カルバート=ルイン、ドウグラス・ルイス、フィル・ビリング: アーセナルの夏の現実的なターゲット 後編

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ドウグラス・ルイス

FWに次ぐアーセナルの次の最優先補強ポジションがトーマス・パーティの長期的な相方を務められる中盤の選手であることは間違いないだろう。

ジャカは昨夏ローマ移籍に前向きともとれる発言をしていたし、既に次の夏の移籍の噂も出ている。もちろんアーセナル在籍中は彼がクラブとアルテタに全力で尽くしてきたことに疑いの余地はないが、彼ももうすぐ30歳で、アーセナルの中盤に新しい戦力が必要だ。

サンビ・ロコンガはファンからも人気だし、勢いはあるが、彼が現時点でアーセナルが必要とするボックストゥボックス型、あるいはアンカー型のMFかどうか自信が持てない。

ここまで彼がその両方で起用されたことがあるという事実が、現時点ではまだ彼がそのどちらのポジションでもファーストチョイスとはなり切れていないということを示しているように思われる。

最近はアルテタはパーティをジャカよりも後ろ目のポジションで起用する形を試しているものの、どちらかというと、よりパーティを前で輝かせ、攻撃面の貢献を引き出せるような、より本格的な守備的MFを監督は望んでいるのではないだろうか。

最近噂が出た選手ではビスマもファンの間で人気だが、最も現実的かつ理想的な候補はアストン・ヴィラのドウグラス・ルイスだろう。

彼がアストン・ヴィラへと移籍した際に、マンチェスター・シティは本当は彼を手放したくなかったようだが、今季ルイスはそれが何故なのかを証明して見せている。

ルイスはブラジル代表の一員でもあり、これ自体が彼のクオリティを示しているし、彼は残り契約が一年となっており、23歳という年齢もアーセナルの獲得方針と合っている。

シティの若手時代にアルテタとは接点もあるはずだし、エドゥがブラジル出身であることも、この23歳の選手獲得にプラスに働いてくれることを願おう。

フィリップ・ビリング – 中盤のサプライズ?

この夏エルネニーとメイトランド=ナイルズが二人ともアーセナルから去る見込みであることを考えると、もしアーセナルがファーストチョイスの守備的MFを獲得したとしても、4人目のより経験豊富なルのMF獲得をアルテタは望むかもしれない。

アルテタが左右のバランスをとることを好むことを考えると、彼はもう一人中盤に左利きの選手を加えたいと考えるのではないだろうか。

その場合に私がサプライズ獲得として推したいのがボーンマスのフィリップ・ビリングだ。彼はスコット・パーカーのもとでボーンマスを昇格争いの中心的な役割を果たしている。

彼はヴィエラの様な長い脚をもち、タックルとインターセプトを活かして守備陣の前でプレイできる。既にチャンピオンシップで8得点あげているからもわかる通り、より前目の位置でプレイすることも出来るし、身長があるため空中戦にも強い。

そして、ビリングは次のW杯でのデンマーク代表のスカッド入りを目指して、活躍の機会をハングリーに狙っているにも違いない。

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Posted by gern3137