【日本一詳しい?】アーセナル選手名鑑16 ジョー・ウィロック
ウィロックのプロフィール
名前: ジョー・ウィロック
国籍: イングランド
年齢: 20
身長: 179cm
Transfermarkt算出の市場価値: 16M
豆知識: 兄弟にユナイテッドユースのマット、そして元アーセナルユースで覚えている方も多いかもしれないが、クリス・ウィロックがおり、三兄弟ともプロサッカー選手になっている。
ウィロックの長所・魅力
・万能
・ラムジーを彷彿とさせる得点力
・ユース育ち
・ルイスに鼻ぺぇぇーんされたときに唯一反撃した
ウィロックの特徴・プレースタイル
今期待のアーセナルユース三羽烏のうちの一人(ネルソン、サカ、ウィロック)。去年はエメリのもとついにトップチームで出番を得るに至り、今季も序盤は積極的にスタメンに起用されるなど、飛躍のシーズンとなることが期待されたが、そこからはあまりうまくいっていない。
能力的にはフィジカルも悪くなく、スピードもあり、パスや運ぶドリブルもうまいと隙のない感じで、トップレベルで活躍できる素質はあると思うのだが。
特筆すべきはその得点力で、シュートがむちゃくちゃ上手いというわけではないが、ラムジーを彷彿とさせる駆け上がりから、正しい時に正しい場所にいることができる嗅覚のようなものがあり、ユース時代から得点力のあるMFだった。
今季も、不調とはされているものの、カップ戦でトータル4得点を挙げており、これは中盤の選手としてはチーム最多である。
中盤の得点力というのは今のアーセナルに最も必要とされているものの一つでもあるので、ウィロックがトップチームで出番を得られるようになってくれれば非常にありがたいが、今季の後半を見る限り今すぐに、というわけにもいかなさそうだ。
ただ、とはいえ今季は途中出場も含めればファーストチームで30試合以上に出場しており、必ずしも失敗のシーズンだった、というわけでもないように思う。昨季終盤、そして今季序盤の期待値が高かっただけに少し期待はずれには感じられるが。
Transfermarktに残り契約の記載がないのだが、2019年の9月に契約延長しており、『長期契約に合意』と書かれているので、例えばこの時点で4年あるいは5年契約を結んでいたとすれば、まだ3年程度は契約が残っているはずなので、そこまで焦る必要もないだろう。
恐らく、コロナショックの影響もあってアーセナルは金銭的な余裕がないだろうし、来季はまた強制若手育成モードに突入する可能性もある。
まだ二十歳と若いことだし、とりあえずアーセナルでやれそうか様子を見たのちに判断すればいいはずだ。少し酷な言い方をすると、そもそも最近の移籍金事情を考えれば、元手が格安のユース選手がチームの控えレベルに成長する、あるいは15-20Mで売却できるくらいの選手になってくれるのであれば、選手育成としては十分成功だといえるのではないだろうか。
とはいえ、今のアーセナルにいないタイプ(ちょっと前までいたんですけどね・・・)の得点力があるボックストゥボックスタイプのMFということで、もう少しレベルアップして一貫したプレイを見せられるようになれば、普通に出番はありそうだが。
ディスカッション
コメント一覧
仰るようにラムジーと共通点あるんですが、味方のけがを誘発するのは似てほしくないですね(カップ戦)。ジェンキンソンもそういうとこありましたけど、受け手のこときずかうパス(ラムジーはこの点だけは改善された)を磨いてほしいですね。どっかのチームで受け手(外国人)が悪いといわれてるの見たたことあります。もしかしてイングランド全体の問題かもしれませんが。