【日本一詳しい?】アーセナル選手名鑑6 ソクラティス・パパスタソプーロス
ソクラティスのプロフィール
名前: ソクラティス・パパスタソプーロス
国籍: ギリシャ
年齢: 31
身長: 186cm
アーセナル加入: 2018
豆知識: 実は2010/11シーズンにACミランでプレイしており、ネスタ、チアゴ・シウヴァの控えとしてガットゥーゾ、ピルロ、セードルフの後ろでプレイする(しかも前線にはイブラヒモビッチ)というとんでもなく豪華な経験をしている
ソクラティスの長所・魅力
・経験豊富なベテラン
・気迫が凄い
・昔懐かしいタイプの古き良きCB
・足は遅くはない
・常に哀愁の漂う顔をしている
ソクラティスの特徴・プレースタイル
ムスタフィを加えても安定しなかったアーセナルの守備に安定をもたらすため、当時のスカウト長ミスリンタートの呼びかけ(恐らく)に応え、アーセナルに加入。
チームを劇的に変えるような派手さはないものの、守備第一、という感じの昔ながらのCBで、ドルトムントでリーグ優勝を経験するなど経験も豊富なベテラン。
アーセナルのチーム全体が崩壊気味だったこともあって、そこまで目立った活躍はできていないが、まあ15M程度といわれる移籍金を考えればまあまずまずといえるのではないだろうか。まだわからないが、この夏に残り契約1年となるので移籍が濃厚となっており、本人もその旨をコメントしている。
仮にソクラティスが5M程度で売却されたとすれば差し引き10Mなので、2年アーセナルの守備を引き締めてくれたことを考えると十分だろう。
スタイルとしては肉弾戦に強く、空中戦も悪くない、風貌と体格のため足が遅いと思われがちであるが、そういうわけでもなく、1対1の対人も苦手ではない。
圧倒的な強さを誇る何かがあるわけではないが、守備に関しては高いレベルでバランスが取れたCBだといえる。
また、泥臭くダーティなプレイもお手の物で、フィジカルモンスターや曲者が多く揃うプレミアリーグのFW相手でも、舐められたり、軽んじられたりということはないので、そういう意味では存在感はある。
一方で特に昨季はイエローカードも多く、累積警告で何試合も欠場していた。時折ファウルギリギリ、というかイングランドではなければ間違いなくファウル、というようなプレイをペナルティエリア内で見せたりして『誰か!ソクラティスに!VARのこと!教えてあげて!』と何度かTVに向かって叫びたくなることも。
最近はボール扱いがあまりうまくないことが足かせとなってスタメンを外れることが増えたかと思いきやなぜかベジェリンの控えとして右サイドバックでプレイしたりとなかなかカオスなシーズンを送っている。
アーセナルファンの間での評価はそこまで高くないが、こういった昔ながらの『ロングボールを跳ね返して相手FWをぶっ飛ばすのがCBの仕事』と言わんばかりのタイプのDFはアーセナルでは非常にレアなタイプで、個人的には新鮮味があって好きだった。
いつも飼い主と散歩に出かけようとした途端に土砂降りになってしまった時の子犬みたいな悲し気な表情をしている気がする。
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