アーセナル2023/24シーズン中間採点 MF編
選手採点
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ライス: 9
もちろん既にプレミアリーグやイングランド代表での経験豊富、ウエストハムではキャプテンも務めるなど、いわゆる"イングランド人税"が上乗せされた移籍金を支払ってでも獲得したい、失敗に終わるリスクがそこまで高くないことはわかっていた獲得であったには違いないが、105m£という移籍金をバーゲンに感じさせるような選手獲得というのはサッカー界の歴史上ほとんどないだろう。
特に適応などの時間を必要とせず一瞬でアーセナルの中盤の絶対的な中心に躍り出ると、持ち前の危機察知能力と守備力で今季アーセナルの堅守を支えている。
パーティ: 4
後半戦に期待ではあるものの、またしても怪我に悩まされ、今季ほとんどプレイできていない。
ジョルジーニョ: 6
中盤の控えとしては十分な活躍。パーティが怪我で不在のことが多いこともあり、ライスと同時起用という形で先発する試合も時折あったが、その際にも良いパフォーマンスを見せていたように思う。もう少し出場機会が増えても良いのではないかと感じられる。
ウーデゴール: 7
シーズン序盤は少しスランプ気味だったが、最近は以前の姿が返ってきている。チャンスは量産しているもののチーム全体がやや決定力不足なこともあってアシスト数はイメージほどは伸びておらず、かつ昨季開花させた得点力も今季は去年と比べると少し控えめではあるが、それでも前半戦リーグ4得点4アシストという数字はまずまずといっていいだろう。
ビエイラ: 4
好パフォーマンスを見せた試合もあり、一瞬スタメンを奪取しそうな雰囲気すらあったが、結果的には退場による出場停止と怪我の影響でそこまで出場機会を得られていない。
昨季はプレミアリーグ1年目だったが、今季は2年目に入り、アーセナルでの立場を確立するのであれば、そろそろ本格的に活躍を始めたいところだ。
ハヴァーツ: 6
獲得当初はアルテタはハヴァーツをどこで使うつもりなのか、ということが話題にもなったが、ストライカー起用もたまにはあるものの、基本的には昨季のジャカのような左8番の位置でプレイしている。
シーズンの早い時期はかなり苦しんだが、アルテタが忍耐強く使い続けたこともあって、最近は一山越えた印象がある。
今季ここまで4ゴール1アシストを挙げているが、ジャカほどは守備やビルドアップへの貢献が期待できないことを考えると、昨季のジャカの7ゴール7アシストを超える攻撃面での貢献は期待したいところだ。
スミスロウ: 4
時折アルテタはファンが首をかしげてしまうような選手の起用法を見せるが、スミスロウの扱いは今季一番の謎と言えるかもしれない。
夏には移籍の噂もありながら、アルテタは彼を戦力として計算しており、スミスロウが怪我をしていない状態でポジション争いをさせたい、というクラブの意向で残留、という形となったが、今季ほとんどプレイできていない。
オーンスティン記者によると、スミスロウはアルテタのプランの重要な一部であるためアーセナルはスミスロウを放出するつもりは全くなく、夏のU-21EUROで活躍、プレシーズンを経て23/24シーズンに臨んでくれることを期待しているそうです。 https://t.co/ne6q0lxFRd
— 山中拓磨(Takuma Yamanaka) (@gern3137) May 30, 2023
ハヴァーツのように何かしらの役割をチームで担わせようという意図も監督からは見えてこず、起用法だけを見ていると移籍が濃厚なのではないかと思えてしまう。ただ、だとするとアルテタのプランの重要な一員という話は一体何だったのか、少し不可解なところだ。
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Posted by gern3137
ディスカッション
コメント一覧
ESRのコンディションが、それほど悪いなら、
また、指揮官と確執があるのなら、彼をベンチに入れるわけもなく・・・
前にもコメントしましたが、ハヴァーツに能力で劣っているとは考えにくい。
なぜ、そこまで意固地に彼を『干す』のか?
ESRと、同じような境遇のラムズデールに、正当な競争の機会を与えるべき!