選手採点 アーセナル vs マンチェスター・ユナイテッド(A) プレミアリーグ 2022/2023 第6節

選手採点

GK

ラムズデール: 6

3失点こそ喫したものの、そのどの場面でも、特にラムズデールに出来たことがあったようには思えない。右サイドへの中距離のパスの上手さが光った。

一本自らピンチを作り出してしまったが好セーブでそれを防ぐ、という場面はあった。

DF

ホワイト: 6

どちらかというとユナイテッドの攻撃は逆のサイドからがメインで、そこまで守備機会は多くなかったものの、相変わらず良い出来だった。時折前線に上がっていっての貢献も見せた。

サリバ: 6

試合のかなり早い時間にイエローカードをもらってしまったが、その後も落ち着きを失わなかった。2失点目に関してはもう少しやり様はあったかもしれないが、相手のパスが上手く、後ろを抜かれてしまった。

ガブリエル: 6

少し不安定な場面もなくはなかったが、基本的にはソリッドだった。

ジンチェンコ: 6

怪我から復帰し、2試合ぶりに先発。中に入っていく回数が非常に多く、ボール保持時の貢献は素晴らしいものがあったが、被カウンター時の不安は見えた。ただこれはもう必要経費のようなものなので、チーム全体でこの部分のバランスをどうとるかは今季の監督の腕の見せ所になりそうだ。

MF

ロコンガ: 6

失点につながるボールロストと、守備を意識したポジショニング面での不安は見せたが、それ以外はそこまで悪く無かったように思う。少なくとも、コーチング+今後経験を積んでいけば、改善できるタイプのものに見える。

もちろん、トーマス・パーティと比べれば見劣りはしてしまうが、しかしそれを言ったらパーティと比べて見劣りのしないアンカーというのは非常に少ない。どちらにせよパーティエルネニー両者がまだ復帰してこないようなので、今後何試合かは、実践を通してで粗い部分を磨いていくことになりそうだ。

ウーデゴール: 7

一本素晴らしいチャンスを逃してしまったが、キーパス4を記録するなど、攻撃の中心となった。

ジャカ: 6

今季のここまでの試合と比べると、前で目立つ場面はそこまでなかったが、やはり中盤がロコンガである分少し気を使っているということもあるのだろうか。ベテランらしく安定したプレイを見せた。

FW

ジェズス: 7

得点こそならなかったが、体格に優れるDF達相手に一歩も引かず、細かい体の動きを駆使してボールを収め続けた。何度か良いドリブルも見せた。

マルティネッリ: 7

いつも通りエネルギッシュで献身的なプレイを見せた。何度かダロットとの一対一で脅威となった。VARで得点が取り消されたのはアンラッキーだった。

サカ: 7

今季はまだ得点出来ていなかったサカだが、遂に初ゴールを記録。その前にも惜しい場面もあった。調子は悪くなさそうに見えるので、これをきっかけに今後さらに得点を量産してくれることを期待したい。

交代選手

スミスロウ、エンケティア、ビエイラの3枚代えは若干裏目に出た形となったが、ビエイラは短い時間ながらもエジルを彷彿とさせるスルーパスなど、印象的なプレイをいくつか見せた。まだ何とも言えないが、いきなりオールドトラフォードでビハインドの状況というプレッシャーのかかる場面ながら持ち味を見せられたのは素晴らしい。先発でのプレイにも期待したい。ウーデゴールと似た雰囲気を持っている(実際にプレイエリアもウーデゴールとローテーションしていく計算なのかもしれない)が、シュートは積極的だった。

もし彼が右サイドでも問題なくプレイできるようであれば、今夏ウイングを獲得できなかったことはアーセナルにとってそこまで痛手とならないかもしれない。

終盤にはホワイトに代わって冨安も登場した。

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Posted by gern3137