アルテタの記者会見のエジルに関するコメント
エジルの投稿に関して
誰だって自分の感情を表現するのは自由だ。私の立場から何が言えるかと言えば、彼がメンバー外となったのはサッカー面での決断で、私は彼に公平に接してきたし、良心の呵責などはない。
私はメストと活発にコミュニケーションをとってきたし、我々は互いに何を期待できるのかを分かっている。私がこのクラブに雇われている理由である、チームをより良くし、試合に勝利し、短中長期的なプロジェクトを形成するという目標にエジルが貢献してくれると私は考えていたので彼はこれまでに他の選手と同じようにチャンスも得た。
3人の選手をリストから外さなければならないのは気持ち良いものではなく、悲しいが、私はとくにやましいことなく全員と目を見て話すようにした。
メストともそれは同じで、私はこのクラブに来てからずっとまっすぐに接してきたつもりだ。
メスト・エジルに契約満了前に退団の可能性があるか
そのような段階にはない。もちろん彼のような側面を持ち、彼のようなキャリアを送ってきた選手の周りで起こることは全てが大きなインパクトを持つ。
それはこの8年ずっとそうだった。今に始まったことではないし、この8年の間には多くのことが起こっている。
私の仕事は全ての選手からベストを引き出し、チームとパフォーマンスに貢献させることだ。私は現時点ではメストに関してそれに失敗してしまったと感じている。
なぜなら、私はチームにとってベストな状態のメストに居てほしい、と思っているのだからね。
何度かそれに成功できそうな時もあったのだが、他の時にはそれはかなわなかった。そして、彼をスカッドから外さなくてはならないことになった。
これがサッカーの現実と言うもので、この何年かでわたしが学んだ通り、どんなことも起こりうる。我々皆がそれを受け入れなくてはならない。
これを受け入れる最良の方法は面と向かって、正しいやり方で話をすることだ。これが私のやり方だし、今後も続けるだろう。
エジルはもう二度とアーセナルでプレイすることはないか
完全に私に責任がある。私が選手からベストな能力を引き出していなければいけないからだ。これが私の責任で、振る舞いの問題や、報じられているような給与カットとは関係ない。
それは事実ではなく、私の決断だ。もし誰かがエジルのメンバー外に関して誰かを責めなくてはならないのであれば、そしてそれは我々が試合に敗れればそうなるだろうが、私が責任を負う。
私は最も多く試合に勝利できるようなチームを作り上げなければならない。クラブにとってプラスとなることを出来るだけ守るために、私はメストや他の選手にフェアであろうとしている。
エジルのピッチ上でのパフォーマンスの何がアルテタの期待にそぐわなかったのか
選手それぞれのパフォーマンス全てについて語るわけにはいかない。私はメストをメンバー外とすることにも痛みを感じている。パパ(ソクラティス)に関しても同じだし、ウィリアム(・サリバ)がクラブに加入したにも関わらず帯同できないのもELの規則のせいだ。
だが、理解してもらえると思うが私の選手を起用するかどうかの選択に関する決断のテクニカルな部分についてまで明かすわけにはいかない。
エジルの今後数か月のプランは
エジルは普通にトレーニングをこなしており、チームのルーティンにも加わっている。我々は彼が出来る限り全力で練習することを期待している。
私たちは彼を良く扱わねばらないし、私も出来るだけ彼のモチベーションを保ちたいと思っている。もちろんこのような状況でそれは難しいことだがね。そこからどうなるか様子を見てみよう。
エジルの投稿に驚いたか
いや、おどろきはなかった。
同じようなやり取りをエジルと直接面と向かってしたか
当然ながらスカッド外となった選手は非常に落胆している。彼らはプロサッカー選手で、出場機会を得るためのチャンスをモチベーションにするものだからね。それすら与えられないというのは困難なものだ。
だが、それでも先ほども言ったように私はそのような難しい会話を対面で行い、理由を説明し、そしてそれによって選手が何か変わるか見極める方を好む。
ロックダウン期間中に何かが起きたのか
いや。
私は過去に起きたことはあまり気にしていない。今後より私のことを知っていってもらうことになると思うが、この6年間で多くのことが起きたと思う、だがそれは私とは関係ない。
私がここに来た時のエジルを取り巻く雰囲気は難しいものだった。私はファンに彼をサポートし良い雰囲気を作り出してくれるよう頼み、数週間でエミレーツスタジアムの空気は良くなったのが見て取れたお思う。
だがその後私は毎日選手たちのインプットやパフォーマンス、彼らがチームにもたらすものを見極めて決断をする必要があった。なぜなら私は監督で、試合に勝つために最適な選手を選ぶ必要があるからだ。
エジルのメンバー外はピッチ外の出来事の影響だと報じられることに怒りを感じるか
いや、彼らも状況を明確に確認する必要があるはずなので理解はできる。私はあなた方の質問に答えるためにここにいる。
だが、私はオーナーやクラブの他の人間の後ろに隠れるつもりはない。結局のところこれは選手がピッチ上でプレイするかどうかの問題で、我々はクラブでのすべての義務に応えていくつもりだ。
そして、私は選手たちから試合を行う上で最高のパフォーマンスを引き出す責任がある。
だが信じてくれ、今回の決断は経営陣やオーナー、そのようなものとは関係ないよ。
ディスカッション
コメント一覧
ある程度は誠実に回答してくれてる印象は受けますが、1番知りたい、なぜベストなエジルじゃないのか、何を期待していてどう期待に応えていないのか、ロックダウン前後で何が変わったのかは、最後まで明言してくれませんでしたね。
本当にエジルと正しいコミュニケーションがとれているのであれば、本人に伝えているはずの期待の内容を明かしても何の問題もないはずだし、それを言えばしつこいメディアからの質問も止められるわけで、やはりすっきりしないものは残ります。
そしてもうプレーしないのかという質問に対しての回答で、少なくとも現時点では、2月以降にもチャンスを与える予定はないんだろうなの感じました。トレーニングでのパフォーマンス次第ではないんだなと。
感情論を抜きにしても、エジルが必要ないと言い切れる状態に個人的には見えないので、ほんと残念です。
何故ベストなエジルじゃないのかは本来アルテタの知る所でも管理する所でも説明すべき所でも無い
エジルが努力し解決すべき問題だ
エジルが必要ないと言い切れる状態にあなたが見えないのはエジル中心にしか見てないからじゃないだろうか
違うなら謝る申し訳ない
もし“エジルがいれば”違っただろうチームに創造性が無い
そう何度も言われて来たが結局のチームの窮地を救った事なんて皆無に近い
解決になった例がほぼない
チームが沈めば同じように沈みチームが上向きでも彼がブレーキになる場面は沢山見て来た
私ははっきり言って必要だと思えない
緩い相手なら出す価値はあるがそのような相手にエジルを出さなければ勝てないという訳じゃない
私はもう2年前から彼に期待するのを止めた
ピッチ内外で生み出された負の感情としてはもうエジルを嫌悪しており支持する気はないが
時代や肉体の変化に適応しつづけ素晴らしいプレーを続けて貰いたかったと惜しんでもいる
エジルが時折見せる唯一無二の輝きはサッカーファンなら愛すべき瞬間だろう
しかしサッカーはその瞬間だけでなくそこに至る過程が何よりも重要な競技でもある
ハイライトに編集されない部分も含めて全てサッカーだ
彼はいつからかプレイヤーではなく政治家になったそれはとても悲しい事だ
フットボーラーはメディアでは無くピッチ上で己を表現し解決するものだ
それは試合だけでなく日々の練習や姿勢から表現し続けなければならない
内部事情は良く分からない分かるはずがない憶測でしか話せない
そしてそこはエジルにとっては必要でもチームにとって重要な部分では無い
アーセナルを応援するものにとってもゴシップ以上の価値は無い
よくハメスが例に出されるがエジルはハメスのようにプレーは出来ないだろう
エジルは口で解決しようとしたハメスはプレーで解決しようとした
そこには大きい違いがある
彼の目線で考えれば下手をすればエジルよりも理不尽で困難な状況に陥ってたと言えるかもしれない
でも彼はそれをプレーで納得させた
エジルがレアルからアーセナルに来た時のようにね
圧倒的なキープ力、天才的なテクニックとプレーメイク力、そして類まれなる得点力
あの頃のハメスがまたプレミアで見れている
年齢も30になる彼がいつまで輝くかは分からないがそれでも現在はピッチで躍動してる
アンチェロッティの協力もあったろうがそれはハメス自身が努力し表現し戦い勝ち取ったものだ
エジルはそうした機会を求めず放棄し続けているように思う
非の打ちどころのないコメントであり、個人的には大分疑念は晴れた。メルテザッカーの謎コメントが、私を混乱させtsが、アルテタはただ一人責任を負うといった。アルテタは、私はまだエジルの復活を信じる、信じられる。