【ベン・コトレルに注目】ELでトップチームデビューする可能性が高いアーセナルユース選手達
先日はアーセナルはヨーロッパリーグのBリストを提出し、この中には多くの現ユース選手が含まれていた。
今回は彼らのうちだれが現実的に今季のEL出場の可能性があるかを探っていこう。
アカデミー卒で既にファーストチームに昇格している選手に関して言うと、サカは既にチームの中心となりつつあるためヨーロッパリーグのグループステージでは休みを与えられる可能性がある。
エンケティアはプレミアリーグでベンチ入りすることが多く、恐らくヨーロッパリーグで出来るだけ多くの試合を先発したいと考えているだろう。
また今季ここまでのところ序列を落としているネルソンとウィロックにとっては、ヨーロッパリーグでの機会がアルテタの評価を勝ち取るうえで重要な機会になるはずだ。
そしてスミス=ロウもまだ怪我からの復帰途上で、シーズンが進むにつれてELでの機会が与えられるだろう。
さて、ここからが興味深いパートで、現在U-23でプレイする選手たちの上でヨーロッパリーグに出場する可能性があるのは誰だろうか。
ヨーロッパリーグでは昨季から継続して12人をベンチ入りさせてそのうち5人を交代出場させることが出来るので、ユース選手が試合に出場する可能性は高いという点は留意するべきだろう。
アーセナルのファーストチームのスカッドは膨れ上がっているが、それに伴ってソクラティス、エジル、マルティネッリ、サリバはメンバーを外れたので、彼らはグループステージには出場できない。
そして、チェンバースやマリといった選手たちもまだ怪我をしているため十分に若手にチャンスがあるといえる。
カール・ハイン、ジェームズ・ヒルソン、アーサー・オコンクォらは全員出場できる権利はあるが、GKに関してはその上にレノ、ルナルソン、メイシーがいるため、余程の緊急事態に見舞われなければ彼らがELで出場機会を得るとは考えづらい。
左サイドバックのジョエル・ロペスはまだU-23に上がってきたばかりで怪我からも復帰したてだが、ポジション的にベンチ入りの可能性はあるだろう。
ライアン・アレビオスはウイングあるいは右サイドバックとしてプレイできることをユースチームで示しており、恐らくファーストチームの常連になるにはまだ早いだろうが、彼のハードワーキングなスタイルはアルテタは気に入るかもしれない。
恐らくヨーロッパリーグでトップチームデビューを果たす可能性が最も高いのはベン・コトレルだろう。
個のクリエイティブなMFは最近守備陣のDFとしてもプレイできることを最近示しており、特にアーセナルがグループステージ突破を決めれば彼にチャンスが訪れる可能性は大いにありそうだ。
そして、多くの人がそのデビューを待ち望んでいるもう一人のMFがミゲル・アゼースで、彼はU-23でまだ定位置を掴めておらず、そのためには守備の改善が必要だが、そのクオリティ、特にパスレンジのすばらしさに疑いの余地はなく、彼が一度も呼ばれなければそれは逆にサプライズといえるだろう。
そしてフォラリン・バロガンを取り巻く状況も要注目だ。素質的には通常の状態であれば彼がELでトップチームデビューを果たすのは間違いないといってもいいくらいだが、彼はアーセナルとの契約延長にサインしていない。
しかしそれにもかかわらず、最近彼がファーストチームの練習に帯同することが増えている。彼の前には3人のファーストチームの選手が控えてはいるが。
そして、ジョーダン・マケネフもELのスカッドリストに名を連ねた。彼はU-23では年長の選手ながら、ボールドのチームでスタメンを確立するに至っていない。だが、彼はサイドでも中盤でもプレイできるので、ベンチ入りの可能性はあるだろう。
総括すると、コトレルが最もファーストチームで機会を与えられる可能性が高く、アゼースにもチャンスがあるはずだ。そして、状況次第でバロガン、ロペス、アレビオスあたりも可能性はある。
だが、U-23の選手でここまでアルテタが起用したのはサカたった一人(彼はすぐにファーストチームに昇格したが)である、というのは留意すべきだろう。
マット・スミス、ゼック・メドリー、ジョン=ジュールズといった選手をベンチ入りさせはしたが、彼らが試合に出場することはなかった。
だが、アーセナルが過密日程をこなすにつれて、アルテタもついに若手に機会を与えることを選択するかもしれない。
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