アーセナルがウィリアム・サリバとコンビを組ませるべきお買い得CB4選
アーセナルのCBを巡るシチュエーションはとんでもなく散らかっている。彼らは8人のCBを抱えているにもかかわらず、素質不足と怪我のおかげでまだCBを探しているのだ。
ウィリアム・サリバが加わるのは朗報だが、それですべてが解決するわけではない。ここ何年も、ウパメカノはアーセナルにとっての夢の獲得だったが、アーセナルの経営状態を見るに、彼の獲得を行える資金があるようには思えない。
アーセナルがサリバのパートナーとして求めるCBにはいくつかの条件がある。まず将来を支えるという観点から見てあまり年が行っている選手はだめだ。27歳あたりが限度だろう。そして、移籍金が安い必要がある。サリバに支払った額と変わらない程度、25m£程度が今のアーセナルに出せる限界ではないだろうか。恐らくこの額ですらもアーセナルは抱えているCBを売却してねん出する必要があるだろう。
そして、恐らくアーセナルは左利きのCBを探しているはずだ。現在のアーセナルの8人のCBのうち左利きなのはパブロ・マリだけだが、彼がアーセナルの将来を支えるCBなのかは疑問が残る。
これらの条件を満たす、我々がピックアップしたCBを見ていこうと思う。
マリオ・エルモソ
25歳のエルモソは、昨夏22m£でアトレティコに移籍したばかりだが、シメオネの4番手のCBにしかなれず、同規模のオファーがあればクラブは移籍を許可するだろうと報じられている。 インテルが興味を示しているようだ。
彼がまだ22歳でエスパニョールでプレイしていた時期にアーセナルの興味が報じられていたが、この3年間、彼はそのクオリティを示し続けている。
エルモソは非常に忍耐強く、落ち着きがある。彼は果敢にタックルに行くことはせず、相手を追いかけ続け、完ぺきに動きを読み切って見せる。
守備時に少し腕を使いすぎてしまいイエローカードをもらうことが多いのが欠点だが、体は強く、身長はそこそこながら空中戦も悪くない。
恐らく彼の一番の強みはボール保持時の能力で、これはミケル・アルテタも好む素質だろう。素晴らしいスキルを持ち、パスレンジは非常に広い。その落ち着きも合わさって、パブロ・マリとコラシナツの上位互換になることは間違いないだろう。
トップスピードはあまりなく、またもう少しボールに向かっていくべきのような気もするが20m£程度で獲得できるのであれば、その価値のあるギャンブルになるだろう。
マルティン・ヒンターエッガー
ここで彼の名前が挙がるのを奇妙に思う人もいるかもしれない。なぜならヒンターエッガーはトップレベルのチームでプレイする選手ではなく、新聞の見出しに名前が躍ることもほとんどないからだ。
ブンデスリーガはこのオーストリア人CBを今季の5人のサクセスストーリーに選んでおり、それも納得がいく。14m£程度の市場価値とされており、今抱えているCBを売却すればアーセナルが捻出できる程度の額だ。
彼はアルテタがCBに求めるであろう多くの素質を備えている。左利きで、4バックでも3バックでも起用にプレイできる。フランクフルトでは3バックの中央が多かったが、ELのアーセナル戦では左CBとしてもプレイしていた。
ヒンターエッガーは背も高く、強く、タックルが非常にうまい。彼はフランクフルトでタックル数、シュートブロック、クリアの全てでチーム一位を記録している。彼は非常にジャンプ力もあり、これはプレミアリーグで大いに役立つだろう。ロングボールの精度も高く、ルイスの負担を和らげる役割も果たせるはずだ。
そして、見逃せないのがセットプレーでの貢献で、彼は今季9ゴールを記録している。これは今季DFとしてはヨーロッパ最多の数字だ。
マラング・サール
この21歳のCBはフリーエージェントだ。ニースとの契約は既に切れており、まだどことも契約していない。フリーで獲得できる21歳の将来有望なCBというだけで獲得する価値はある
サールは一試合平均でタックル1、インターセプトが2、クリア1.3という数字を記録しており、実にソリッドだ。今回のリストの他の選手と同じように彼もまた左利きで、非常にその使い方が上手い。
今季のパス成功率は91%で、これはCBとしては素晴らしい数字だ。ショートパスに限れば93%を成功させており、ロングボールを供給することもできる。サールの最も大きな強みの一つがボールロストが少なくボール配給が上手いことで、これはアーセナルの左側のCBが長らく欠いているものだ。
一か月前からアーセナルのサールへの興味は報じられており、もう獲得はないのではないかという噂もあるが、サール自身が他のクラブと契約するまではまだ何が起こるかわからない。
ガブリエル・マガリャンイス
最近のメディア上を見る限り、ガブリエル・マガリャンイスがウパメカノを上回って今アーセナルファンが獲得を望むCB第一位の座に躍り出たようだ。そして、私がここまで彼のプレイを見る限りでは、それも頷ける。
タイプとしてはガブリエルとウパメカノはよく似ている。彼らは若く、素早く、ポジション戦術面で柔軟で、鬼のように才能がある。
だが、彼らには2つの点で大きな違いがある。一つ目は、ガブリエルは左利きであるという点だ。これが、彼がウパメカノよりもアーセナルに合っていると考える主要な理由だ。
2つ目は、スタイルの違いで、ウパメカノはどちらかというと冷静に試合を見守るタイプなのに対し、ガブリエルはファイトを怠らず、熱くプレイする選手だ。このような選手はサリバのパートナーに最適ではないだろうか。
だからと言って彼は別に警告を受けやすいというわけでもなく、今季リーグ戦で3枚しかイエローカードをもらっていない。また、平均パス成功率は95%というとんでもない数字を誇っている。このような選手がウパメカノよりも20-25m£安いのであれば、ためらう理由はない。
非常に珍しいことだが、ガブリエル・マガリャンイスの獲得に目立った懸念点は一つも見当たらない。また、選手自身もプレミアリーグでのプレイに興味を示しているようだ。
手遅れになる前にアーセナルは彼と契約してしまうべきだ。
とはいえ、もちろん他の三人の選手も有能なCBであり、彼らのうちの土の選手を獲得しても、アーセナルで違いを見せてくれることだろう。
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