ラフィーニャを逃した場合にアーセナルが獲得に動くべきウイング3人

移籍海外記事

セルジュ・ニャブリ(バイエルン・ミュンヘン)-夢の獲得

強み:
キック精度が素晴らしく、クロスの質も高い。ボックス付近での動きの質はワールドクラスだし、ほとんど両利きといっても良い。パワーとペースを兼ね備え、1対1に強く、決定力も高いし、左右ウイングを非常にハイレベルにこなすことが出来る。

弱み:
特になし

ニャブリはとんでもない選手だ。グラフを見てもわかる通り、サラーと比べても遜色がなく、現在世界最高峰の右ウイングの一人だ。

Embed from Getty Images

ニャブリは右利きの右ウイングという少し少なくなりつつあるタイプの選手だが、中に入っていくことも多い。サイドのアタッカーとして彼に出来ないことは特に見当たらず、独力で試合を決めてしまえるような選手だ。

左右両足で高い精度でボールを蹴ることが出来るし、シュートの精度も高く、欧州中のトップクラブが彼の獲得を狙っていることだろう。スタークラブでスターになれるだけの選手だ。

もし彼がアーセナルに帰還することになれば、夢のような物語になるはずだ。

ミカエル・オリーズ(クリスタル・パレス)

強み:
非常に技術が高く、敏捷性もある。戦術理解力に秀でた選手で、スルーパスや右サイドからのインスイングのクロスが得意だ。右のハーフスペースでのプレイが上手く、セットプレイのキッカーも務められる。フォーメーションによっては4-3-3の右CMFとしてプレイすることが出来る可能性もある。年齢も非常に若い。

弱み:
調子の波がある。今回の記事で紹介している他の二人ほどの圧倒的なスピードはない。ボックス内の動きには改善の余地があり、左サイドでのプレイ経験はあまりない。

Embed from Getty Images

8m£という移籍金を考えれば、オリーズはクリスタル・パレスにとって素晴らしい獲得となっているが、彼のクオリティは明らかで、夏に彼を補強できれば、アーセナルにとってもよいオプションとなるだろう。既にプレミアリーグでも居心地よさそうに見える。

チャンス創出もボール前進も上手く、フィジカルは圧倒的というほどではないが、悪くはない。彼の敏捷性と技術が合わされば、多くのサイドバック相手に優位に立てるはずだ。

ただし、ここまでの彼はボールを足元で多く要求し、かつボールロストも少し多い傾向にあるため、これは改善の余地がある。また、ボックス内での動きも単調で、まだまだこれからといったところだ。

だが彼はまだ20歳であり、弱みを改善し、学ぶための時間は多くある。将来的にはトップレベルの右ウイング(あるいは右CMF)となれることだろう

ムサ・ディアビ(バイエル・レバークーゼン)

強み:
非常に足が速く、爆発力がある。両足でクロスが挙げられ、ボックス内での走り込みもスマートにこなす。決定力も良く、両サイドでプレイできる。

弱み:
チームや自身のプレイが不調の時のボディランゲージに難がある。また、これはチームの戦術かもしれないが、現時点ではあまり守備に戻る様子を見せない。

Embed from Getty Images

ディアビの魅力は明らかだ。彼は攻撃面でウイングに必要なものをほぼ全て兼ね備えているといって良い。彼の欠点となりうるのは多くがメンタル的な部分だ。

これはアルテタにとって問題となるかもしれないが、コントロールすることも可能だろう。例えばマネのように、こういったエネルギーをポジティブな方向に活かし、パフォーマンスを改善することが出来るかもしれない。

昨季ディアビは全コンペティションで17ゴール15アシストを記録しており、これは22歳の選手としては素晴らしい数字だ。彼は今後ワールドクラスのウイングになれる選手であるにもかかわらず、その実力ほど高い評価を集めているようには思えないが、もしアーセナルが獲得に動くのであれば、それはプラスに働くだろう。

source(当該サイトの許可を得て翻訳しています):

関連記事(広告含む)

Posted by gern3137