいと思います!

カラスコ

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所属: 大連
年齢: 25
国籍: ベルギー
移籍金: 25-30M?
FIFAレーティング: 83(ポテンシャル86)

まずはカラスコの紹介から、こちらはベルギー代表選手でもありますし、モナコ時代にアーセナル相手に得点を決めたのを覚えている方も多いかもしれません。

一応両サイドでプレイできる選手ですし、恐らく中央でプレイすることも出来なくはないのではないかと思います。モナコのユース出身で、2015年にはアトレティコマドリードへと移籍、その後2018年に中国へ移籍しました。

とはいっても、まだ若い選手ですので、ヨーロッパでのキャリアを諦めたというよりも、アトレティコに中国資本が参加したのと関連がある移籍なのではないかといわれており、本人としてはまだまだヨーロッパで復活する気満々のようです。

カラスコに関しての一番の魅力は、CLをはじめとしたヨーロッパのトップレベルで結果を残している点でしょう。モナコ、アトレティコと安定して出場機会を得ていましたし、キャリアハイとなった2016/17シーズンはリーグ戦35試合出場で10得点を挙げています。

トップレベルから離れているブランクが少しあるとはいえ、最近のベルギー代表にも召集されたりもしていましたので、そこまで心配する必要はないかと思われます。

安心と信頼の(?)FIFAレーティングも83と高いレベルを保っていますし、どれくらい信頼できるかはわかりませんが笑 ポテンシャルも86とまだまだ伸びしろもあるとの評価のようです。

クロード=モーリス

所属: ロリアン(フランス二部)
年齢: 21
国籍: フランス
移籍金: 18M?
FIFAレーティング: 70(ポテンシャル85)

さて、カラスコが比較的計算が経つ戦力だとすれば、まだまだ未知数なのがこちらのクロード=モーリスです。

そもそも目立った活躍を残しているのが18/19シーズンのみで、その前の17/18シーズンは20試合出場で出場時間600分なので、ベンチからの出場が主だったようです。その出場時間中に3得点のみです。直近の18/19シーズンは35試合出場で14得点4アシストと出色の活躍とはいえ、あくまでフランス二部リーグでの成績であるということを忘れるべきではないでしょう。

ポジション的にはまだ若いので融通が利く部分もあるかもしれませんが、FIFAレーティング70、という点からも分かるようにどちらかといえば将来に向けた獲得、来季即座に活躍できるかは全くもって不透明といえそうです。

先日arsecastに登場したフィリップ・オクレア氏も、モーリスは素晴らしい獲得になるだろうが、いきなりトップチームに帯同させられるレベルにあるとは思わない、とコメントしていました。

まとめ

というわけで、来季の戦力になるかという点のみを考えると、恐らく圧倒的にカラスコ、あるいはフレイザーでもクロード=モーリスよりも可能性がありそう、ということになりそうです。

とはいえ、逆に言えば、アーセナルの予算では、二コラ・ペペなどヨーロッパで活躍できる見込みが立ってしまった有望な若手の獲得は難しいので、その前の選手を買いたたく必要があり、クロード=モーリスのような若手をリスクを承知で獲得し起用することは必要なギャンブルである、という見方も出来るかもしれません。

個人的にはフランス二部からプレミアリーグへのステップアップというのはあまりに段差が大きすぎるような気もしなくはないですが、動画を見る限り面白そうな選手なので信じて期待してみたい気もしますし、難しいところです。

ただ、同じくサイドで活躍できそうな若手としてはネルソンとスミス=ロウがいますので、確率という面で見れば、この3人のうちの一人くらいは来季ステップアップを果たせるだろうと見込むのはそれなりに期待できる賭けなのかもしれません。

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Posted by gern3137