選手採点 アーセナル vs ウルブズ(H) 2022/2023 第38節

選手採点

終わり良ければ総て良し、とまではいわずとも、有終の美を飾ったアーセナル。

GK

ラムズデール: 6

ほとんど仕事はなかったもののクリーンシートを達成。

DF

パーティ: 7

新たな役割に慣れつつあるように見えた。プログレッシブパス数はチーム最多の9を記録。他ポジションの補強の行方次第では来季も本格的なサイドバックのオプションとなるかもしれない。

ホワイト: 7

冨安の離脱が長くなったこともあり、最終ラインの右側の層の薄さが懸念されたが、今季プレミアリーグで全試合出場を果たしたホワイトに大きくチームは救われた。今日の試合はCBでプレイしたが、何の問題もなくプレイ。

見た目とは裏腹に少しやんちゃなところもある南部育ちの貴公子だが、来季はGKへの妨害はもう少しスマートに、ファウルにならないレベルに留めて行ってもらいたいところではある。

ガブリエル: 7

サリバという頼もしい相方を得たこともあり、今季アーセナル移籍後最高のシーズンを送ったのは間違いない。シーズン通して最終ラインで圧倒的な存在感を放っていた。来季にも期待がかかる。

キヴィオル: 7

一対一での対応には多少の不安を見せ、彼が左サイドバックに最適な人材だとは言えないようにも見えるが、まだ若い選手でもあり、今後の成長次第だろうか。プレミアリーグ初得点をゲット。

MF

ジョルジーニョ: 7

守備面ではあまり仕事がなかったが、ボールを持った際にはその技術の高さを随所に見せた。パーティの右サイドバックがオプションとして成立するのは彼がいるからだろう。

ジャカ: 10

今季限りでの退団、ドイツ行が決定的と報じられており、得点後にベンチまで駆け寄ってセレブレーション、途中交代しファンが拍手を送ることが出来る機会が設けられ、かつ試合後の様子などを見ても、どうやら今日の試合がアーセナル最後の試合となったようだ。

アーセナル移籍後初となる一試合で2得点を記録。どちらも前線に走り込んでのもので、今季のジャカの進化を象徴するような得点だった。

余談だが、今日の試合のarseblogの選手採点の『Farewell, complicated prince.』という表現は凄く素敵だった。

ウーデゴール: 7

得点やアシストこそならなかったものの天才的なプレイを何度か披露。特に3人を突破した場面はしびれた。

FW

サカ: 9

去年の時点で既に素晴らしい選手だったことは間違いないが、今季はその階段を更に一歩昇り、プレミアリーグMVPクラスの選手へと成長を遂げたサカだが、今日の試合でも冷静なシュートから得点を挙げ、最終的な数字は14ゴール11アシスト、得点アシスト合計25とした。

トロサール: 9

ブライトン時代は得点の印象の方が強かった一方でアーセナルではシーズン半分しかプレイしてないにもかかわらず、とんでもない数のアシストを記録しているトロサールだが、今日も2ゴールをお膳立てした。

ジェズス: 9

1ゴール1アシストの活躍を記録した。移籍当初から得点力はそこまで、という前評判だったがけがでかなり離脱していたことを考えるとサカやマルティネッリといった選手たちの得点力を存分に引き出しながらも26試合で11ゴール7アシストという数字は素晴らしい結果だと言っていいだろう。

今のチームはとても若く、CL出場経験のある選手が多くないだけに、来季はさらに彼の経験が重要になるかもしれない。

交代選手

ネルソン: 7

最近はいつものことであるが、交代で出場するたびに良いプレイを見せている。契約延長交渉の行方も気になるところだ

(ティアニー、スミスロウ、ビエイラ、エンケティアは出場時間が短いため採点なし。ただ、今日の試合の左サイドバックの役割はティアニーでも務まりそうだっただけに、この試合でもキヴィオルが試されたということはティアニーは退団が近づいているのかもしれない。)

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Posted by gern3137