選手採点 アーセナル vs マンチェスター・シティ(H) プレミアリーグ2023/2024 第8節
選手採点
ついにアーセナルがマンチェスター・シティ相手にリーグ戦で勝利。今季もプレミアリーグ優勝候補に堂々と名乗りを上げるとともに、ついに無限サンティ・カソルラの思い出編から脱出成功。
🎶 One-nil to The Arsenal 🎶
— Arsenal (@Arsenal) October 8, 2023
Relive a BIG win over Manchester City all over again 👇 pic.twitter.com/sSeabbZUBw
ようやくこれでアーセナルファンはシティ戦が来るたびに『最後にアーセナルがシティに勝ったのは~~あの日のサンティ・カソルラはほんとにすごくて~~』という話をすることになる無限サンティ・カソルラの思い出編からの脱出に成功
— 山中拓磨(Takuma Yamanaka) (@gern3137) October 8, 2023
GK
ラヤ: 6
特に試合序盤はアルバレスのプレッシャーに苦戦して危ない場面を作られたが、結果的にはクリーンシートを達成。ギリギリまで相手をボールを持った時におびき寄せてからパスを出すのはアルテタの指示によるものらしいのでなんともいえないが、最近ロングボールの精度が以前ほどでないのがむしろ少し気になる所。
ホワイト: 8
サカ不在により前にジェズスという形になったが、ホワイト自身のプレイは特に変わらず、何度かよいオーバーラップを見せた。そこまで右サイドを崩されそうになる場面もなかった。
サリバ: 9
既にプレミアリーグトップクラスのDFであることは間違いないのだが、それにしてもやたらとハーランド相手に強く、ガブリエルとともにハーランドをシュート0本に抑え込んだ。パス成功率も97%を記録。
ガブリエル: 9
サリバと同じくアーセナルのクリーンシート達成に大きく貢献。一つ素晴らしいクリアも見せた。
ジンチェンコ: 7
布陣的に中盤がライス+ジョルジーニョあるいはライス+パーティと普段よりも一人多い形だったので、中に場面はいつもより少なかったが、ボールを受けた際にはきちんと仕事をした。
MF
ライス: 9
まだプレイした試合数的に『元を取った』とまでは言えないが、105m£という移籍金も納得、移籍金が高い選手にはそれなりの理由があるのだ、ということを示す今季の前半となっている。素晴らしいゴールラインぎりぎりでのクリアで失点を防いだのに加え、その運動量と破格のフィジカルを生かしたスーパーなボール奪取を見せた。
ファン投票のマンオブザマッチにも選出。
🥁 As voted for by you…
— Arsenal (@Arsenal) October 8, 2023
Declan Rice is this afternoon’s POTM! ⭐️ pic.twitter.com/69sdxLXCX5
ジョルジーニョ: 7
試合序盤でイエローカードをもらってしまったときは少しヒヤリとしたが、ベテランらしく、試合のプレッシャーに飲まれることなくチームに落ち着きをもたらし、何度か素晴らしいロングパスも披露した。
ウーデゴール: 7
マンチェスター・シティとアーセナルが互いにチャンスを作る数が少なかった試合展開だったこともあって、普段ほど攻撃で輝く場面は見られなかったが、チームトップタイのタックル数を記録。
FW
ジェズス: 7
サカは間に合わず、マルティネッリは何とかベンチに滑り込み、ということで前線でドリブルを仕掛けられるタイプのウイングが不在となったこともあって、右サイドでの起用となった。ウーデゴールと並んでチームトップのタックル数を記録。グヴァルディオルの相手に手を焼く場面も見られたが、何度か攻撃で惜しい場面も作った。
エンケティア: 6
ハードワークはこなしたが、一本シュートを放ったのを除けばそこまでよい場面は作れなかった。
トロサール: 6
そこまで目立てなかったが、アルテタによると前半途中でハムストリングのけがを抱えていたようだ。ハーフタイムで交代となった。
交代選手
マルティネッリ: 9
やはり何と言っても今日のヒーローはマルティネッリだろう。ずっと離脱が続いており、試合前の記者会見でも『サカは間に合う可能性がある』とコメントがあった一方で質問すらされていなかったため、今日の試合に間に合わないのは暗黙の了解なのかと思われたが、サプライズで復帰、ベンチ入りを果たすと、トロサールの怪我に伴って復帰後いきなりハーフタイムから出場することとなった。
動きもよく、コンディションの問題はなさそうで、ゴールにダイレクトに向かう姿勢でシティを脅かし続け、試合終了直前に値千金の決勝ゴールをゲット。今後のアーセナルにとっても彼が復帰してくれたのは非常に大きい。
アルテタ『マルティネッリはこの数週間ずっと「シティ戦には俺は間に合う」と言っていたので皆で流石にそれは無理だと説得しなくてはならなかった。でも昨日「間に合うって言ったでしょ?」と私に言ったのさ。そして、前半にトロサールがハムストリングに違和感を感じた。そこで後ろを振り返ったらマル… https://t.co/icaoGC72IA
— 山中拓磨(Takuma Yamanaka) (@gern3137) October 8, 2023
パーティ: 7
交代で出場すると素晴らしいパスで決勝点の起点となった。ライス、パーティ、ウーデゴールという中盤は非常によさそうに見える。
冨安: 7
シティがジンチェンコとの一対一を狙ってドクを当ててきた形になったので守備力の強化のために交代で出場となった。すぐドクが逆サイドに移ったため、その仕事はほとんどなかったが、良く守り、また前線に駆け上がってパーティの素晴らしいポスをきれいにハヴァーツに落とし、決勝点に貢献した。
ハヴァーツ: 7
ストライカーとして交代で出場。その前にも胸でボールを落とす場面があったりなど、身長もあってポストプレイでは現在チームトップレベルにある所を見せているが、冨安がヘディングで落としたボールを中が込み合っているとみるや無理せず冷静にマルティネッリに下げ、アシストを記録。
ハヴァーツのワントップ起用はジェズスやエンケティアと全くタイプが異なるFWとして、今後も有用なオプションの一つとなりそうだ。
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Posted by gern3137
ディスカッション
コメント一覧
ジェズスがウーデゴールになってます
ボク、ドク
過去までにアーセナルはプレス、セカンドボール、ボール保持でシティと互角に渡り合った
昨年からシティはリスクをマネジメントして、ウチはまんまとすかされた
ラヤが加わったアーセナルは昨年のシティとまったく同じ手法を取った
同時に昨年トーマスのわきアルバレスに突かれたのデクジョルジで埋めた
ジェズスはサイドで首相撲とらせたら一番持ち味が出た、本人はイヤかもしれんが
お互いにゲームプラン通りの展開、どちらかミスしなければ終盤の切り札勝負
んでシティがサイドドクで突いたらトミーが違い生んだ
オモロー
同感です