選手採点 アーセナル vs ボーンマス(H) プレミアリーグ 2022/2023 第26節
何というドラマ、現る救世主、96分をかけた大逆転劇。
😅 Ready to relive it all again, Gooners?
— Arsenal (@Arsenal) March 4, 2023
Step right this way 👇 pic.twitter.com/LxBjlhyWMm
GK
ラムズデール: 8
新聞の見出しはネルソンに譲ったかもしれないが、前掛かり気味になったアーセナルに訪れたピンチを何度か好セーブで阻んでさらなる失点を防ぎ、逆手劇の土台を作った。
DF
冨安: 5
試合が組み立てや守備対応のクオリティよりも、大外のオーバーラップからの攻撃参加がより重要となる展開だったこともあり、ハーフタイムでホワイトと交代となった。
サリバ: 8
2失点こそしたものの、試合開始後9秒でアーセナルが失点したこともあり、常に後ろに広いスペースを残したままアーセナルが攻め続ける、という展開が続いた中で相手の攻撃に良く対処した。
ガブリエル: 8
サリバと同じく良いパフォーマンスを見せた。今季のアーセナルはバランスの良い攻撃陣に目が行きがちだが、彼らが前に5人6人という人数をかけてもバランスが崩れないのはサリバとガブリエルのコンビのおかげであるのは間違いない。
ジンチェンコ: 8
変わらずの神出鬼没なプレイで常にチームを前に進め続けた。
MF
パーティ: 7
怪我から復帰したばかりということもあって、まだ本調子ではなかったように見えた。2失点の場面ももう少しできたように思うが、逆襲の狼煙を挙げる1点目を挙げた。
ビエイラ: 7
ジャカに代わって先発となり、3本のキーパスを放つなど、直接的な結果にはつながらなかったものの高い技術を活かして良い場面は作った。
ウーデゴール: 8
常にチームの攻撃で何かを起こそうとエネルギッシュにプレイを続けた。得点はならなかったものの、シュート数11本とプレミアリーグ歴代5位のシュート数を記録、気迫を見せた。
FW
サカ: 8
ウーデゴールと同じく、得点に直接的な関与はなかったが、シュート数4、キーパス数3を記録、常に脅威であり続けた。
トロサール: 採点なし
出場時間が短いため採点は難しいが、トロサールのトップ起用はかなり機能しそうな雰囲気があっただけに、怪我が軽いものであることを願いたい。
マルティネッリ: 7
最近多くの得点を挙げているマルティネッリだが、今日の試合は一休みとなった。トロサールの負傷に伴って中央にポジションを映したが、パフォーマンスは悪く無かったように思う。ただ、マルティネッリのセンターフォワード起用はもう少しスペースがある展開の試合の方が活きるかもしれない。
交代選手
スミスロウ: 6
まだ100%のコンディションではなさそうだが、ジェズス、エンケティアに続いてトロサールも負傷となってしまい、久々にプレミアリーグで長めの出場機会を得た。長い間離脱していたことを考えると、そこまでコンディションは悪くなさそうに見えたが、試合終盤再び交代となったのが少し心配だ。
パーティのゴールをアシスト。
ホワイト: 8
大外を駆け上がっての期待通りの貢献を見せただけではなく、アーセナル加入後初ゴールは非常に重要な同点弾となった。
ネルソン: 10 マンオブザマッチ
今季に関して言えば、とにかくここぞという所で結果を残す選手となっている。前線の選手に怪我が増えており、オプションが手薄となっている中で交代で登場したが、得点前からかなり調子は良さそうで、以前よりも非常に積極的に相手を突破しようとするプレイも見られた。
まずホワイトへのゴールをアシストすると、97分、アディショナルタイムの目安の時間をオーバーしたコーナーからの最後のプレーで逆足でのスーパーボレーから逆転弾を記録、チームに勝ち点3をもたらした。
これで今季のプレミアリーグ3試合85分しか出場がないながら3得点2アシストととんでもない数字を残している。
これだけのプレイが見せられるのであれば、前線のオプションとして十分に機能してくれそうだ。
また、契約延長に関しても、ネルソン側はオファーがあれば残留のつもりがあるが、アーセナル側が延長をオファーするか検討中、という報道もあり、どうなるか興味深い所だ。
ベンゲル監督を知らないアーセナルの先発メンバーが37年ぶりに11人並んで話題になったけれど、結果的に1ゴール1アシストで試合を決めたのはリース・ネルソン、アーセン・ベンゲルの薫陶を受けユースから引き上げられたかつての神童、という結果に。
— 山中拓磨(Takuma Yamanaka) (@gern3137) March 4, 2023
(ジャカはプレイ時間が少ないため採点なし)
ディスカッション
コメント一覧
おれたちの魂を揺さぶった
ネルソンの感情はどこにいった?
シュートの瞬間まったく力が入ってない
ヒーローになっても何事もない
きっと失うものはないんだ
達観した強さなんだ
いや違う違うそうじゃそうじゃない
彼らはアーセナルの魂そのもの
そうすることが当たり前のことなんだ
富安はそれほど悪くはない。ジョルジーニョ、スミスロウと比較して。スミスロウは得点に絡んでから、数十秒良いプレイをした。
ネルソンはついに逆足の技術を身に着けた。休んでる間、無駄ではなかった。
トロサール…ようこそアーセナルへ。
度々すみません。采配に疑問はありません。富安は基よりスミスロウも明日がる。そう思いました。得点に絡まなければ使い続け、敗北さえ受け入れたのではないか、とも。
ビエイラは6点だと思う