【アーセナルのターゲット】リサンドロ・マルティネスとは?
アーセナルはファビオ・ビエイラ獲得間近に迫っているが、来季こそ、トップ4入りを目指す彼らの夏のビジネスはまだまだ終わらないようだ。
守備陣の層を強化するための補強ターゲット、ミケル・アルテタはアヤックス所属のリサンドロ・マルティネス白羽の矢を立てたという。既に公式にオファーを出し、今後アーセナルはより移籍金を増額して再オファーを出す用意があると報じられている。
リサンドロ・マルティネスとは?
マルティネスは現在24歳で、リーグ優勝を果たし、グループリーグを全勝でCLベスト16にも進出したアヤックスの最終ラインの中心的な選手だ。
既にアルゼンチン代表にも召集されており、7試合に出場している。
彼は身長が175cmと平均よりも低い部類に入るが、マルティネスをCBに据えた今季のアヤックスは34試合で19失点しか許しておらず、特にそれが守備の不安定さに繋がったというわけではない。
恐らくアーセナルはマルティネスを、左CBのガブリエルに競争を提供できる選手として見ているはずだが、同時に彼は高いユーティリティ性を持った選手だ。マルティネスは最終ラインであればどこでもプレイできる選手だし、守備的MFとして起用されたこともある。
アーセナルは昨季両サイドバックの怪我に苦しめられ、マルティネスのような選手の獲得はチームにとって非常に有用なはずだ。
マルティネスのプレースタイル
マルティネスは身長こそ高くないものの、フィジカルは強く、激しいタックルもいとわない選手だ。そのスタイルから、アヤックスでは『アムステルダムの肉屋』という愛称でも知られている。
試合展開を読む力も高いので、むやみにタックルに行くわけではなく、正確にボール奪取が出来るし、ポジショニングも良い。
また、彼はパスとドリブルを駆使してボールを前に進める能力がとても高く、アルテタの後ろからボールを繋いでいくスタイルとの相性も良いはずだ。
マルティネスの弱み?
リサンドロ・マルティネスに、アヤックスで彼を重用したテンハーグ率いるマンチェスター・ユナイテッドへの移籍の噂以外で、そこまで多くビッグクラブからの興味が報じられていないのは、間違いなく彼の身長が問題となっているに違いない。
身長の割にはそこまで空中戦に弱いというわけではないが、どれほど才能に溢れており、知的なプレイが可能でも、やはり175cmという身長では、クロスなどで、長身のストライカーに競り勝つのは難しい。
また、足が遅いというほどではないが、同じくスピードも彼の強みとは言えない。もしかすると、ハイラインからのカウンター対応には注意が必要かもしれない。
また、これもあってか、マルティネスはアルゼンチン代表の常連ではあるものの、先発する試合は少なく、ロメロとオタメンディに次ぐ三番手のCBとなっている。
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