アーセナル移籍の噂2020夏【放出編】その3

移籍

移籍の噂記事のナンバリングが大分ややこしかったので、獲得編と放出編を分けて、それぞれその1、その2とつけていくことにしました!

ゲンドゥージ: 70% (↓10%)

一応アルテタは記者会見でゲンドゥージも戦力に含まれている、といった旨のコメントをしていましたが、これを額面通りに受け取っていいのかは疑問が残ります。

もちろんゲンドゥージとアルテタが腹を割って話し合ったうえで和解し、再び戦力に!となる展開がクラブにとって理想ではあるのですが、なかなか難しいのではないでしょうか。

どちらかというと、流石にここまで露骨に戦力外だとアーセナルが思ってたほどのオファーが舞い込まず、仕方ないので、残留となった場合に扉を閉ざさないようにした、かつ、もし売れないなら売れないなら残せるんだぞ、という姿勢を見せることでオファーの額を吊り上げる効果を狙っている、というのが真相ではないでしょうか。

いずれにせよ、ゲンドゥージは残り契約が二年となっているため、ローンでの放出などは避けたいところで、また留めるのであればそろそろ契約延長交渉を行わなくてはならないので、なかなか複雑となっています。

エルネニー: 60% (↓10%)

こちらもゲンドゥージと並んで放出の可能性が高いのは間違いないとは思いますが、ここまで二戦連続で起用されているのを見るに、残留の可能性もなくはないのかもしれません。

エルネニーがアルテタのファーストチョイス、というのは考えづらいので、どちらかというと他の売却次第でしょうか。例えばゲンドゥージとトレイラを二人とも売却し、代役に誰かを獲得、ジャカ・セバージョス・+αが基本メンバーで、そこにウィロック/スミス=ロウ、控えとしてエルネニーを残す、みたいなパターンはあるかもしれません

ナイルズ: 20% (↓60%)

一時はウルブズ移籍が確実かと見られていたナイルズですが、アルテタの思いが通じたのか、一転残留の可能性が高まっていると報じられています。

ウルブズからのオファーをアーセナルは断り、ウルブズには手の届かない額を移籍金として設定したといわれており、契約延長の噂まで出ています。

何となく、記者会見でアルテタは公の場を通してナイルズを慰留しているような雰囲気があったので、元々アルテタとしては残したかったが、ナイルズ本人が思案しており、資金捻出が必要なクラブとしても選手が希望するなら引き留められない、という事情だったのではないでしょうか。

もちろん今後高額のオファーを出してくるクラブがあればどうなるかはわかりませんが、現時点では放出の可能性はそこまで高くなさそうです。

マルティネス: 30%

ナイルズと同じく、一時期20m£という移籍金が設定され、選手自身も移籍するつもりだという報道が出ていたマルティネスですが、こちらも一転レノと正GKを争うつもりで、アーセナルも契約延長をオファーするのではないか、という話が出ています。

アストン・ヴィラから10m£程度のオファーが届いたようですが、10m£でマルティネスを売却し、例えば8m£で第二GKを獲得してくる、では何をやっているのかわからないので、本人が残留する気になってくれたのであればアーセナルにとっては非常に大きいですね。

ただ、こちらはまだ予断を許さないと思います。

ベジェリン: 15%

ベジェリンに関しては特に続報はなく、相変わらずPSGが興味を示しているようだ、という噂位はちらほら出ていますが、具体的な話などは別に進展していないようです。

現時点で放出の可能性はかなり低そうに思えますが、一つだけ気にかかるとすればナイルズが一転残留する可能性が出てきたことで、そうなると、一応右サイドバックは3人いますので、もしかすると高額のオファーが舞い込めば売却の可能性も・・・?といったところでしょうか。

ソクラティス: 70% (↑20%)

前回ナポリとローマが興味を示しており、ナポリは契約解除を望んでいる、とお伝えしましたが、どうやら4.5m€程度の移籍金で交渉されているようです。

これは大した額ではないものの、現給与が高いこと、32歳という年齢、アーセナルでの出場機会のなさを考えると、まあ現実的に考えればこんなもの(例えば、実績抜群のルイスの移籍金でも8m€強でした)、売却先があるだけでもありがたい、といったところではないでしょうか。

コラシナツ: 40% (↑10%)

ソクラティスと同じく移籍の可能性が高まっている雰囲気があるのがコラシナツで、シャルケからの興味が継続しているのと共に、イタリア方面からも触手を伸ばしているクラブがあるようです。

シャルケに関しては、ファブリツィオ・ロマーノ氏が交渉中なのは事実だといっていましたので、本人の給与の折り合いがつけば実現する可能性はかなりあるのではないでしょうか。

ホールディング: 50%

明らかにCBの数が多く、誰が売却されるか、という状況ですが、ホールディングはニューカッスルへのローン移籍の可能性が高まっている模様です。

ローンというのは少し意外ではありますが、この夏の資金捻出にはならない、という点だけを除けばアーセナル目線では筋は通っています。

まだ契約は3年残っていますので、もし売却するとなっても来夏でも間に合いますし、ニューカッスルでの活躍次第では来季ファーストチームへの復帰も考えられますし、逆に売却するとなっても、ある程度プレミアリーグのクラブで出場機会を得た後であれば、移籍金も上がることが予想されます。

エジル: 10%

本日でアーセナルに移籍してから七年となるエジルですが、クラブ側は放出を望んでいるものの、あまりに給与が高額すぎ、また本人も移籍を望んでいないため移籍は不可能ではないか、というのが既定路線でした。

しかしここに来て、テレグラフ紙がカタールとサウジアラビアの2クラブがエジルの給与を支払うつもりがあり、興味を示していると報じています。

ただし、選手本人は今ロンドンを離れることは考えていない、とも合わせて報じられているので、まだわかりませんが、週給35万£という莫大な週給を浮かすことが出来ればアーセナルにとって給与の管理が非常に楽になりますが、どうなるでしょうか。

トレイラ・ラカゼット・チェンバース: 進展なし

チェンバースは一瞬フラムへの移籍が報じられ、トレイラとラカゼットもそれぞれフィオレンティーナなどイタリア方面、ラカゼットはアトレティコからのふわっとした興味が報じられている以外は現時点では特に何か進んでいる気配はありません。

セバージョスのローン延長とガブリエル獲得はほぼ確定といっても良さそうなので、ここにウィリアンを合せて、これでアーセナルの夏のノルマというか予算額の限界付近に達しているような気がするので、ここからは放出と獲得をうまくバランスをとりながら狙っていく、という形になるのではないでしょうか。

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Posted by gern3137