シティ戦でアルテタが採用する可能性のある3つの策
水曜日にプレミアリーグが再開され、アーセナルはマンチェスターでシティと激突する。シティが近年の英国サッカー界で最強と言ってもいいチームだということを考えると非常に難しい再開一試合目となるが、アルテタはペップの下シティでコーチを務めた経験がある。
アーセナルでもすでに戦術面で融通が利く監督だということを示しており、何か2つ3つ戦術的な策を隠し持っているかもしれない。
今回は、どのような方法でアルテタがシティを迎え撃つ可能性があるかを分析していこう。
メスト・エジルをメンバーから外す
これまでのところ、エジルは常にアルテタのプランの中心に居り、トップ下で先発することが多い。
アシストという意味では物足りないものの、彼のパフォーマンスはエメリ時代よりはるかに良くなっている。新契約を結んで以来最高の時期といってもいいかもしれない。
しかし、彼は今のアーセナルのチームにおいてユニークな選手だが、それでも、マンシティ戦にはそぐわないかもしれない。
何故なら、恐らくアーセナルはシティ戦でボールを追いかける展開が予想されるからだ。中盤は多くのスペースをカバーし、相手のランナーを追いかけ、正しいタイミングでプレスをかけ続けなくてはならないだろう。
また、シティ相手に恐らくガナーズは素早いカウンターを繰り出す必要がある。これは、エジルの創造性が十分に生きる試合展開とは言えないだろう。
彼はどちらかというとプレイをゆっくりと落ち着かせる傾向があるし、守備も万全とは言えない。ボールを十分に触れないと、試合から消えてしまうこともしばしばだ。
もしかすると、アルテタは今回の試合で彼のスタークリエイターを先発から外す決断を下すかもしれない。
ツートップ
アーセナルが現在の英国サッカーシーンを席巻するもう一つのチームであるリバプールとプレイした際には、当時の監督であったウナイ・エメリは4-4-2を採用し、ダイヤモンドの前にオーバメヤンとペペを置くという布陣を敷いた。
狙いは、レッズがラインを上げたところを残ったCB二人をペペとオーバで狙う、というものだった。
彼ら二人のスピードとドリブルでカウンターを行い、ファイナルサードで問題を引き起こす、という作戦は、もしもう少しシュート精度が高ければ成功したかもしれない。
アルテタがシステムを劇的に変更する可能性は高くないように思われるし、恐らく4-2-3-1あるいは4-3-3を採用するのではないかと思うが、同時に彼はチーム内の選手の役割を柔軟にいじることを厭わない監督だ。
もしかすると、今回に限り2トップを採用する可能性もなくはない。
例えば、スタート位置は4-2-3-1だが、オーバメヤンが左から入ってラカゼットとツートップになるという形は十分に考えられる。
より守備力のあるマルティネッリあるいはネルソンを右の少し低い目の位置に置き、そのまま中盤を左にスライドさせてオーバメヤンが上がったところをカバーさせるという方法だ。
シティはそこまで守備が万全とは言えず、オーバメヤンの線のような選手には苦戦するだろう。オーバメヤンあるいはペペを最も活用できる方法を見つけ出すことが、シティ戦のカギとなるはずだ。
果敢なハイプレス
グアルディオラのシティはここまでのところ世界のどのチームを相手にしても試合を支配してきたが、唯一彼らを攻略したのがクロップのリバプールだ。
何度もリバプールはシティを打ち破っている。
そのカギが、リバプールの採用するハイプレスだ。多くのチームがシティにボールを私自陣に引きこもってしまう。もちろんこのやり方で勝利を収めたチームもあるが、それにはシティが多くのチャンスを外してくれる必要がある。
自分たちがゴールを決め、かつシティが外すというある程度の運が必要になってくる。
継続してシティを攻略できているのはリバプールのみだが、彼らはシティの深い位置でのボール配給を止めるために前線からプレスをかける。
シティがポゼッションを支配しゆったりと試合を進めることを阻むのだ。前線から攻め立てることでシティの隙に付け込むことが出来る。
アーセナルにそのようなサッカーが可能な選手がそろっているかどうかは不透明だが、ここまでのところ、アルテタはチームにハイプレスを植え付けようとしてきた。この試合でも採用する可能性は大いにあるだろう。
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思いっきりよそのブログと被っちゃってるよ lol.
ちゃんと、海外記事と断ってますが・・・