選手採点 アーセナルvsリバプール(H) 2023/24FA杯

2024-01-08選手採点

GK

ラムズデール: 7

2失点共にラムズデールにできることはなかった。何度か素晴らしいセーブを披露し、リース・ネルソンへのロングパスも見せるなど、今日の試合で最も輝いた選手の一人。ラヤと十分レギュラーを争える水準にあることを示したパフォーマンスだった。

DF

ホワイト: 7

思ったよりもローテーションが行われた試合だったがホワイトは先発を継続。相手の攻撃を良く抑え、先発のアタッカー陣がゴール前での迫力を欠く中、一本良いシュートも放った。

サリバ: 7

ストライカーの得点ではないが、一度イエローカードをもらうとかつての連続記録が嘘のように比較的頻繁にもらい始めたが、常に落ち着きを失うことなく特に問題はなくプレイした。一つ凄まじいタックルも披露。

ガブリエル: 7

サリバとは対照的にアクティブなガブリエルらしいパフォーマンス。

キヴィオル: 4

ダブルボランチの起用により、中に入らずより伝統的な左サイドバックとしてプレイしたが、それでもCBのキヴィオルにとっては不慣れなポジションであることに変わりはなく、もちろん慣れないポジションでリバプール相手のプレイということで、これが彼の選手としての評価を定めるようなものではないにせよ、少々物足りなさは感じさせた。また、結果的にアンラッキーな形でオウンゴールも記録してしまった。

MF

ライス: 7

アンカーではなくダブルボランチの一角としてプレイ。スタイル的にはライスにとってはこの形の方がむしろ向いている可能性もある。6度のタックルを記録、アーセナルが試合をコントロールするのに貢献した。

ジョルジーニョ: 7

試合は敗戦となったが、基本的に中盤は良く機能しており、ジョルジーニョ自身も今のアーセナルの中盤にないものをもたらせる選手であることを示した。もう少しライスとジョルジーニョの同時起用を増やしても良いのではないか、と感じさせた。

ウーデゴール: 7

前半アーセナルが再三再四良いチャンスを創出するにあたって非常に重要な役割を果たした。自身にも一つ決定機があったが、ゴール前に相手選手が密集していたため、少し外側を狙った結果クロスバーに阻まれてしまった。

FW

サカ: 5

サカには珍しく、輝きを放てなかった。

ハヴァーツ: 5

センターフォワード起用自体はかなり機能していたように思ったが、ハヴァーツが身長やゴール前への走り込みなど、FWに必要な素質は備えている一方で、もともと天才肌のMFとしてのプレイしていた選手ということもあってか、ゴール前でどうしても判断が遅れたり、シュートの勢いを欠いたり、というところは少し限界を感じさせた。

これがコーチングで何とかなる問題なのかは今後見守りたいところだ。

ネルソン: 6

ハヴァーツと同じく、ゴール前での判断には疑問が残る場面もあり、またボールを持った際にマルティネッリほどの迫力はなかったが、基本的には悪くなかったように思う。もともとは決定力に定評のある選手でもあるし、これくらいのプレイができるのであれば、ある程度マルティネッリとのローテーションも考慮したいところだ。

交代選手

マルティネッリ: 6

アレクサンダー=アーノルド相手に何度か相手陣の深い位置をえぐってチャンスを演出した。

(エンケティア、スミスロウ、トロサールは出場時間が短いため採点なし)