アーセナル移籍の噂 2022/23夏 その2
その1はこちら!
まだシーズンは終わっておらず、今季の最終順位もアーセナルの夏の補強の行方に大きく影響を与えそうではありますが、例年より比較的早めに話が進んでおり、このまままとまってしまいそうな勢いの獲得も出てきていますので、移籍の噂第二弾をまとめました。
マルキーニョス: 80%
最近突然獲得報道が浮上し、どうやらアーセナルの夏の獲得1番手となる見込みが高そうなのがサンパウロ所属の19歳ブラジル人ウイング、マルキーニョスです。
左利きの右ウイング、逆サイドやストライカーとしてもプレイ可能、といった選手の様ですがまだまだサンパウロでも途中出場が多く、キャリアを通して40試合4ゴールとまだまだ未知数、最適ポジションもポテンシャルもまだまだこれから次第、といった印象です。
各メディアが既にこの取引は3-4m€程度の移籍金で成立間近と報じていますが、来季はローンに出るのではないかという話もあります。どちらかというと即戦力というよりも将来を見据えた上での獲得という色が濃そうですが、来季ファーストチームに帯同するかどうかはプレシーズンやペペなど現有戦力の去就と他の補強がどうなるかなど、色々な要素に左右されるでしょうか。
トップレベルでの出場機会はそこまで多くないとはいえ、ブラジルユース代表にも召集されている将来有望なアタッカーが安価な移籍金で獲得可能となった背景には、ブラジルで通称ペレ法と呼ばれるルールを巡る彼の契約状況が複雑で、場合によってはフリーで契約解除となってしまう可能性があるためサンパウロがオファーを受け入れた、という事情があるようです。
マルティネッリはブラジル4部からいきなりトップチームで出場機会を得たという前例もありますし、今のアーセナルにはブラジル人が何人か揃っているというのもマルキーニョスの適応にはプラスに働くでしょう。
仮にアーセナルのトップチームでの出場機会を得られず、ローンを経て売却などのような形になったとしても、獲得時の移籍金以上の売却益は見込めそうなので、実際に実現すれば、低リスクのスマートな獲得と言えそうです。
アーロン・ヒッキー: 50%
同じくここにきてかなりアーセナル移籍の可能性が高まっている模様なのが、ボローニャ所属、グラスゴー出身の左サイドバック、ほぼ両利きと言っても良く(パスの割合は左足が61%、右足が39%となっています)、ユーティリティ性があり右サイドでもプレイ可能、という冨安とティアニーの二人を彷彿とさせるサイドバックのヒッキーです。
カルチョナポリによると、アーセナルとボローニャが20-25m€程度の移籍金でのアーロン・ヒッキー獲得に合意したそうです。 https://t.co/3ym0eFgcOI
— Takuma Yamanaka(山中拓磨) (@gern3137) May 14, 2022
まだ10代ながら今季はセリエAで34試合に出場しており、非常に有望な選手です。ティアニー冨安両方の控えが務められ、数年後には彼らとスタメンを繰り広げられそうなポテンシャルも持ち合わせている、という意味ではこちらも20-25m€程度の移籍金であれば、獲得して損はないように感じられます。
イタリアメディア英メディア両方ともにヒッキーはアーセナル移籍に近づいていると報じており、かつ過去にナポリと争奪戦になった選手は大体アーセナルに移籍する、というジンクスもあり、こちらもかなり実現可能性は高そうです。
スコットランドなのでホームグロウンではありませんが、英語圏の選手であり、同郷の先輩ティアニーもチームにおり、そこまで適応の心配もなさそうなのも大きいですね。
ガブリエル・ジェズス: 40%
イサク、ジョナサン・デイビッド、オシムヘン、ヌニェス、カルバート=ルインなど様々なターゲットの噂が出ていますが、どうやら現状アーセナルのFWのナンバーワンターゲットとなっているようなのがシティのジェズスです。
ロマーノ記者によると、ついにアーセナルがガブリエル・ジェズス獲得に向けて、一発目の公式オファーの準備をしているそうです。ジェズスは契約延長を行わない意向ですが、それでもシティは50-60m€程度を要求するのではないか、とのこと。 https://t.co/cvbd5pzn2W
— Takuma Yamanaka(山中拓磨) (@gern3137) May 14, 2022
まだ25歳ながらプレミアリーグ経験も非常に豊富なジェズスはアーセナルにとって大きな戦力となってくれそうです。もし実現すればアーセナルにはブラジル代表のガブリエルが3人勢ぞろいすることとなります。
夏にラカゼットとエンケティアが退団するのであれば、恐らくアーセナルはストライカーの二人が必要で、プレミアへの適応の心配がないジェズス+他国リーグの選手、という構想を思い描いているのか、あるいは方針転換でジェズス以外にストライカーを獲得せずエンケティアとの契約延長、というのを狙っているのかまではわかりませんが、どちらにせよまずジェズスの獲得を決めてしまいたい所です。
下のティーレマンスと同じく、アーセナルがCL出場権を獲得できるかどうかにこの移籍がどうなるかは左右されてきそうですが、アルテタと既に関係性がある選手であることを考えると、仮に今季CL出場権獲得がかなわずともこれからトップレベルに返り咲いていくのだ、というビジョンを示せれば、今季の4位フィニッシュはジェズス獲得にとっての絶対に必要条件、というほどではないのかもしれません。
むしろ、CL出場権がどうなるかによる予算上の制約の影響が大きそうでしょうか。
ユーリ・ティーレマンス: 35%
冬の時点でアーセナルのティーレマンスへの興味を報じていたCBSのジェイコブズ記者によると、アーセナルがティーレマンス移籍の最有力候補、ティーレマンス自身もアーセナルに感銘を受けており、アーセナル側はCL出場権さえゲット出来ればこの獲得は実現できると自信を見せているそうです https://t.co/iCGJmkflO0
— Takuma Yamanaka(山中拓磨) (@gern3137) May 9, 2022
一方で、ガブリエル・ジェズスよりもアーセナルの今季の順位が大きくカギを握ってきそうなのがレスター所属のベルギー代表MFユーリ・ティーレマンスの獲得です。
オーンスティン記者もティーレマンス獲得にアーセナルが興味を持っているのは事実、と報じていたりとかなり信ぴょう性がある話なのは間違いなさそうなのですが、報道を見る限り、ティーレマンスはかなりCLでのプレイに重きを置いているようで、大体『アーセナルがCL出場権を獲得できれば』移籍はスムーズにいくのではないか、という枕詞が付いています。
ジェズスは現在進行形で交渉が進められている様子がうかがえますが、ティーレマンスに関しては、一旦シーズンが終了し、CL出場権の行方が確定するまでは交渉は中断、ということになるかもしれません。
その他の噂
ある程度信ぴょう性がありそうな移籍の報道は上に紹介した通りですが、他にもパウロ・ディバラがアーセナルへ!という怪しげな噂が出ていたり、PSVのコーディ・ガクポへの興味、放出に関してはペペが代理人を変更、セビージャが獲得に興味を示している、などといった話もあります。
ディスカッション
コメント一覧
ナポリと争ったといえばイグアインとペペですよね。
これは実は一勝一敗ではなくどちらもナポリが勝ったという疑惑が…。
そしてなんとハーランドとジェズズがだいたい同程度の価格という…。
無限に近い資金力を持つシティが吹っ掛けてくるんじゃ堪ったもんじゃないですね。
最悪マルティネッリもCF起用される可能性がありますかね。
というかCB陣に問題あるんでサリバを戻して欲しいし
わざわざ大金使うならゲンドゥージでいいのではと思います。
今の補強と起用の方針でCLで勝てると本気で思ってるなら甘い見積もりだと思いますし、
3~4のコンペを同時進行で争ってる他クラブと同レベルと思ってるならヤバいと思います。
あの、、、
ゲンドゥージはマルセイユへの片道切符ですぜ
確かにもう無理なんですね。
色々詳しい情報を書いてる人もいましたが、
一時的に観戦などから離れていたもので未確認で…。
現スカッドに足すならもうちょっと戦える人材が必要ではないかと思いましたが、
今のところそういう気配はないですね。
グナ春砲ゴシップ好きとしてはヨダレ出る展開です
サンジェイ裏金疑惑当事者ペペ代理人がこのタイミングでしれっと切られるのは裏付けとしていいんだなニチャア