【日本一詳しい?】アーセナル選手名鑑15 マッテオ・ゲンドゥージ
ゲンドゥージのプロフィール
名前: マッテオ・ゲンドゥージ
国籍: フランス
年齢: 20(もうすぐ21)
身長: 184cm
Transfermarkt算出の市場価値: 45M
アーセナル加入: 2018夏
ゲンドゥージの長所・魅力
・プレス回避の達人で、ボールを前に進める力が高い
・若いのにメンタルが凄い
・スルーパスの精度も上がりつつある
・リヒトシュタイナーの後継者
・ヘディングが可愛い
ゲンドゥージの特徴・プレースタイル
今季はマルティネッリ、サカのコンビの台頭もあり昨シーズンほどのインパクトはないが、それでもまだ20歳、ネルソン・ウィロックらと同世代ですでにアーセナルで80試合に出場している。
フランスA代表にも召集済みで、無粋な話をすると、今アーセナルの若手で最も市場価値が高い選手なのではないだろうか。
特徴としては、身長はそれなりにあるがひょろっとした体格なので体の強さはあまりないものの、独特のフォームでのボール運びから地上でのプレス回避能力は既にチームでもトップクラスといっていい。
基本的な技術は高く、(集中力を切らしさえしなければ)細かいパスをミスしたりする場面は比較的少ない。また、ロングボールの精度も高く、長短両輪でボールを回していけるのが大きな強みと言っていいだろう。
特にトッテナム戦で見せたオーバメヤンへの浮き球のスルーパスは息をのむ素晴らしさだった。今後このような縦へのスルーパスをもっと多く見せらるようになっていけば、低い位置からボールを前に運ぶスペシャリストとして活躍できるに違いない。
守備時のポジショニングに不安が見られたり、またこれは単にやる気の問題のような気もするが、時折全く守備に戻る気がなくゆっくり走っていたり、雑なプレイも見られるのが玉に瑕だが、これはアルテタの指導に期待したいところ。
好調時のプレイを安定して出来るようになれば、圧倒的な選手になれるはずだ。
ただ、好不調の波や守備・メンタル面は若手なのである程度仕方ないというか、今後ゆっくり改善してもらうとして、せっかく身長が180cm以上あるのだから(ジャカと2cmしか違わない)、もう少しヘディングだけは何とかしてほしい所。笑
髪型のせいなのかやる気の問題なのかよくわからないが、空中戦で競り勝っているところをほとんど見たことがないし、時々サッカー未経験者のような空振り気味のヘディングを見せる。
性格的には、10代で加入して来て早々にラカゼット、オーバメヤンとむちゃくちゃ仲良くなっていたことからもわかる通り、相当の陽キャで、かつ喧嘩っ早く、チームが揉めそうになると真っ先に飛び出していくのもゲンドゥージであり、リヒトシュタイナーを彷彿とさせるところがある。
ファウルをもらうのもうまく、かつ自身はイエローカードをもらうファウルをするのも厭わないとヒール役が板についており、もし彼がアーセナルの選手でなければ相手からすると相当鬱陶しい存在だろうな、と思う。
だが、優等生過ぎると評されることも多いアーセナルにおいて、味方にこのような選手が一人いるのは心強い。セバージョスの将来が不透明になっているので、もしかすると来季は今季よりも重要な役割を担うことになるかもしれない。
ディスカッション
コメント一覧
良い写真ですね
選手について詳しくなれるので
次も楽しみです
ありがとうございます!頑張ります!
ヘディング問題はサッカー界全体の問題ですね。日本にも、それしたくないので身長を偽ってる人いますよね。アーセナルだと,カヌー、ベントナー、、シャマっク、、ポドルスキーとそうそうたる人たちがそれを忌避してレギュラーになれなかった。私個人の意見は明らかな故意のものは、たとえ後日でも厳罰に処す(そのはずだったが、全く利用されてない)べき。近年だと、ケーヒルですね。もうスポーツの枠超えてましたから。