【アーセナルのターゲット】ギド・ロドリゲスとは?
1月の移籍市場がもうすぐの所に迫っているが、アーセナルも裏で色々と準備を加速していることだろう。
アーセナルは現在プレミアリーグ4位で、CL出場権をかけた戦いを来年も継続したいと願っているはずだ。だが、AFCONの影響で来月エルネニー、ペペ、オーバメヤン、パーティの離脱が見込まれており、冬に戦線離脱しないためには何らかの補強が必要だとエドゥが考えていてもおかしくない。
According to Hernan, Arsenal have asked Real Betis about their midfielder Guido Rodriguez and is showing strong interest https://t.co/nu5QlU0vUI
— Renato (@rehnato) December 17, 2021
移籍情報に精通するヘルナン・カスティージョ記者によると、アーセナルは移籍市場を前にレアル・ベティス所属のMFギド・ロドリゲス獲得に興味を示しているそうだ。
ギド・ロドリゲスとは?
ロドリゲスは現在27歳アルゼンチン出身の才能あるMFだ。彼は戦闘的なタイプでタックルを恐れず、かつ高いパス能力を誇る選手で、その点ではグラニト・ジャカと共通している。
この2年間ベティスでロドリゲスは評判を高め、ラリーガで最も信頼できるCMFの一人だという評判を確立している。
何故アーセナルが興味を示しているのか
アーセナルに何らかの形での中盤の補強が必要なのは間違いないだろう。AFCONが始まれば中盤のオプションはジャカとまだ若いロコンガとナイルズしかいなくなってしまう。
ロドリゲスがアーセナルに加われば、チームに守備の巧みさと経験をもたらしてくれるはずで、これはより前の若手たちがのびのびと輝く助けにもなってくれるかもしれない。
彼は最近ベティスではメキシコ代表のグアルダードとコンビを組み、無敵の中盤を形成しており、現在ベティスをリーグ3位に押し上げるのに一役買っている。
ロドリゲスは今季リーグで1試合当たりインターセプト1.93、タックル3.16、ブロック2.46とジャカやパーティよりもはるかに高い数字を記録していることからもわかる通り、試合を読んで守備をするのが上手い。
また、ロドリゲスを獲得すれば、アーセナルは彼をアンカーにおいてウーデゴールやスミスロウを8番に置くような4-3-3を用いることも可能になるだろう。これはアルテタがパーティをアンカーにおいて9月のバーンリー戦で一度試している。
ただし、ロドリゲスに関する唯一の懸念はスピードや敏捷性ではパーティにはかなわない点で、ペースの速いプレミアリーグではトランジション時に苦戦する可能性はある。
監督の評価と本人のコメント
ロドリゲスはアルゼンチン代表として20試合に出場しており、最近の代表の鍵となる選手としての立場を確立しているが、監督のリオネル・スキャローニは『彼はサッカーをよくわかっているし、チームにとってポジティブなボーイさ』とコメントしている。
ただ一方で、ロドリゲスはベティスでハッピーで、アーセナルからの興味に関しては知らない、いうコメントも3月に出している。
アルゼンチンに友人に教えられて記事は見たけど、皆と同じくらいのことしか知らないよ、といったよ。今日はニュースに僕の名前が出ているから話題になっているみたいだけど、僕は何も知らないよ。ベティスでハッピーだし、セビージャでの生活、天気、そしてもちろんクラブに満足している。
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一言コメント
アーセナルの補強の最優先エリアがFW、そして中盤であることは間違いないでしょう。どちらのポジションに関しても、より第一希望のターゲットを獲得できる可能性が高まる夏までクラブは待つのではないか、という見方が主流でしたが、ここにきてアーセナルがCL出場権を狙える順位につけていることで、もしチャンスがあれば予定を前倒しして、今季のチームを強化してくれるような獲得に動くのではないかという見方も出始めています。
中盤も前線もまだ噂の域を出ませんが、今年の冬も中々楽しみなものになりそうです。
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