アーセナルが冬に獲得を目指すべき5人のMF 後編
前編はこちら!
ヴァランタン・ロニエ
所属クラブ: マルセイユ
年齢: 27
恐らく、ロニエはツイッター上のアーセナルファンが大喜びするというタイプの獲得ではないだろう。
だが、詳しく見ていくと彼には好ましい点がいくつもある。 トレイラより少し高いくらいの身長しかないにもかかわらず、彼はアグレッシブでフィジカルが強いし、カウンタープレスも非常に巧い。
そこまで前線に上がっていくわけではないが、xGビルドアップで見るとジャカと同じくらいのレベル(一試合当たり0.4)にある。パスがとてもうまく、マルセイユで攻撃的なサッカーにも慣れている。
ただし、前回候補に挙がったグリリッチュと同じく、現在リーグ3位のマルセイユが彼を手バスつもりがあるかは不透明だ。
ただし彼らはヨーロッパリーグを既に敗退しており、15m£程度のオファーを出すクラブが現れれば、金銭的な理由で考慮するかもしれない。
ロニエは既にリーグアンで160試合以上に出場があり、そろそろ新たなチャレンジをと考えていてもおかしくはないだろう。
ポジティブな点: タックル、ボールコントロール、守備意識
懸念点: 年齢、空中戦、ファウルの多さ
市場価値市場価値: £11m
ブルーノ・ギマランイス
所属クラブ: リヨン
年齢: 24
ギマランイスはフランスに渡る前や、昨夏など以前からアーセナル移籍がうわさされているが、その理由は簡単で、彼があぐれしっぶかつダイナミックなプレイメイカーで、ボールを持てば魔法のようなプレイを見せるからだ。
私としては彼はいわゆるデストロイヤータイプの守備的MFだとは彼は癒えないと思う。そういった6番でプレイできる選手こそをアーセナルは必要としており、そこからはギマランイスは少し外れるだろう。
だが、彼がアーセナルの攻撃にとって素晴らしい追加戦力となってくれるのは間違いない。彼のアグレッシブなスタイルのおかげで、もしかすると守備力も差し引きプラスの影響を与えるかもしれない。
彼はビッグゲームで輝けるタイプのメンタリティの持ち主でもある。
リヨンは現在リーグ2位だが、ヨーロッパリーグ圏内からはそこまで離れていない。ギマランイスの市場価値は今後より高まるとみてもう少し留めようとするだろうか?それとも、30-35m£程度のオファーが来れば売り時だと判断するだろうか?
確かにリヨンはギマランイス以外にも才能あるMFを抱えているが、その中でも彼はナンバーワンだと思う。
ポジティブな点: プレイメイカー適正・技術・アグレッシブさ
懸念点: ドリブラーへの対応・トランジション時のプレイ
市場価値: 27m£
ミケル・メリノ
所属クラブ: レアル・ソシエダ
年齢: 25
スタッツ面で見ると、私個人としてはこのメリノが一番のお気に入りだ。ただし、彼はレアル・ソシエダに残る可能性が高そうだが。
メリノはソシエダで129試合に出場しており、サン・セバスティアンで生まれ、自身もレアル・ソシエダでのプレイ経験があるアルテタが彼のことを良く知っていても驚きではない。
メリノは左利きなので、長期的に見てサンビの相方を務めるのにぴったりだと思われるし、彼は守備が素晴らしく、ボールを前進させるパスもうまい。
デュエルの勝率に関しては少々改善の余地はあるものの、25という年齢は若さと経験のバランスがちょうどよく、かつニューカッスルでもプレイ経験があるためプレミアリーグを既に知っているのも大きい。
恐らくメリノ獲得に当たって一番の障害となり得るのがその価格だろう。最近リバプールがメリノのために40m£の移籍金を支払って狙っていたという報道があり、リバプールがスカウティングして白羽の矢を立てたというのは良い選手だという証明ではあると思うが、競争が激しいということも意味している。
またソシエダ側は契約解除条項の満額、60m£を求めているという話もあり、これはアーセナルがトーマス・パーティに支払った額以上になる。
もちろんチームを劇的に変えてしまい、将来のプロジェクトの一員となれるようなレベルの選手に対してはとt企図して高額の移籍金を支払う必要があるものだが、これはアルテタとフロントの選手評価次第だろう。
ポジティブな点: 守備、プレミア経験、空中戦
懸念点: 攻撃面での貢献、移籍金
市場価値: 36m£
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コメント一覧
前編後編全員ないと思います