【日本一詳しい?】エインズリー・メイトランド=ナイルズ【アーセナル選手名鑑12】
ナイルズのプロフィール
名前: エインズリー・メイトランド=ナイルズ
年齢: 22
国籍: イングランド
トップチーム昇格: 本格的には2017/18
ナイルズの長所・魅力
・ユース卒の有望タレント
・ポジション面での多様性
・お母さんがモンスターペアレントでアーセナルに殴り込みに来たことがある
・図太そう
ナイルズの特徴・プレースタイル
アーセナルあるある、ユースの期待の星とされている選手が少し停滞している間に謎の若手がスタメン奪取、のパターンで、長らくユースアカデミーのスタープレイヤーとされていたネルソンがなかなか上がってこないでいる間に気づけばナイルズの方が先にトップチームに昇格、ファーストチームのレギュラーとなっていた。
(ほかのパターンとしてはプレシーズンでむちゃくちゃ輝いたジェフの台頭を待っていたら急に出てきたイウォビなど。)
本職がどこなのか全く定かではなく、ユース時代はウイングとしてもプレイしていたようだが、一応基本は中盤という触れ込みだった。
だが、アーセナルのサイドバック事情が苦しかったこともあって、ここまでは左右両サイドバックで使われることが基本的に多い。
その身体能力やスキルセット的にボックストゥボックス型のMFか、サイドバックのどちらかだとは思うのだが、本人すらも中盤が本職と言ったり、ウイングがやりたいといったり、大絶賛迷走中である。
ポジションが全く定まらず便利屋以上の存在になれないのはかつてのチェンバレンを彷彿とさせるし、自分でも言ってることが二転三転するのはかつてのウォルコットっぽい。
ただ正直、中盤やウイングで良いプレイを見せているところをほとんど見たことがなく、ここまで一番可能性を感じさせたのはサイドバックだと思う。
特に、アルテタ就任直後は中盤寄りのサイドバック、という素質を活かし、偽右サイドバックが大はまり、このままベジェリンを押しのけてスタメンもあるのでは!?と思わせたが、なぜか今では右サイドバックの序列はベジェリンどころか本職ではないソクラティスよりも下、というほとんど構想外といってもいい状況になってしまっている。
冬にセドリック・ソアレスをアーセナルが獲得したことからもわかる通り、どうやら全く右サイドバックとしてカウントされていないようだ。
アルテタが公の場で練習態度に対して疑問を呈するコメントを発表していたので、恐らく能力面ではなく態度面の問題なのだろう。
まあ金のネックレスを付けて試合に出場しようとしたり、母親がアーセナルに殴り込みをかけてきたりという事件もあったりと、いろいろ波乱もあったが、彼の今後はどうなるのだろう。
セバージョスのように、いったんメンバーを外れても態度を改め復帰、というパターンもあるのでわからないが、正直アルテタの元でのナイルズには非常に期待していただけに移籍となってしまえば非常に残念ではある。
ただ、シニカルな見方をすれば、まだ22歳でイングランド人なのでホームグロウン、かつここまでアーセナルでの試合数もかなり多いので、今のアーセナルで売却する余裕がある選手の中では、移籍金はトップクラスの値札が付きそうではある。
ディスカッション
コメント一覧
ローンでイプスウィッチいたときはセントラルMFまたはサイドMFとかでのプレー見たことあります。
そのときからフィジカル面の優秀さが顕著でした
反面テクニックで唸るほどのものはあんまり感じたことなく、
正直今のアルテタ下でのサイドDFは天職な気がしますがどうなんでしょうか?
僕もそう思いますが、どうやらアルテタは姿勢的な面で疑問を抱いているようですね・・・
ナイルズは何年も前から常に憂鬱そうで、その理由は今に至るまでわからない。大人になれないのか、別の原因があるのか。どこの高校にもいるタイプだが、日本ではたいてい20歳前にはおさまる。もういなくなった選手だが、ウエルベックが成功できなかったことも私にはよく分からない。勿論チェンバレンも。アーセナルでさえ解決できないことなのか。それともアーセナルだから…なのか。今中断してる時期だからこそ、この問題を調べるべきと思います。