アーセナルの練習風景から見えた3つのこと
代表ウィークは明けたものの、まだ恐らくチームは選手のコンディションなどを調査しているはずで、特に情報はないが、アーセナルの公式アカウントがリーグ戦再会を前に、練習風景の動画を投稿していた。
Working hard with full focus on Saturday.
— Arsenal (@Arsenal) November 20, 2024
Watch Inside Training now 👇
ジェズスは練習では得点を挙げている
ガブリエル・ジェズスが練習と同じ頻度でプレミアリーグでも得点を挙げてくれることを願わざるを得ない。彼の最後のゴールは今週末の相手であるノッティンガムフォレスト、約1年前のことで、現在プレミアリーグで19試合得点出来ていない。
それ以前にジェズスが得点を記録できなかったのはW杯での中断期間を挟んだ8試合だった。マンチェスター・シティ時代も、得点を量産したわけではないとはいえ、ここまで長く得点を決められなかった期間はない。
ジェズスはシティ加入初年度怪我に苦しんだシーズンを除けば毎シーズン全コンペティション10ゴール以上を記録してきているのだ(その初年度ですら、10試合で7ゴール4アシストを挙げた)。
確かにジェズスは膝の怪我が大きな影響を与えるようには見え、出場機会も減少しているが、それでもここまで無得点が続くというのは彼にとってこれまでにないことであり、今季ここまで見せているよりはもう少し良いパフォーマンスをまだ発揮できるはずだ。
彼はスランプからできるだけ早く抜け出す必要があるし、アーセナルもそれを必要としている。もし今週末得点を決めることができれば素晴らしい。
キーラン・ティアニー
キーラン・ティアニーが練習に復帰していた。しかも暖かな服装で。
チームメイトが長袖で外に出る中ティアニーだけは半袖短パン、というのはお決まりの光景だったが、もしかするとスペインでの時間が彼の習慣を変えてしまったのだろうか。あるいは、単に長袖で練習した方が賢明だと感じ始めたのかもしれない。
ティアニーが姿を見せるのはスコットランド代表の試合で怪我をした6月以来のことだし、もしかするとこれらの筋肉をより守る必要がある、というだけなのかもしれない。
いずれにせよ、これが意味するのは、チームにもう一人左サイドバックが増えたということだ。アルテタは左サイドバック愛好家といってもいいくらい多く左サイドバックをチームにそろえているので、喜んでいるに違いない。
ではここでちょっとした問いだが、全員が怪我から復帰したと仮定した場合に、アーセナルの左サイドバックの序列はどうなるだろうか?
候補は以下の選手たちだ。
- ティアニー
- カラフィオーリ
- ルイス=スケリー
- ジンチェンコ
- キヴィオル
- 冨安
- ティンバー
若手も多数練習に参加
公開された練習には、非常に多くのユース選手が参加していた。もちろんそれは彼らにとっては素晴らしいことではあるが、一方で、まだ怪我の状況が判然としないファーストチームの選手の多くが練習には参加していないということでもある。
もちろん代表で離脱していた選手もおり、アルテタが彼らに関する情報を公開したくなかっただけかもしれない。
もしかすると、実はカメラに映っていない隣のピッチで、カラフィオーリ、冨安、ライス、サカといったメンバーが元気に跳ね回っていた可能性もある。
そうであったことを願おう。
source(当該サイトの許可を得て翻訳しています):
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません